尾瀬の花  風景・地勢案内 
コース案内総目次 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


湿原03:尾瀬ヶ原 上田代(かみたしろ)


尾瀬ヶ原:上田代
上田代の全域は雪の下。遠くに燧ヶ岳と牛首山。  (5月10日) 草紅葉の頃、上田代には虎の縦縞模様が現れます  (10月下旬)
山ノ鼻から進んで最初の池塘には周遊路があり、近づけます 尾瀬ヶ原では晴れた朝には霧がよく出ます。正面:燧ヶ岳、右:牛首山
上田代の池塘脇にはカキツバタがよく見られます 上田代の大池塘から見た燧ヶ岳。拠水林の先は中田代
上田代という漢字を書く湿原は尾瀬に2ヶ所あり、1ヶ所はここ尾瀬ヶ原にあり、「かみたしろ」と呼びます。もう1ヶ所は燧ヶ岳の反対側:燧裏林道にあり、「うわたしろ」と呼びます。

尾瀬ヶ原の上田代には多くの池塘があり、2ヶ所の池塘への分岐路があり、ベンチ&テラスも設置されているので、休憩・撮影ポイントとなっています。

広い湿原・数多くの池塘、その間を曲がりくねった平坦な木道が通り、シラカバもアチコチに生えていて、燧ヶ岳・至仏山が遠くに見える風景、尾瀬に行ったことがない人が思い浮かべる尾瀬の風景は、この上田代の風景です。

上田代はミズゴケの層が厚い高層湿原が大半ですからミズバショウは殆どないものの、高層湿原高山植物の大半と、尾瀬特有の植物、オゼコウホネナガバノモウセンゴケなども、尾瀬有数の景勝地:上田代の大池塘の中と手前に生えています。

ベストシーズンは、7月中旬〜8月中旬と、9月下旬〜10月初旬です。


上田代には多くのベンチがありますが、公衆トイレ・水場はありません。