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尾瀬の花図鑑 | 尾瀬と花 | 尾瀬自然保護ネットワーク |
標準和名 | 科・属名 | 漢字表記 | ||
オゼコウホネ | スイレン科 コウホネ属 | 尾瀬河骨 | ||
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尾瀬と山形県月山、北海道の猿払原野の池塘にのみ分布する極めて珍しい多年生の水草で、花もきれいである。 コウホネ(河骨)とは、根茎が白骨のように見えることから、河骨(コウホネ)と呼ばれるようになった。オゼコウホネと普通のコウホネとは花びらのような萼は黄色で同じですが、中心にある柱頭盤が紅色がオゼコウホネ、萼と同じ黄色が普通のコウホネです。
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オゼコウホネとの名があって、尾瀬は多い植物に感じられますが実際は、なかなか簡単には見られません。尾瀬の浅い池塘にはヒツジグサが生え、オゼコウホネの育つ池塘は深く、木道からはなかなか見られないのです。 確実に見られるのは、山ノ鼻の研究見本園の池(人工池塘?)でグルリと一周できる周遊路が設けてあるので、ジックリと観察できます。 尾瀬ヶ原:上田代の大池塘の牛首側、大池塘とは木道を挟んだ反対側の池塘、牛首に向かって直ぐ先の左側の池塘などでも見られますが、中田代・下田代・尾瀬沼沿岸・燧裏林道の幾つもの池塘にはオゼコウホネは木道から見つけられません。 |