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ぬまづ通信 15号 |
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客船「飛鳥」の初体験 娘夫婦が横浜のお母さんと沼津のお母さんを「飛鳥」のワンナイトクルーズへご招待しますと言ってくれました。神戸港から乗船です。二人は新婚旅行を飛鳥で過ごしてからすっかり飛鳥のフアンになったようで今回三度目です。慣れない私達二人は手続きも船内の施設の利用も安心して任せっぱなしでした。 お天気は十月末なのに日中は半袖で良いほどの気候で広いデッキで孫と追いかけっこをしたり船内を歩いた後でお茶やケーキを頂いたり、瀬戸大橋をバックに写真を撮ったり、お話しをしたり、大きなお風呂に海を見ながら入ったりと時間を忘れて楽しみました。 夕食は若夫婦がゆっくりできるようにと「ババチャン」二人が孫と、歌ったり踊ったりしてベビーシッターの大役を果たし、その後、私達も少しおしゃれをしてテーブルに着き同席した方とも会話がはずみ楽しいひと時を過ごしました。 夜空いっぱいの星を久しぶりに見て感動し、翌朝はきれいな日の出を見る事も出来ました。 思ってもいなかった初体験に私達は二人に感謝し帰宅しました。 ![]() ![]() ![]() |
「終わってホットしています。」 「沖縄料理とインド料理を楽しむ会」が無事終わりました。 前日は料理を作るお手伝いをしながら会場のセッティングと食器類の数を確認してそれを洗う作業に一日かかり、当日は、朝早くから厨房に入りました。 料理の説明や沖縄三線、沖縄舞踊、インド舞踊の進行に合わせて「豚の角煮」や「ソーキそば」は温かい内に「マンゴーヨーグルト」は冷たいままにとボランティアの人達は大忙しでした。 最後は、第一回公演と同じ様に「ふるさと」を歌い終了です。 気になったお料理ですが、反省会で料理の量が多かったと報告がありました。 盛り付けにもう一工夫できたら良かったのですが・・ 会場と厨房、食器類全部を貸して下さったお寺さんに皆で感謝、感謝です。 ![]() 最後に皆で「ふるさと」を歌いました。 |
「恥じかきの柿」の話 実家に何本か柿の木があります。 結婚する前のことですが・・・・・ グループ交際で(今で言う合コン?)違う職場の人達と紅葉のきれいな天城山へハイキングに出かけました。 まだ、ただのお友達だった主人も一緒でした。 大きく、そして、色の良い柿を裏の木から選んで三、四個持って出かけたのです。 もみじがきれいで道々おしゃべりをしながら歌いながら山頂の八丁ガ池へ行ったように記憶しています。 お弁当を広げながら柿を少し自慢げに出したところ小林君(名前をしっかり覚えています。)が「柿?持ってきたから食べて。」と出した沢山の、その立派なこと、私は自分の柿を急いで仕舞ってしまいました。 帰ってから「恥ずかしかった。」と両親に話し、それ以来、柿の季節になると「恥じをかいた柿」の話が出ます。 後で聞いたのですが小林君の家は、柿を市場に出荷していたようす。(立派なはずです。) ただのお友達だった主人に結婚後話したところ「もみじがきれいだったことしか覚えていない。」とのこと、ずーっと私は、恥じをかいたと思って過していたのに。 あれから三十数年過ぎ年取った「恥じかきの柿の木」は今年も頑張って実をつけました |
1999.11.10発行 |