Linux版 Netscape 6 の 日本語表示／入力設定

本ページでは、Linux版 Netscape (Mozilla)インターナショナル版 を待てない方 のために、Windows版と大差ない使用感を得るための簡単な日本語化パッケージを提供 します。

• ※2000年5月18日辺り、記憶に留めるに値する Linuxerにとっては記念すべき日かも知れません。
  何と初めて本家 Netscape Communications inc.(AOLかな?)から Linux日本語版 Netscape6 Preview Release1 が に載っています。
  　動きは本ページで日本語化した Netscape6 と違っていて、初回起動時に Profile設定画面が 現れません。また(良く解りませんが)、起動の都度もれなくエラーウィンドウが開きます。
• ※以下に御紹介する方法は、当然無保証です。 また、今後 Netscape Navigator がバージョンアップされれば不要になる可能性 もあります、その点は十分御理解のうえお楽しみ下さい。
• ※ Communicator4.xの日本語化 または、Netscape3.0xの日本語化 に付いては旧版を御覧下さい。
• なによりも Linux英語版 Mozilla 開発元の Netscape Communications inc. への感謝を忘れないようにいたしましょう...
• 次期Mozilla-5.0 のソースコード公開が Mozilla.org で '98-03-31から 開始されています。
  PC-UNIXで、より完全な日本語化を進めたい有志を結集しようと mozilla-ja-ML を立ち上げました。
  
  　　MLに参加して積極的に日本語化を進めてみたいという有志は、
  　subscribe "あなたのお名前"
  　　とだけ本文に書いたメールを"mozilla-ctl@linet.gr.jp"宛てに送ってください。
  　　すると間もなく"mozilla-admin@linet.gr.jp"から
  　Subscribe confirmation request (mozilla ML)
  　　というサブジェクトメールが確認のため配送されてきますので、 Reply頂けば参加することができます。
  
  を試したい方は Mozilla日本語パックのぺーじを参照下さい。
  　なを、UNIXに限らず WindowsやMacも含めた日本語で議論できるMLも存在しています。

Netscape6を日本語化 表示する

• Netscape6本体(netscape-v600pr1.x86-unknown-linux2.2.tar.gzなど) をNetscapeのダウンロードサイトまたはmirrorサイトよりgetし、 /usr/local/ディレクトリで展開してください。
  

  # cd /usr/local ;pwd [Enter]
  /usr/local
  # tar zxfv netscape-v600pr1.x86-unknown-linux2.2.tar.gz [Enter]

• 展開後、/usr/local/netscape6/ディレクトリにリンクを張ります。
  

  # ln -fs package netscape6 [Enter]
  

• /usr/local/netscape6に移動後、./netscape で英語版Netscape6が起動します。
  

• 日本語化パッケージをダウンロードし、/usr/local/netscape6で解凍して下さい。
  

  Netscape6 Release Version	Japanize Package
  	やっつけ仕事 (2000.04.13 人柱版 728623byte)

  # pwd [Enter]
  /usr/local/netscape6
  # mv chrome chrome-C [Enter]
  # mv defaults defaults-C [Enter]
  # tar zxfv Netscape6-lang-ja-JP-chrome.tar.gz [Enter]
  chrome/
  chrome/related/
  chrome/related/content/
  chrome/related/content/default/
  chrome/related/content/default/related-panel.js
  chrome/related/content/default/related-panel.xul
  chrome/related/locale/
  chrome/related/locale/chrome.rdf
  chrome/related/locale/ja-JP/
  chrome/related/locale/ja-JP/related-panel.dtd
  ...snip...
  chrome/aim/locale/ja-JP/migWiz0_0_0.dtd
  chrome/aim/locale/ja-JP/BuddyAddBuddyOverlay.dtd
  chrome/aim/locale/ja-JP/IMSidebar-rdf.dtd
  chrome/aim/locale/ja-JP/findAFriendWizard.dtd
  chrome/aim/locale/ja-JP/findAFriend3_1.dtd
  chrome/aim/locale/chrome.rdf
  # _

• /usr/local/netscape6/Netscape6.shを実行すれば、 日本語化されたNetscape6が起動するはずです。
  
  • 最初の起動時にプロファイル設定画面が現れます。
  • メールユーザ名をプロファイル名とするのが使いやすいと思います。
  • プロファイル設定を「完了」するとNetscape6の説明画面が現れます。
  起動はシェルを用意し/usr/local/bin/netscape6などとして使用すると良いと思います。
  

  # chmod +x /usr/local/netscape6/Netscape6.sh [Enter]
  # ln -s /usr/local/netscape6/Netscape6.sh /usr/local/bin/netscape6 [Enter]
  

日本語の入力について

• kinput2が起動していれば問題なく日本語入力が可能な事を確認しています。

  私が確認しているのは kinput2-canna 及び kinput2x(ATOK12SE) です。
  xwnmo(或は Wnn) に関しては 本間さん のページが参考になるやも知れません。

• On-The-Spot & ic-per-shell をデフォルトに

  Communicator-4.x と比べて特に嬉しいのは、一度日本語モードに設定すれば ずっと日本語入力状態を保持してくれる事です。これは UNIX(X11) ではウィンドウ 毎に[Shift]+[space]して[ あ ] とするのが常識なのに比べて、画期的ではない でしょうか?
  つまり Webページでは FORM等を移動する都度 [Shift]+[Space] する必要が ありません...そんなのWindowsでは常識ですよね、でもUNIXでは非常識だった...:-)

  この機能は、 片貝@SUNさん が実装してくれたものです...日本のハッカーも捨てたもんぢゃ ありません...Mozillaプロジェクトに参加しましょう...;-)
  ※ 片貝さん のリンク先は XML です。Netscape6 or Mozilla-M14以降で見ましょう

注意点

• 本ページの内容は、Plamo-2.0β3(glibc-2.1.2 +NLS研patch) 及び kondara MNU/Linux-1.1(glibc-2.1.3 +Kondara pach) で動作検証しています。 glibc-2.2(未発表)で問題無く日本語を扱えるようになる見込みですが、 現在主流となっている殆んどのディストリビューションでの動作確認は 行って居ません。本資料の内容は未保証である事を改めてお断りいたします。

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