2000年12月2日(土)
福岡 DRUM LOGOS


●セットリスト

  1. 女を捜せ
  2. ダブルバーガー
  3. ドラキュラ
  4. MP
  5. 地球独楽
  6. セックスサファリ問題OK
  7. インソムニア
  8. 神々のチェス
  9. ORANGE MECHANIC SUICIDE
  10. 愛の薬
  11. 殺し
  12. ショウマン
  13. 液状チョコレート
  14. 大車輪
  15. Kick Out The Jams (MC5 のカヴァー)
  16. Hum a Tune
  17. ハニーフラッシュ
  18. ティラノサウルス
  19. アポトーシス
  20. 地球独楽リプライズ
  21. R&R
    <アンコール>
  22. BODY FRESHER
  23. 夜をぶっとばせ
    <特別アンコール>
  24. 夢を見る人


CDJ−YAMAGUCHIさん:
前方後列左寄り

12月2日の福岡 ドラムロゴスのライヴレポートを報告したいと思います。私自身、今年のツアーは、念願だった東京でのライヴ11月17日の赤坂ブリッツを見たのでそれと比較してのレポートにしたいと思います。

ロゴスでのライヴこれは、もう凄すぎました。演る側も凄いテンションでしたが、客のリアクション空気感がとても素晴らしく、バンド側をのせ、それが迫力ある演奏になって客側に戻ってくるといったいい状態でした。

それでは、その内容ですが。

*セットリストは、ブリッツと同じ

(1) 演奏する前会場内で流れるBGMが、やや小さめにブルースの曲がかかっていた。ロゴスは、会場内がアルコール、タバコOKなので場末の酒場みたいな感じか?
 そこに約700人ぐらいの人達がいる。(ブリッツでは、ミニマル風テクノっぽい曲) これは、それぞれの会場で違うのだろうか?

(2) 田島氏登場で曲が始まると、会場内異常なテンションに。この日の田島氏 終始ご機嫌。
矢沢ばりにマイクスタンドを操るし、にこやかな雰囲気。とにかくアクションが激しすぎる。

(3)「セックスサファリ」の時、恒例の「〜あたりサファリ」の所は、北九州と言おうとして、はずし親不孝と言い直していた。(ちなみにロゴスは親不孝通りにあり、会場近くは、ハニーフラッシュな女性やセックスサファリな男がうろうろしている街)

(4)「ショウマン」の時、超レアなシーンがありました。田島氏ピアノの所に座り、演奏する前「私は、ピアノを初めて3年になります。三十路を過ぎてやり始め、最初はこれから練習しました」と言い、なんと田島氏はジョンレノンの「イマジン」のイントロを弾き始める。この時凄い歓声!!!!!!
「次にこれを練習しました」と言い「レットイットビー」をおぼろげに弾く。凄い歓声と大爆笑!!!!!!!!!!!!
これで、いかに田島氏のっていたかわかるでしょ。上記のやりとりの中で小暮氏が失笑し、「チェ」と舌打ちし、それが直接 聞こえるぐらいの距離で見てました。

(5) 中盤から後半へまた徐々に盛上がっていき「Hum a Tune」は、途中コールアンドレスポンスがあるが、この日2回ありました。最後エンディングに向かう途中急に、田島氏「クールダウン!」と叫ぶ、小暮氏を見ると「エー」という戸惑った顔をしていたので多分アドリブだろう。ここからコールアンドレスポンスになり、また、「不意に飛び立つ鳥」ともっていって大盛り上がりの「Hum a Tune」のエンディングへ。

(6) 後半戦飛ばしに飛ばして本編終了。当然アンコールへ。会場内 男性客が多かったせか、かなり気合の入ったコール! 普通この状況 客は前方を向いているのだが、客は、ステージと反対の方向(つまり後ろ)を見上げる。会場は一階だが、バックステージが、三階にあり、そこにいく通路(スロープ)がなんと見えるのだ!!! コールが5分ぐらい続いき、メンバーがそのスロープに現れる。凄い大歓声! そこから客からは、見えない階段降りる時、もうステージにくると分かっているものだから、会場内興奮状態。メンバ−現れ、田島氏ピースのポーズ連発!そこから怒涛の「ボディフレッシャー」へ「夜をぶっとばせ」では、客全員がいっしょに唄う。みんなよく覚えてるなと思いつつ、自分も唄う。


(7) 1回目のアンコール終了。再び客全員、後方3Fを見ながらコール。すると田島氏現われ、3Fスロープにて派手なリアクション。2回目のアンコール「夢を見る人」を演奏。この日ナント弾き語りのこの曲で手拍子が鳴り止まない。始め、どういうことなんやと思ったがこの日のライブの内容であれば全然OK。田島氏客にマイクを向け、唄わせるようなしぐさも。こんなのりのりの弾き語り「夢を見る人」なんて見たことがない。田島氏少し涙ぐんでいるようにも見えた。

全体的にバンド側の演奏も良かったが、客のリアクションがいいとこんなにいいライヴになるとは。「OL」のライヴ見て10年になりますが、この日のライヴは、自分の中のベスト3に入ります。この日の観客の皆様に心から感謝したいし、次回もお願いしますといった感じです。

また、音の方言えば、ブリッツ同様、途中小暮氏のギターの音が大きすぎたり松本氏のSAXの音がボーカルにかぶってしまったという難はありましたが。

また、余計なことかもしれませんが、11月17日は、少し会場内が、クールだった気がするので、12月21日は、もっといいライヴにして下さい。

Kakiuchiさん:
2列目中央

ヤマグチさんのレポートがかなり的を射たものなので私なりの感想を。
(↑よく憶えてるなーって感心させられました。)

★今まで観たライブの中でいちばんよく喋っていた!
 3日より圧倒的に2日の方がよく喋っていたが。
 でも相変わらず「えっとー、えーっとー・・・」が多い。(笑)

★笑顔!!!今まで観たライブの中でいちばんよく笑ってた!
 とにかく楽しそう、の一言。

★逆に客とのスキンシップ的?挑発??はいつもより少なかったような気もする。ステージの広さの関係からか中央より右側の前方の客とは手を伸ばし時々スキンシップが見られたが、左側にはあまり行かなかった。

★2日はL?K?Oの「福岡元気ー!?福岡元気ー!?」というコールが聴けたが、3日はなし。

いつもより時間も長かったし、曲数も多くてかなり満足。
今まで観たライブのベスト3に私ももちろん入ります。


[2000年冬]
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Page Written by Kiku^o^Sakamaki