1995年12月19日
東京:渋谷公会堂


ほしかわけいこさん

開演30分前、パルコブックセンターにて我孫子には売ってない雑誌に感動する。(田舎者)
その中で『SWITCH』第2号購入。
中には「WAY DOWN TO THE SOUTH〜田島貴男、そして南部へ」の連載があったのです。2、3回目のは買えたけど、1回目のは売ってなかった。

それを読みながらダフ屋のおじさんの波をよけ、渋谷公会堂へ。おじさんいわく「これからユーミン行かなきゃなんないから買って

6時になって、中へ入って、席に座ります。
今回、一人で行ったんですけど、(前回、同行した人が『接吻』終った後「もう、帰ろう帰ろう」とうざったかったので)隣の女の子もどうやら一人で来たようで、早速、ブーツからスニーカーに履き変えてました。(準備いい!!)

私は買ったパンフとレコードを見てたんですけど(あと、Tシャツも売ってた)パンフの中身はSWITCHと同じ人の写真と文章だったのでビックリ。同じ場面の別の写真とか載ってて。いいなあ。とくにテープをもって笑ってた顔がいいです。

6時半を少し過ぎて、幕が上がります。
打楽器隊が一列になって、その中にエンジ色のビロードのスーツ着た田島さん。
やっぱり猫背でギターを弾いています。
隣の女の子が話しかけてきます。「やっぱり、かっこいいですよね!!」
私も「生きて動いてますよ!!」全く興奮状態。ちなみに席は一階21列目。

象のタペストリが印度系の怪しさを漂わせて、「ブロンコ」が始まりました。
それから、「ダンス」。「夏着の女達へ」で早速田島ダンス炸裂。
古い曲、やります。のMCの後に「Body Freshder」と続きます。
♪だから、そっこまでっいくよっ で田島さんが指さす度に

「きてぇ!!!」

ここで、新曲。三線(蛇皮線というらしい)をもって「ガンボ〜」
周りは一瞬シーンとして。でも、すぐに立ち直って、一緒にサビを歌い出します。(なんて覚えやすいサビなんでしょう)リズムは例のセカンドラインで、 メロディが沖縄で、歌詞が曲そのまんまでしたね。

その後、「夢を見る人」ときて 新曲「プライマル」。
ああ、田島さんの好きそうなメロディラインだわ……とボーとなるわたし。

「心」
途中でリズムが変化した途端、わーって声がして、皆が踊り出すのですが、そこで背筋がぞくっとしました。

「Midnight Shuffule」
本来はもっとソウルっぽいアレンジですが、今回は違いました。もっと、こう、なんっていうかレゲェの速い感じ。(スカでもなくって、・・語彙力がなくてすみません。)
でも、エッチな感じはオリジナルの方が出てると思ったんだけど。

「フィエスタ」
パン・パンパ・パンパン!手が痛い。この曲辺りから客席とのかけ合いが続きます。

「The Best Day Of My Love」「The Rover」「Jumpin' Jack Jive」
「The Rover」はキューイキューイって音が入ってて、前の子が耳塞いでた。
もう、この辺はレポート出来ません。ほしかわ、キレまくってました。飛びまくってました。吠えまくってました。→年がいも無く。
田島さんもキレまくって(と信じたい!)、吠えまくってました。
## ♪われ、ほんまに(以下失念)

「CHUーーーーー!!」
って言った後、全員に向かって、おおっきな投げキッスをされたら、も、死んじゃうしかないですよねー。
メンバー紹介があって、ここで、田島さん踊りながら幕が一旦降ります。

アンコールでちょっと休憩。隣の女の子はずっと立って拍手状態。
う、若さで負けてしまった。

アンコール。グレー(に見えた)のシャツから、ピンクのシャツに着替えて再び登場。

「Let's Go!」
キーボードのKYONさんが田島さんの紹介をしてましたが、興奮してた私には聞き取れませんでした。

「朝日のあたる道」で、再び、退場。

今度はずっと立ち上がって、拍手してました。隣の子も頑張ってます。なんだか、何時の間にやら、勝手に対抗心&連帯感。

「接吻」
ここで、12/25のNHKホールの宣伝を。
なんでも、この日は特別ヴァージョンだそうで、今回と全然内容が違うそうです。(X'MAS NO HIとかやるのかな? でもわたし、この歌しらないんですけど)
なお、コンサート終了後にチケットを限定販売してました。
「全員、来て下さい」
「ぜったい! いきまーーーーーーーーーす!!!!」(^0^)/

曲が終わって、幕が降りて、照明がつくと同時に、隣の子に頭を下げ、走り出したので、3番目にチケットを手に入れる事が出来ました。

感想ですが、今回はMCが短かったです。
ニューオーリンズの話、ありませんでした。
終わったのも20:45ですし。ちと(いや、かなり)かなしい。

でも、シンプルで、キザでクールで熱いステージがオリジナルラヴには一番向いてるって思います。
その分、田島さんの声やバンドの音に集中出来ますもの。
それだけで、観衆を感動させられますもの。


[1995年]
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Page Written by Kiku^o^Sakaaki