ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第86回 (2000年11月16日放送)


<オープニング>
T「今日は久しぶりにイナズマケイが登場します。」

M-01.ショウマン/オリジナルラヴ

<近況>
 僕のほうはツアーが始まりまして、宇都宮と横浜でのライヴ、あと
大阪のイベントも出てきましたけども。あのーバッチリでしたね。宇
都宮も横浜も凄くいいライヴができて最高でした。もう久しぶりに「
うーんこれはハッピーだなー。100パーセントハッピーだなー」と思え
るような凄いいいライヴができて大変嬉しかった訳ですけども。この
放送が流れる時はもうライヴ終えてると思うんですが次は神戸チキン
ジョージでしてね、時間が空くんでちょっと緊張して気合い入れて頑
張ってライヴやろうと思ってます。

 その間にいろいろと僕がオリジナルラヴ以外でやってる仕事がこう、
例えばヒーコちゃんのシングルがリリースされたりとか、あと中村一
義君のリミックスやったんですけどそれが出たりとか、あとね矢野顕
子さんが一番新しいアルバム『HOME GIRL JOURNEY』で『夢を見る人』
をピアノ弾き語りでカバーしてくれてですね。これがもう素晴らしい
ですね。前コンサートでやって頂いてて僕観に行きましたけど、そん
時もう凄い感動した訳なんですが、今回のアルバムを聴いてホントに
もう迂闊ながら泣きそうになりましたね(笑)ホントに。涙腺緩んじ
ゃってもう、年取ったのか知らないけどね。非常にいいアルバムでし
た。『ジョンの魂』みたいなね。あのシンプルさ、深さ、やさしさっ
ていうか、そういうのに匹敵するかも!と思えるような凄くいいアル
バムでこれはお薦めだなと思いましたけども。その他いろいろなんか
プロデュースとか人の曲書いたりとかそういった事引き続き現在もや
ってましてですね、いろいろ忙しい訳なんですが。

<今週のリコメンド>
 先週レディオヘッドかけましたけども『KID A』というニューアルバ
ムね。また今日もかけますそん中から。これはもういろんなラジオで
よくかかってる曲で、シングル曲『OPTIMISTIC』という。このレディ
オヘッドの『KID A』。最初聴いた時は「あーなんか辛そうなアルバム
だな」と思ったんですが、何回も聴いてるうちにもの凄くこのアルバ
ム好きになってしまいました。凄くこれいいアルバムですねー。よく
聴いてます最近。アルバムの最初から最後まで通して聴いて何の苦も
ないというか…まあ非常に辛くて冷たいアルバムなんですけども、何
て言うのかな…気持ちいいというか、美しいというか…とにかくこの
アルバム好きになってしまいまして最近よく聴いている訳であります。
このシングル曲『OPTIMISTIC』は中盤6曲目ぐらいに出てくるんですけ
ど、このアルバムの中で最も高揚感があるっていうかね(笑)。あと
は何て言うのかな、下に向かった沈んだ…高揚感じゃないなだから…
こう、どん底の心地良さっていうか美しさっていうかそういったもの
が全編に漂っている訳ですが。この『OPTIMISTIC』って曲は全然オプ
ティミスティックな感じがしませんけどいい曲ですね。で、今日はこ
のバースト。久しぶりに当たり前な普通のラジオ番組みたいな(笑)
選曲ですけどね、聴きたいと思います。

M-02.オプティミスティック/レディオヘッド

<談話室バースト!>
ゲスト:イナズマ☆ケイ(以下:K)

K「こんばんわ!イナズマケイです!イナズマケイプレゼンツバースト!
 では最初の1曲目行ってみましょう!モーターヘッド!ボマーーー!」

M-03.ボマー/モーターヘッド

T「はい。イナズマケイプレゼンツ!バースト!」
K「(笑)勝手に乗っ取ってしまいました。」
T「いやいや(笑)。いやーいい曲だなー。」
K「いい曲ですね。」
T「このギターのリフさ、えーと俺…ちょっとコピーした。」
K「(笑)」
T「昔高校の…いや、中学3年かな?」
K「そのぐらいですよね。」
T「モーターヘッドブレイクした時。で、これがあれでしょ?今日ケイ君
 持ってきてくれたヤツが…」
K「『25周年のベスト盤』っていう…」
T「(笑)続いてたってのが凄いっすね。」
K「まだ。でも一緒に新譜も出てるんですよ。」
T「すーーごいっすね!」
K「タイトルが『WE ARE MOTORHEAD』」
T「(笑)」
K「(笑)『俺達モーターヘッド』」
T「偉いなあ(笑)。でも今1人だけになっちゃったんでしょ?」
K「レミーだけ残って他の人はもう…」
T「アー写とか最近になればなるほどダサくなってきて。」
K「でもねもうあれですよ、大分もう観たんですよ。」
T「(笑)来日していた。」
K「来日していた!(笑)でもレミーさえいれば良かったっていうのが
 明確にわかったっていう。」
T「あー。」
K「カッコ良かったですよ!リッケンバッカーのベースで。マイク上に
 こう向けて…」
T「あー!そうそうそうそう!」
K「上向いて歌うっていう(笑)。」
T「あれ昔からそうだよね。なーつかしい!あれ前からこの人ボーカル
 だったの?」
K「前からずーっともう。」
T「へえー。最初のこの3人だった頃はやっぱめちゃめちゃカッコイイ
 よね。このファッションからさ。」
K「そうですよね。」
T「なんかメタルのダサさが全く無いっていうかね。」
K「メタルみたいな枠で紹介されてたけども全然違う(笑)。」
T「全然違うでしょ。ガレージパンクとかイージーライダーの…なんか
 それをもうちょっとね…」
K「うん、まさにバイカーズロック。」
T「そう、バイカーズロックだね。このファッションのセンスも最高だ
 もんね。そうなんだ。マイクスタンドが上なんだよ!そうそうそう!」
K「上向いて歌ってんです。」
T「(笑)あれはチョッパーバイク…ハーレーみたいな…ああいう感覚
 だね。」
K「『これ曲がってるから上』上向いちゃおうと(笑)。」
T「(笑)」
K「コークウィンドウ(←?)とかサム・コッカー(←?)とかブリティッ
 シュロックのぶっといところをずーっと見てきてる人だから。」
T「あ、そうだよね確か。でもイギリス人なんだっけ?」
K「イギリス人ですよ。イギリス人のそういうサイケロックみたいな所
 をずーっと通ってきて。で、パンクとかも全部通ってるからぜーんぶ
 知ってて。」
T「あーなるほどね。」
K「で、ぜーんぶ知ってて今L.Aに住んでる(笑)。」
T「(笑)で、仲間達みんなダッサーいヤツ…」
K「みーんな死んじゃったとか(笑)。」
T「(笑)…え?死んじゃったの?!」
K「みんな大体死んじゃってるんじゃないですか。やっぱああいう…」
T「あーそうだねー。早死にしちゃうか…」
K「いろいろな病気にかかったり…」
T「悪い事したり…」
K「悪い事(笑)。」
T「これだけど、このメンバーは他の初期の残りの2人は死んじゃった
 のかな…」
K「いや、残りのこの人達は生きてます。」
T「あー。この残りのキャラクターも良かったんだけどねえ。」
K「良かったですねー。エディ・ファースト・クラークですよ。間のミ
 ドルネームがファースト(笑)。早い!」
T「(笑)」
K「ファルシー・アニマル・テイラー。アニマル!(笑)。悪いヤツだ
 からアニマル。」
T「(笑)ストレートだ。うーんしかしなぁ最近のでもこのメンツこれ
 さ、絶対わかってないと思うよね。」
K「さっぱりわかってないくせに…」
T「取り敢えず頼まれたからやってる(笑)。」
K「そん時もだってギターのヤツとか普通に髪の毛しばってこうやって
 普通に…」
T「(笑)ライトハンド奏法してなかった?」
K「ライトハンドもちょこっとやってた。」
T「ちょこっとやってた?ウソ!やだなー(笑)。」
K「それがちょっと残念だったですけどね。もうちょっと考えときゃい
 いのになあーって。でもなんかね、レミーもJBみたいですよ。」
T「へえー。」
K「存在的に。」
T「あーーーー。」
K「あーこの人すーごいなーとかいうのが。」
T「はあー、もうオーラがね。」
K「もわーーーっと出てる。」
T「へえーーー。でもさ、この体の大きさと入れ墨と立ち姿だけでカッ
 チョええよな。」
K「ねー、ずば抜けた…」
T「全然こう存在としてねカッコええなーみたいな。という感じで今日
 はいきなりモーターヘッドからね。」
K「伊藤政則な感じのスタートで。」
T「(笑)ロック番組。」

***
K「はい。では続いてはジョー・ジャクソン。80年代の大ヒットした彼
 の『NIGHT AND DAY』というアルバムがありましたが、そのパート2が
 最近出ました。『NIGHT AND DAY II』の中からお届けしましょう。」

M-04.ストレンジャーザンユー/ジョージャクソン

K「どーですかあ…」
T「いやーイントロからもう小柳る…」
K「小柳ゆきですよ。」
T「小柳るきって言いそうになっちゃった(笑)。」
K「ガスタンクのバキみたいです。」
T「(爆笑)」
K「(笑)よくわかんないけど。」
T「(笑)知らないだろうなみんな。懐かしいなガスタンク。」
K「ガスタンクのバキの本名って知ってます?」
T「え?知らない知らない。」
K「ババキヨシ。」
T「(爆笑)そいでバキなんだなるほど(笑)。昔ガスタンクってバンド
 があったんすけどね。」
K「そうですね。」
T「あのージョージャクソンの新譜ですね?これ。」
K「新譜ですねー。」
T「『NIGHT AND DAY II』(笑)」
K「II!(笑)これ80年代に大ヒットしたんですよね。」
T「そうそう。それをもう一回やろうかという事ですけど。ジョージャク
 ソンもだからいろいろ音楽遍歴がね。」
K「あーですねー。結構頭の堅いようなね。」
T「そうでしょ?音楽大学にちゃんと行ってたのにパンクみたいな事を
 始めて。途中でなんかクラシック、現代音楽とかいろいろやって、
 結局『NIGHT AND DAY II』になってしまったっていう(笑)。」
K「スティングが散々『熱帯雨林を大切にしよう』って言いながらロック
 の三銃士に生まれ変わったような。」
T「(爆笑)」
K「宮崎シーガイアのCMに出てたような感じの…」
T「うそ、何それ(笑)。」
K「あれ?出てましたよね?」
T「え?何何?シーガイアのCMにスティング出たの?」
K「あそこがオープンする時に。」
T「マジ?!すーーごいすね。」
K「あれだけ環境汚染反対とか言ってたのに、もう環境破壊しまくってる
 ようなあそこのCMに普通に出てたというのがあったぐらい。ま、そこ
 までは行かないにしてもね。やっぱりこういう…」
T「最近ニコラスケイジも出てたじゃん。パチンコ屋のCMに。」
K「(笑)」
T「あれも凄いけどな。」
K「あ、俺の財布に今入ってるテレフォンカードがあるんですけど、それ
 は千葉真一がよくわかんないところのスロット屋の写真でこうやって(笑)。」
T「(笑)ホントに?」
K「それは拾ったヤツなんですけど。面白いから持ち歩いてる(笑)。」
T「ふーんなるほどなー(笑)。」
K「で、ジョージャクソン(笑)。」
T「ジョージャクソンね、僕会った事あるんですよ。会ったっていうか
 見た事あるんですよ。」
K「凄い(笑)。」
T「それも新宿で。新宿で僕と魂列車が2人でいて。」
K「凄いいい状況ですね(笑)。」
T「そうそう(笑)。そしたら魂列車が急にさ『あ!ジョージャクソン!』
 とか言って(笑)叫んで。したらいたんだよ。」
K「(笑)」
T「で、ジョージャクソンね、酔っぱらってて顔が赤くてさ少し(笑)。」
K「(笑)」
T「それでね魂列車が『サインくださいサイン!』『プリーズ何とかかん
 とか』って英語で言ったらジョージャクソンが…無視されてさ魂列車。」
K「(笑)」
T「そいでジョージャクソンは歌舞伎町の中に消えて行きました。」
K「歌舞伎町のほうに消えていく…似合う感じですよね。」
T「そう。1人でいました。」
K「(笑)1人で?何やってんですかね?!」
T「1人で何やってたのかなー。でも1人で歩いてる外人ジョージャクソン
 見つける魂列車も…」
K「凄いねー(笑)。」
T「(笑)凄いなと思いましたけどね。背が高かったやっぱ。」
K「なんかひょろ長い感じですよね。」
T「俺より高いんだもん。」
K「えーーーー?」
T「そうデカイの。」
K「凄いデカイじゃないですかそれ。」
T「すーごいデカかった。いやホントホント。あん時魂列車は飲んでたのか
 忘れたけど、サイン下さいって突撃してさ、もう掴みかかってるんだジョ
 ージャクソンを(笑)。」
K「(笑)そりゃ逆に逃げる。そりゃ逃げる。」
T「そう(笑)。凄い早いスピードで歌舞伎町に消えた。」
K「他の店行かなきゃ!ビンビンハウス!とかそういう感じだったのかな。」
T「ビンビンハウス(笑)。」
K「こりゃもう行ってそうな面ですよねこれなんかもう。」
T「(爆笑)」
K「だってガリガリのおじいちゃんみたいになっちゃってんです。」
T「そうね(笑)。」
K「もうジューダスプリーストのロブハルフォード…」
T「何それ(笑)。ちょっとブライアンイーノにも…」
K「あ、そうですねブライアンイーノの…」
T「禿げ具合が。はい。つー感じで。」

***
T「ではネクストソングは。」
K「行ってみましょうか。はい!ニール&イライザの『ウエイステッド
 タイム』!」

M-5.ウエイステッドタイム/ニール&イライザ

K「どうですか?」
T「これは音数凄い入ってますね。」
K「普通に聴くと『あ、普通にいい曲だわー』そういう感じなんだけども、
 これラジオ聴いてる人もヘッドフォンで聴いてもらってたりすると凄い」
T「この音数。これ1年かかったんでしょ?3曲作るのに。」
K「(笑)ホントはもうアルバムが春ぐらいに出るっていう筈だったんだけ
 ど、どんどんどんどんどんどん延びてって…」
T「(笑)」
K「ヤバイ!っていう事で…」
T「やっとこの3曲。」
K「でも1曲目なんて殆どイントロみたいな感じ。実質的に2曲(笑)。」
T「うーん(笑)。だってさ、これヘッドフォンで聴くと70何トラック?」
K「70何トラック使ってるとか言って。」
T「だってドラムがさ、これ右と左で…」
K「全然違うし(笑)。」
T「(笑)これは悩んだんだろうね。」
K「ねー。取り敢えずどんどんどんどん積み重ねて…」
T「積み重ねて入れていってみたいな。あーなるほどねーうーん。いやでも
 なかなかいい感じの曲で、取り敢えず気合いは入った訳だなこれ。」
K「気合いは入ってますね。」
T「うーんなるほどなー。で、アルバムはいつ出んのかな?」
K「一応来年の頭っていう風に言ってるんだけどこの時間じゃ無理だ(笑)」
T「(笑)へえー。」
K「なんかビデオも作ったんですけど、それもデザイナーの子に頼んで、
 A-HAの『TAKE ON ME』みたいな感じのああいうヤツを手描きでやってる
 っていう(笑)。」
T「へえーーー。」
K「だから何千枚の絵を描いてる(笑)。」
T「また時間かかるんだそれで。」
K「凄い事になって。やっと完成したらしんですけど、なんか作った人とか
 もう『聴きたくない』って(笑)。」
T「(爆笑)何回も聴きすぎてね。なるほどね(笑)。」

***
T「じゃあ、イナズマケイプレゼンツバースト!最後…」
K「今日最後の曲になってしまいました。ピコの『アイラヴユー』!」

M-06.アイラブユー/ピコ

T「これはかわいいいい曲ですねこれ。」
K「胸がしめつけられるステキなポップ…」
T「ね。これいつなの?」
K「これ70何年か…確か。そんでなんか小西さんとかあそこのまわりで
 結構盛り上がってて再発まで辿り着いたっていう。」
T「なるほどねー。」
K「12インチとか小西さんのレーベルから出してたりとかする…」
T「あ、そうなんだ。小西さんうまそうだもんな…」
K「さっきのニールのチャーベ君(松田岳二)の『CUBISMO GRAFICOREMIX』
 とか、池田正典の『MANSFIELD MIX』とか…」
T「はあはあ。」
K「で、昔、コヤナギミカドさんって、モンドミュージックとかの…」
T「モンドのね。」
K「あの人が結構よくかけてたりとかして定番みたいになってて。丁度
 エスカレーターレコーズのナカ君とかみんなで酔っぱらってて『うえ
 〜〜!』とか言ってる時に『行けー!』つって、かけてるレコード
 『ギョギョッ』って…(笑)」
T「(笑)傷がぐるっと?」
K「いや、傷はつかないぐらいの軽い感じの。」
T「あー軽い感じの…」
K「大友よしひでさん的なしゅ〜〜っていうノイズ感で。」
T「へえー(笑)。」
K「笑ってたけど、きっとすげー怒ってたと思います。」
T「(笑)」
K「今この場を借りて謝罪したいと思います。すみませんでした。」
T「(爆笑)」

***
K「でもなんかいいすよね。」
T「いやーホントに。」
K「こっちの♪ひゅい〜〜もいいですよね。」
T「そう。ひゅい〜〜っていう言葉がいい。」
K「やっぱね、いい奇声を発する人はいいですよ。」
T「(笑)」
K「田島さんとかもいいじゃないですか。♪いえ〜ぅぅとか言って(笑)」
T「(笑)いやいや。そうそう訳わかんない(笑)。」
K「ギターウルフとかもそうじゃないですか。♪いやぁぁあ゛〜」
T「そうね(笑)。」
K「さっきのモーターヘッドのレミーもそうですよ。♪ぼへぇ〜〜」
T「(笑)あ、いい奇声ってホントなのかな。」
K「そうですね。やっぱそれは重要だと思うんですよね。」
T「そう。だってこの間のビッグクランチ出す時にさ、僕のシャウトだけ
 を12インチで作ろうって。」
K「(爆笑)」
T「企画があったんだよ(笑)。」
K「それいいじゃないすか。マイケルジャクソンみたいですよ。」
T「なんかシャウトだけしてそれを何つーの?よくやるじゃないDJのネタ
 のレコードで。」
K「ええ。ありますよねブレイクビーツとかの…」
T「ああいう風にして出そうかなつって言ってたんだけど結局ボツお流れ
 になっちゃって。」
K「あー残念だなあ。でも前マイケルジャクソンが『BLACK OR WHITE』か
 なんかの12インチで、マイケルの奇声だけをミックスしてるバージョン
 があって。」
T「うそ、カッコイイねそれ。」
K「♪チャガジャッジャジャラ〜… プゥ〜! とか言って(笑)。」
T「(爆笑)」
K「プゥ〜! オ、オゥ〜!とかそういうのばっかしてんの(笑)。」
T「(爆笑)」
K「すっげえー。」
T「カッコイイよそれ。へえー。マイケルのあの間に入る声凄いもんね。
 ♪ッアッアッ ダッダ〜ラ キュ〜ン アッ アイガッチュ ヒ〜ン
 ッアッアッ ってさ(笑)。」
K「赤ん坊が真似してたら大変な事ですよね。」
T「(笑)」
K「宇津救命丸じゃ助からないぐらい。」
T「(爆笑)そうだねぇー。そんな感じのもう呼吸困難の…(笑)」
K「JBからきっと流れてるあれがもう訳わかんない方向になんか…」
T「そうそう行っちゃって。それがもうリズムのバッチリなところに来る
 んだよねそれが。」
K「すんごいですよね。」
T「ノル訳なんですけど。」
K「もう人間パーカッションですよあれね。」
T「(笑)」
K「あれとか言っちゃって。彼は。」
T「(笑)」

***
K「この間うちの彼女がバナナチップスラブのビデオをレンタル屋で借り
 て来て。観たら…久しぶりに聴きましたよ『月の裏で会いましょう。』」
T「(笑)あ、いいよ聴かなくて。」
K「すっげえいい曲でしたよ!」
T「(爆笑)なんでー?(笑)あ、そう、いやいや(笑)。」
K「あ〜これやっぱいい曲だな〜と。」
T「いやいやいやすいません(笑)。」
K「改めてオリジナルラヴの奥深さを知って…」
T「なーんだそれ〜(笑)。」
K「♪っ流れてくぅ〜〜〜…」
T「(爆笑)」
K「じゃあ次行ってみましょうー!なんて(笑)。」
T「いやいやいや(笑)そうだよね。あれビデオになってんの?!」
K「ビデオになってますよ!」
T「あ、そう!へえー。あれエンディングとかに流れんの?」
K「オープニングの。普通に。」
T「オープニング(笑)。あれ俺出たんだよねちょっと一瞬。」
K「へえー!それ入ってたかなぁ…」
T「下北の駅前で弾き語りする青年(笑)。一瞬だけ弾き語り僕がしてる
 んだよね。」
K「えーー。」
T「そうそうそう。」
K「なんかあの番組凄いあれですよね、いろんなゲストみたいなのをボン
 ボン出すっていう。ティモシー・リアリーとか…」
T「ティモシーリアリー出てた?!」
K「ギンズバーグとか。」
T「ギンズバーグ出てたっけ?!うそ!」
K「出てましたよなんかレギュラーゲストみたいな感じで。」
T「…あーそうだったね!そういえばね。そう、たかしろさんが…」
K「たかしろさんがやってた時。」
T「あれ、どうやってコンタクト取ったのかなギンズバーグと。」
K「どうなんすかね。」
T「ね! ティモシーリアリーはそうだな…」
K「『いいのあるんだけど』とかそういうのかな(笑)。」
T「(笑)なるほどね。」
K「でも改めて観て面白かったです。時代的な感じもあり。」
T「あーそうだね。あの時代ならではだなあれ。」
K「90年代頭…」
T「バブル…」
K「バブルな感じですよねあれね。」
T「うーん。たかしなさんがそういう感じだったからね。今は…」
K「(笑)」
T「っていう感じでなんかどんどんどんどん話が今日も…」
K「モーターヘッドから(笑)。」
T「イナズマケイの選曲はね、1曲目何かけたか忘れるもんね。」
K「(笑)果てしない方向まで。」
T「(笑)いつもね。」
K「そう、宇宙の方向に〜… HIROMIXみたいな感じで。」
T「(爆笑)」
K「膨らんでいきたい感じなんです。」
T「(笑)なるほど。」
K「ま、そういう事もありっす。月の裏まで行きましたしね。」
T「(笑)はい。」

<エンディング>
T「いかがでしたでしょうか今日のこの流れ。」
K「そう言えば1stもこの間聴き直したんですよ。」
T「(笑)なーんで聴き直すんだよ。」
K「love! love! & love!」
T「(笑)いやいやありがとうございます。」
K「やっぱ改めて聴きますと良かですよ。DEEP FRENCH KISSも。」
T「(笑)う、うそ…いやいや自分ではとても(笑)…この間も話した
 んですけど『ORIGINAL LOVE』再発になるっていうからさ、取り敢え
 ず1回聴いてみようっつって。聴いてね、もうえ、ホントに顔から火
 が出たというか(笑)。」
K「(笑)いやいや良かったですよ。♪ホワッドゥユーセイッ!」
T「(爆笑)…さて!えー…」
K「(爆笑)」
T「この番組ではハ、ハガキを(笑)…大募集して(笑)…」
K「送って下さい!(笑)」
T「いやいやいや(笑)。」
K「さっき新聞に出てたけど、叶姉妹ってどうですか?」
T「叶姉妹ねぇ…そーだなー…」
K「俺はありだと思う。」
T「うん。ありあり。ありだと思うよ俺も。うーんああいう日本人いい
 よね。」
K「凄いですよねあの人達は。エンターテイメント。だって僕らがもっと
 大人になってそういうクラブとかに行った時ああいう人達が出てきたら
 多分凄いいい。こいつらはいい。っていう風になると思う。」
T「(爆笑)えー?なーるかなー(笑)」
K「あれはなると思いますよ。」
T「うそ。俺絶対笑っちゃう(笑)。」
K「いや、もう笑っちゃうけども『こいつらいいなーまた来ちゃおう!』
 とかそうなると思う。」
T「あー(笑)。」
K「そういう話をカジ君にしたら『僕は妹のほうが…』とか言って。」
T「(爆笑)言ってたの?」
K「カジ君もおっぱい好きなんで(笑)。」
T「はあーなるほどね(笑)。」
K「『叶姉妹のおっぱいはいいんだけど…ちょっとあれなんだけど…
 妹のほうで…』」
T「妹のほうでひとつ。みたいな(笑)なるほどね。カジ君おっぱい好き
 だっていう事で。」
K「という事で。」
T「はい(笑)。ではまた来週。バースト!」
K「さよならーーー!」



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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki