ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第29回 (1999年10月14日放送)


<オープニング>
 #異様にテンションの高い、というか、やや壊れ気味の田島。

M-01.大車輪/オリジナル・ラヴ
(99.07.17 日比谷野外大音楽堂におけるライヴ)

T「ここのところ日比谷の音源をかけまくっていますけども、しばら
 くかけるのもいいですね。僕のほうは、相も変わらずレコーディン
 グで、店屋物も同じものばかりで、そろそろ煮つまってきたかな、
 って感じもありますが。で、変化に富んだ生活をするのもいいかな
 と。いきなり山に行くのもいいかな、とか料理するのもいいかな、
 と考えているこのごろではあるんですけれども。かと言って夜はラ
 イヴに行ったりクラブに行ったりアルバムの大体の曲はできて、そ
 れぞれの曲を煮つめているところ。
  今後のライヴや、その後のツアーでは新バンドでいろいろやっ
 ていこうかなと。その中で新曲もやることもあるかもしれません
 が、制作途中の曲なので、アルバムではそこからまた変るかもし
 れません。」

<リコメンド>
プッシー・ガロア
#ジョンスペンサーがjsbxの前にやっていたバンド。
M-02.ピッグスウェット/プッシー・ガロア
M-03.ホワイトノイズ/プッシー・ガロア
M-04.アップタイト/プッシー・ガロア
#短い曲ばかり。

ゼン・アシステ
T「ドイツのシンガーソングライター、って言い方あるのかなぁ?」
#7インチが面白くて買ったけれど、どんな人かは知らないそうです。
M-05.TV/ゼン・アシステ

<今週のアーティスト> ニール・ヤング
T「若い世代にはニルヴァーナのカート・コバーンが好きだと言った
 辺りから人気が再燃したような気がする。ニールヤングはアーテ
 ィスト像に魅力がある。キャラクターが『カッコ悪すぎてカッコい
 い』という印象。歳を重ねるほどにブっち切れてラウドになってい
 く、アホ丸だしのライヴ。ナゾの男気がある。」
#↑これって自分のことでしょ? ^o^;

M-06.アイム ア チャイルド/ニール・ヤング
M-07.シナモンガール/ニール・ヤング

<バースト!トーク>
ハガキデー(以下リスナー:L)

熊本市:ナガオカ・シュンジさん
L「オオニタに負けるな、ファイヤー!」
T「負けないよ!、オオニタ。僕のこれからのライヴは顔は金剛力士像
 ですよ!(笑)。」
#先日のイナズマ・ケイとのトークでのプロレス話からの引用ですね。

新潟:ヤハタ・トオルさん
L「BSライヴ最高でした。」
T「近い所に来てくださいよ、ライヴね。」

埼玉:イリエ・ミユキさん
L「ワイドショー好きの木暮さんにアルバムでやってほしいのはワイド
 ショーです。」
T「これどういうことなのかなぁ?僕がライヴやっている後ろでワイド
 ショーの中継みたいにピースしている通行人みたいな感じなのかなぁ?
 かなりスカムなセンスしてるよ!イリエ・ミユキ!」

M-08.ブロンコ/オリジナルラヴ
  (99.07.17日比谷野外大音楽堂におけるライヴ)

鹿児島市:ムラヤマ・ミキさん
L「毎日オフィシャルHPを見ているのですが、最近『田島さん日記』が
 更新されていないので心配でしたが、」
T「疲れている日もあるもんね、そうすると更新しないんですか?って
 メールが来るんですけど、みなさん、気にしないように。書きますから、
 そのうち。もうちょっと頑張ってアップします。」
L「オリジナルラヴはいつも新しい境地に私を連れて行ってくれるので
 すが、新しいアルバムではL?K?Oさんとの話しを聴いているともう凄
 いことになっているので、今回はどこまで行っちゃうのでしょう、
 もう!。わくわくしています。」
T「『もう!』(笑)みたいな。
  今回のアルバムはかなりオープンな制作環境になっているんで、い
 ろんな人が乱入して、とっちらかったアルバムになりそう。
  8、9曲できており、これまでのものとは明らかに変っているが、ソ
 ングライティングの根本は変っていない、ということがわかりました。
 曲作り途中段階のものも次のライヴでは演るかもしれません。」

福島:ニシマキ・ユミコさん
L「ラジオで田島さんがチキチキにハマっていると言ったので、弟が
 『(田島は)チキチキの作り方を知ってるのかなぁ』
 OLはもっとテクノ化すればいいのにと思っているようです。」

T「これについてね、僕がこの間チキチキがどうのって、喋ったら、僕は
 ドラムンベースとか、チキチキとか、流行ものしか聴いていないと思っ
 ている人がいるようだけど非常に困るよそれは!いい加減にしろよ!み
 たいな(笑)。
  僕は月に50枚も100枚も買う時ありますよ。で、たまたま、ドラムンベ
 ースもチキチキも聴いてますけど、それ以外の音楽、この番組でもいろ
 いろかけてますけどね、そういうところには皆さんなかなか触れられて
 こないんですけどね、チキチキとかそういう言葉を発すると、それにミ
 ョウにみんな反応するんですね。『あ、これ知ってる!!!』みたいな、
 ね。で、『田島さんこういうのしか聴いてないんだ』と、思われるわけ
 なんですよ。

  ドラムンベースって言葉を発したらドラムンベースって言葉を記憶し
 ている、エイフェックスツインって言ったらエイフェックスツイン。そ
 んなのしか聴いてないんだと思われて非常にフユカイだよ!ハハハ。ザ
 ケンナ!ってね、思ったりするんですけど。そんなことないんだって。
 ドラムンベースもテクノも聴いてますけど、プロですんで(笑)。
  今日みたいにゼンアシステ、こういったものも聴いてますんで、いろ
 いろ聴いているってことなんですけど。決してチキチキだけにハマって
 いるわけじゃなくてですね、僕にとっては音楽ジャンルなんかどうでも
 いい、みたいなところがあるんで、チキチキだろうがテクノだろうがド
 ラムンベースだろうが、パンクだろうが、シンガーソングライターだろ
 うが関係ないんで、僕ずーっとそういう聴き方してるんでね。

  ただ、メディアであったりとか、ちょっと情報に怯えている人ってい
 うのはそういうことに過剰に反応するわけなんですけど。僕はどっちか
 って言うと音楽は面白ければいいっつうんで。例えばチキチキも、この
 間のデスティニーチャイルドとか、TLCとか面白いなぁと思ったんで、
 ちらっと言うとですね、こう、過剰に反応する人がいてですね、困るな
 ぁと思うことがあるわけなんですが。」

M-09.ハニーフラッシュ/オリジナルラヴ
  (99.07.17日比谷野外大音楽堂におけるライヴ)

<エンディング>
T「今日はけっこう怒ったな(笑)ほんとはもっとイカってることたくさ
 んあるんですけどね(笑)。いつかそういうのも特集するのもいいかな。
 あんまりそういうこと言ったことないんでね。」

*******

Reporter の Arai さんより:

 確かにアルバム制作もだいぶ煮つまってきている感じが、今回の田島の
喋りからちょっと伝わってくるものがありました。とは言え、別に特別怒
った風でもなかった口調だったのは報告しておきます、念のため。

 職業評論はともかく、特にオフィシャルHPの開設で僕らが田島に宛てた
メールを簡単に出せるわけで、田島本人が様々なナマのリスナーの声に接
する機会は確実に増えているのだろうなぁ、と番組を聴きながら思いました。


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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki