ORIGINAL LOVE presents 《BURST!》

第152回 (2002年2月21日放送)


<オープニング>
T「今日はお馴染みイナズマKがスタンパッております。」


M-01.夜行性/オリジナルラヴ

<今週のリコメンド>
 今日からオリジナルラヴのニューアルバム、来月3月の20日リリースになりま
すが、そのニューアルバムの曲をこの番組でいよいよかけて行こうと思っており
ます。ニューアルバムのタイトルは「ムーンストーン」「月の石」ですね。えー
やっといよいよ電波に乗るという事で、毎週この枠と言いましょうか、このコー
ナー、今週のレコメンという所で1曲ずつちょこちょこっとかけて行こうかなと
思っております。このアルバム結局完成したのが今月の頭だったんですね。2月
の頭になってしまいまして。ホント出来たばっかしという感じである訳なんです
けども。マスタリングという行程があるんですが、それをもう3回もやりまして。
いろいろ神経使った結果いい感じのアルバムが出来上がってきましたんで、これ
是非皆さん楽しみにして頂きたいと思いますが。

 じゃあそれでは取り敢えずこのバースト!初公開ですね。アルバム「ムーンス
トーン」から…これはちょっとブラジルっぽい曲ですね。スルドっていう楽器を
木暮が、この番組でお馴染みの木暮が一生懸命叩いてます。「GLASS」という曲
を聴いて下さい。

M-02.グラス/オリジナルラヴ

 木暮がこの太鼓ね、ドンツドンツ叩いてます。で、僕がガットギターでずーっ
と裏声で歌うという感じの曲でしたけども。これね、最初ディレクターから「裏
声の曲作ってよ」って言われまして。で、「出来たよー」っつって(笑)、結構
早くパッと出来た曲なんですけど。そしたらディレクターが「かなりこれはいい
かも」とか言って盛り上がってくれて。まあね、あのーこう壊れやすいっていう
か、繊細なっていうか…切れやすいっていうか、そういう何か愛の様々な位相と
言いましょうか、そういうものをこう歌ったような曲でありますが。まあじっく
りこれから何回もかけますんで聴いて行って頂きたいと思っております。

<談話室バースト!>
ゲスト:イナズマK(以下K)

T「はい。今日のお客様はここのところ大変ビジーな毎日というイナズマKさん
 です。どうも。」
K「こんばんわーー!(笑)」
T「こんばんわーー!(笑)ビジーかい?」
K「ええ。今日も原稿が…」
T「あーー。」
K「残っている感じ…」
T「あーなるほど!原稿系で…」
K「土下座の毎日でございます(笑)。」
T「(笑)。なるほどねー。こう締切が次々と。」
K「今年は守るっていうつもりだったんですけど…」
T「あー。蹴倒し蹴倒し…」
K「ええ、どんどんどんどん。」
T「どんどんどんどん。僕もね、蹴倒したよ。」
K「(笑)」
T「2回ぐらい(笑)。アルバムの締切をね。」
K「アルバムいつでしたっけ?」
T「3月のね、20日ですね。ええ。もうちょい先なんですけど。」
K「もうほぼ終了?」
T「もちろん!…っていうかこの間終了したばっかなんですが(笑)。」
K「あー(笑)。」
T「こちらの方もいろいろ締切を蹴倒した結果、ね、こんなに間際になってしま
 いました。」
K「ねー。」

***
K「矢追さんに会ったって話しましたっけ?」
T「え?!あ、矢追純一?」
K「ええ。」
T「ホントですか?!」
K「…それはちょっと来週にします。」
T「(爆笑)なんだよそれー!ふっといて!(笑)」
K「(笑)。猪木の話しましたっけ?」
T「猪木の話はしてないよ。」
K「猪木に会った…」
T「会ったの?!?!」
K「あの、インタビューしたって話…」
T「マージ?!?!」
K「(笑)」
T「ホントに?!!」
K「今はもうなくなっちゃ…放送の時にはなくなっちゃってるかもしんないです
 けど『スマート』で。」
T「『スマート』って…雑誌の?」
K「ええ雑誌のヤツで。」
T「へえー!」
K「今丁度売ってるぐらいじゃないですか?」
T「あ、そうなんすか?!ウソ!それ出て…」
K「やったんですけどね。良かったですよ(笑)。」
T「良っ…すーごい!」
K「(笑)」
T「へえー!何聞いたんですか?」
K「や、何か猪木ブランドの洋服を出すっていう話で…」
T「(笑)あ、それについてのいろんなプロモーションネタみたいな…」
K「ええ。そういうヤツだったんですけどね。」
T「ふ〜ん。で、ダー!は言ったんですか?やっぱり。」
K「ダー!とかそういう雰囲気ではなかってあの〜…」
T「(爆笑)結構真面目ーな感じで?」
K「大人な雰囲気で。」
T「そっか。じゃケイ君も大人に…」
K「ええ。大人の…」
T「(爆笑)」
K「億の冗談が飛び交う時間…」
T「億の冗談?(笑)」
K「飛び交う間に挟まれたりとか(笑)。」
T「え?億の冗談っつのは何なの?」
K「え?桁。数字の桁が(笑)…」
T「あー。億?!」
K「(笑)」
T「え?って何?億って…」
K「ちょっとおっかない話が(笑)…」
T「あーはーはーはー。なるほどねー。」
K「そうそうそういう(笑)。でも猪木さんは良かったですよ。で、そういう服
 の話だったんで結構ファッションについてみたいな話を。『猪木さんはどうな
 んですかね〜』とか言って。」
T「(笑)」
K「『昔はいろいろ買ったりしたけどねー』って。『でも最近はいい服を長く着
 るというよりは…もうね、すぐ切れちゃうんだよ!』って(笑)。」
T「(笑)」
K「『そうですかー』とか言って。」
T「ダー!が多すぎるんじゃないの?仕事の中に。」
K「ダー!っとやった時にビリっと…」
T「そうだろうね多分(笑)。」
K「『2.3回着ると捨てちゃうんだよ』とか言って(笑)。」
T「へえー!」
K「『捨てちゃうんですか?』『そう。家で奥さんがね、嫁がね、服捨てちゃう
 んだよ』…」
T「(笑)」
K「『そのうち俺が捨てられちゃうかな。アハハハハ』…」
T「(爆笑)」
K「そういう会話が(笑)。」
T「なるほどね。いいね〜〜。」
K「良かったですよ。」
T「何かだってこの間もあれほら、あの何だっけ、蝶野にさ、あの〜受け渡す…」
K「あ、あれ見ました?」
T「見た見た見た。」
K「あれ面白かったですよね(笑)。」
T「面白かった面白かった!」
K「(笑)」
T「『もう俺に全部任して下さい!猪木さん!』みたいな。」
K「『おーわかったー』みたいな(笑)。」
T「『わかったー。バシーン!』(笑)。」
K「『バシーン!』」
T「『もう俺を…あんまりもう…』(笑)…」
K「『おい!おまえは怒ってるかー』とか言って(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。」
K「『怒ってまーす!』『何に怒ってるんだー』で口ごもってしまったあのナガ
 タにちょっとあれでしたね(笑)。」
T「(笑)。『もう俺をあんまり引っ張り出すな!』」
K「『明るい未来が見えません!』『自分で見つけろー!』…(笑)…」
T「(笑)」
K「面白合戦が繰り広げられて(笑)。」
T「面白合戦(笑)。」
K「凄かったですよねー。」
T「うーん。で、あれはホントに猪木さんは蝶野さんに譲ったんですかね?」
K「ま、取り敢えず現場のあれは…」
T「現場のあれは譲ったと。でも猪木さんもさ、今ほらまた更に人気出ちゃって
 る状態じゃない?」
K「そうなんですよね。」
T「で、ここでダー!やって下さい。あそこでダー!やって下さい。結構もうさ
 (笑)テンパってるんじゃないの?やっぱ。」
K「ちょっとねー。」
T「だって何か…ちょっと学祭でも呼ばれまくって…」
K「呼ばれまくってますね。」
T「『ダー!やって下さい』」
K「に比例するくらい『春一番さん』も凄い呼ばれてるらしいです(笑)。」
T「(爆笑)春一番さん。猪木のモノマネの方ですね。ははーなるほど。」

***
T「という事でですね、あのー小沢君のほら新譜が出るじゃないですか。」
K「ええ。もうじき出ますよね。」
T「で、僕コメント書いて下さいって来てね、そいで聴いたんですけど、良かっ
 たね!」
K「良かったですよねー。」
T「うーん良かった良かった。」
K「いいアルバムですよー。」
T「いいアルバム。で、バックのメンツの強力さ。もう凄い。」
K「ねー。」
T「もう一流の…」
K「ゴローin L.A.みたいな。」
T「なんだそれ(笑)。」
K「野口五郎がね(笑)昔L.A.で録音して…」
T「あースタジオミュージシャン使って…」
K「ルカサーやら…」
T「あー。あのー館ヒロシもあったじゃない?」
K「ありましたねー。」
T「そうそうそうそう。」
K「そういう感じです(笑)。」
T「そういう感じなのかな?(笑)」
K「もう一気にぶち壊しましたね(笑)。」
T「(爆笑)」
K「まずあれですよね、今回のアルバムのあれはね…声が気持ち悪いじゃないで
 すか。」
T「あー(笑)。」
K「それが名盤の証明ですよね(笑)。」
T「(爆笑)誉めてんだかあれなんだかわかんないけど(笑)。声だけどあれだ
 ね、だいぶ出し方変えたっていうか、ファルセットっぽい感じに…」
K「そうそうそう。」
T「ボイトレ受けてるって噂を聞いたんだけど。ちょっとティンバーランドっぽ
 い曲もあったりとかね、結構黒い…」
K「黒い感じでしたよね。」
T「黒いの聴いてたんだろうな〜みたいな感じがしましたけれども。じゃここで
 小沢君の新曲ですね『ギターを弾く女』」

M-03.ギターを弾く女/小沢健二

K「どうですかこれ。」
T「ねー。バカテク!真っ黒!って感じだね。」
K「真っ黒けでしたね。」
T「この演奏のこの何て言う…」
K「♪…いったいよ〜」
T「(笑)。あとコーラスの瞬発力というかね、筋肉がやっぱりほら…」
K「ブラック筋肉ですね(笑)。」
T「ブラック筋肉。肩の盛り上がり具合とか…」
K「ケツの上がりが…」
T「そういう感じ(笑)がこう見えてくるようなね、ファンキーな感じなんです
 けど。音も凄いいい音ですねこれ。」
K「ねー!」
T「マスタリングがね。これ誰がやってんだろう…トム・コーエンとかそういっ
 たクラスの人なのかな〜って気がしますけれども。という事で、小沢君のニュ
 ーアルバム『折衷主義(Eclectic)』から『ギターを弾く女』でした。今日は
 イナズマKを迎えて(笑)…」
K「はい。」
T「お送りしております。」
K「はい。」

***
T「という事で小沢君の曲…」
K「小沢君にとっぷりしてしまいましたけど。」
T「とっぷりした感じ…あのー、ね、イントロのパーカッションなんかキップ・
 ハンラハンかと…」
K「ねー。」
T「思ったかな〜ちょっと。ってな感じですけど。」
K「(笑)」
T「で、次へのこの曲の流れがスムースなこの繋ぎ合わせ。」
K「もうザラッと行きますからねー。」
T「いい感じですよね〜。」
K「『GAUZE』です(笑)。」
T「(笑)『GUAZEです。』って、どうだって感じですけど(笑)。ガーゼって
 知らないだろうなぁ…」
K「いやいや。」
T「あ、知ってるか。知ってる人はね知ってますけど。これは最近も活動してる
 んですよね?」
K「最近も活動してるんですガーゼはね。この間とあるライヴに行って来て、そ
 こにバーッといろんな人が出る中で、一番現役ぶりを発揮してたのはやっぱこ
 のガーゼだったんですね。」
T「あーー。という事でじゃあもう早速ちょっと行きたいと思いますけど。3曲続
 けて『栄枯盛衰』『面を洗って出直してこい』『ワッショイ』です。」

M-04.栄枯盛衰/ガーゼ
M-05.面を洗って出直してこい/ガーゼ
M-06.ワッショイ/ガーゼ

K「カッコイイですねー!」
T「カッコイイーなー!マジカッコエエ。」
K「タイトルがいいですよね。」
T「こんなにカッコイイバンドだったんですね…ってこんな言ったら失礼ですけ
 ど。凄いカッコイイ。メキシカンハードコアみたいな。」
K「(笑)そういう感じのね。」
T「感じがしましたけど。昔からこういう感じだったのかな。」
K「でもそういのがどんどんどんどん…」
T「まあ割とどんどんどんどん…」
K「展開の…」
T「そういう方向に行ったという感じなんでしょうね。」
K「ぎゅ〜ぎゅ〜ぎゅ〜ぎゅ〜と…」
T「もう曲のスピードを早くして行ったらプログレになってしまったっていう感
 じのね。」
K「プログレがきゅ〜!となった感じ?(笑)」
T「きゅ〜!っともうね曲の…」
K「きゅ〜!っとなって松本さんがピョンと飛び出してきたら可笑しいですけど
 ね(笑)。」
T「え?誰ですか?松本さんって。」
K「マーキーの。」
T「(爆笑)」
K「わからない話かもしれないですね(笑)。」
T「マーキーの松本さんね(笑)。松本さんって名前が最近僕のまわりにいっぱ
 いいてさ。で、誰の松本さんなのか…」
K「(笑)」
T「松本隆さんでしょ?で、エンジニアも松本君っていうんだけど、あとうちの
 オリジナルラヴのサックスやってる松っちゃんね。」
K「あー。」
T「松本だらけなんだよ。」
K「松本だらけですね。マツモトキヨシみたいな。」
T「そういう時期なかったりしない?」
K「あーありますねたまに。」
T「前ね、僕『森』だらけだった事もあるんだよ。」
K「(笑)」
T「森が5人くらいいてさ。どの森だ?みたいな。」
K「森ビル(笑)。」
T「(笑)」
K「ロマンポルシェみたいになってきた(笑)。」
T「(笑)。何か不思議なそういう名前が集まっちゃう感じ…」
K「何か全然関係ないんですけど、この間見てた、らシャ乱Qのズルい女のサッ
 クスのアレンジャー、あの森さんなんですね?」
T「そーそーそー!」
K「ねー。」
T「(笑)」
K「オリジナルラヴの…」
T「そう。オリジナルラヴのデビュー当時のサックスやってた森君がシャ乱Qの
 ね、ズルい女…」
K「日本レコード大賞アレンジ賞部門みたいな…」
T「そう。あれがだから賞取ったらね、仕事が来ちゃって来ちゃってもう…」
K「え〜?」
T「うはうはでしたよ。『辞めて良かった〜オリジナルラヴ』みたいな…」
K「(笑)」
T「感じでね(笑)。凄いシンコペがたくさん入ってんだよね。♪パッパッパ〜
 とかいって。」
K「♪パララララ〜パララララ〜って。」
T「そうそうそう。やってるみたいな感じでしたけども。元気かな。そう、あの
 当時ね、だから森君がたくさんいた。そうだったね〜。」
K「大学の時『土屋』が3人並んでましたけどね。」
T「あ、ホントに?自分がまず土屋でしょ?」
K「自分が土屋で他の土屋とあと車に乗ってる土屋とかそういう何か…」
T「車に乗ってる土屋。そう呼んでた?(笑)」
K「何かいろいろ。」
T「あー。でも個人的すぎるって話が(笑)。」
K「(笑)せま〜。」
T「狭すぎて。公共の電波どうでしょ?って感じ(笑)。」
K「そうですね。」

***
T「で、あれでしょ?そのガーゼの後は、次の曲はもうもうもうホントにてんこ
 盛りっていうかパンパンのハードコアまっしぐらな曲でしょ?」
K「そうですね。もちろんね。爽やかなアコースティックギターが響きます。」
T「(笑)まあ春だしねもうすぐ。」
K「そうですよ。」
T「ほら、耳を澄ませば…ね、春の足音が聞こえてくるじゃない?」
K「(笑)」
T「ミントの香りの風と共にさ。」
K「(笑)」
T「ね、今宵ミントティーでもさ。」
K「花粉の香りも(笑)…」
T「花粉の香り?花粉症だったりしますか?」
K「俺もう去年ぐらいから結構ヤバイんですよ。」
T「あーー。花粉症になってきた?急に。」
K「ドーンと。あれって蓄積でなるじゃないですか何か。」
T「え?そうなの?!」
K「そうみたいですよ。」
T「体質が変わるんじゃないの?」
K「どんどんどんどん何か花粉タンクが埋まってくらしいんですよ。」
T「へえーー!」
K「そうしていっぱいになると、だぁ〜〜っと…」
T「アレルギーになっちゃうんだ。」
K「うん。なっちゃうみたいですよ。」
T「あ、そうなのかな。じゃいつかはアレルギーになるんじゃんみんな。」
K「もうヤバイですよきっと。日本人。」
T「え?ホントかな(笑)。僕でもね、24か5ぐらいの時に2年間ぐらいだけ花粉
 症になったの。そしたらその後治ったんだよ。」
K「治るんですか?」
T「そう!」
K「じゃ花粉タンクに空きができてきてるんじゃない?(笑)」
T「(爆笑)空きができたんだなきっと。」
K「凄い勢いで(笑)。」
T「だから花粉タンクも空きが空く…」
K「空いたりもする…」
T「っていうねあの〜(笑)感じなんですけどね。何かゆるい会話続いてますよ
 ね(笑)。」
K「そうですね(笑)。」
T「という事で、その爽やかな春の訪れを告げるような感じの曲をここでじゃあ。
 イントロがまず爽やかなね、何かもうミツバチが飛んで来そうな感じ?」
K「(笑)」
T「のねあのギターの…」

***
K「ハチ刺された事あります?」
T「僕ね!言いましたっけ?」
K「え?(笑)」
T「これ盛り上がっちゃうんだけどこの話。」
K「盛り上がっ…(笑)…」
T「僕ね!この番組で言ったかな?僕ね!あのスズメバチ、自慢なんですが…」
K「自慢ですか?(笑)」
T「自慢かな〜ひょっとしたら…自慢でいいや。あのスズメバチあるじゃないで
 すか。」
K「ええ。」
T「あれに!あれの大群に襲われました!」
K「うわ〜すっご…だってあれ死んじゃうじゃないですか。」
T「ピース!…え?!」
K「ピース(笑)」
T「凄いでしょ?」
K「(笑)」
T「で、僕はあの!…」
K「(笑)アイツら怖いですよ?」
T「怖いですよ。で、めちゃくちゃ…う〜ん何て言うのかな…僕が中学生の時な
 んですけど、僕神戸に住んでたんですが、神戸から引っ越したんですよ。福島
 県の方に。」
K「へえー。」
T「そこに引っ越しましてですね。で、福島県の郡山市の方ってのは芋煮会って
 行事があるんですよ。」
K「あ、芋煮会。モニカって聞こえた(笑)。」
T「違う違う。それは遠足みたいなものですね。山に行って飯食うみたいなさ。」
K「ええええ。」
T「感じの行事があるんですよ。それに行ったんですが、山に行くと当然巨大な
 ハチの巣とかある訳。で、中学生とかがやっぱり石投げて遊んでたんですよ。
 いえ〜!うわ〜!とか言って。」
K「(笑)」
T「僕知らないでね、そうやって何かこう…集合のサイレンが鳴ったんで、行か
 なきゃ〜と思って小走りに山道を走ってたら、いきなり顔に何か数十発のパチ
 ンコ玉みたいなのがバーン!と当たってきて。パンパンパンパン!」
K「うわ〜。」
T「何かな?何かなー?!と思ったらさ!オレンジ色の縞縞のさ!」
K「アイツらが!…読売巨人群が(笑)…」
T「すーごいよ!闘争心がK-1状態というか。」
K「あーもうラッシュラッシュで(笑)…」
T「めちゃくちゃファイターなんだよ(笑)。」
K「へえー(笑)。」
T「だから体当たりするんだよ(笑)ホント。」
K「そうなんですか。あ、まずは体当たりで威嚇をするんですか?」
T「いや違う違う。体当たりでぶつかってくる訳。もうねバシバシ当たってきて。
 それでもうカー!っとこう肉掴んで、ほいで何かあのー噛みつくんだっけな?
 2箇所傷が出来るんだよね。」
K「あー。あれこんなですもんね。」
T「うん。そいで刺してさ。で、僕背中にね20箇所近く。頭に5箇所。」
K「えー?!」
T「それも服の上から楽勝で刺すんですよ。で、何が痛いってね、あの頭に刺さ
 れる…」
K「あーー。」
T「スズメバチに頭刺される事ある?」
K「ない(笑)。」
T「ないでしょ?すーごい痛い。もうね、マージ?!ってぐらい痛い。そいで俺
 ビックリしちゃってさ。」
K「へえー。キュンキュンくる感じですよね?(笑)」
T「ほいで俺思わずね、あの…『助けてくれ!』って言った。」
K「(爆笑)」
T「(爆笑)なかなか言わないでしょ?」
K「なかなか言えないですよ(笑)。」
T「『助けてくれよ!』って、人生で言わないよ?あんまり。」
K「言わないですよね(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。言いましたねそん時は。」
K「う〜わ〜(笑)。」
T「(笑)。で、とにかく走った訳ですよ。走ってその場をこう駆け抜けたんだ
 けど、とにかくそのスズメバチがもう離れない訳よ背中から。」
K「え〜?刺さったのがそのままくっついて?」
T「わかんないけどもうとにかくしがみついてる訳。で、僕はさ、背中に20匹近
 くのハチを背負いつつ頭に何匹か止めつつ、その生徒達が、200人ぐらいいた
 んですけど、そこの中に僕は突っ込んでいった。そしたらみんなキャ〜〜!!
 っつってさ(笑)…」
K「うわ〜〜。でもじゃホントにそのままくっついてんですね。多分凄い状態だ
 った…」
T「で、首んところにこう何か体操服の襟があってさ、襟の下にハチがめり込ん
 じゃってさ。で、ずっとブワ〜!っていってんの(笑)。」
K「うわ〜……」
T「それでさ(笑)、どうにかしてくれ!と言ったんだけど、みんなキャ〜〜!
 とか言ってる訳。で、先生達ね、先生達むかついたよ俺。先生達大笑いしてる
 んだよ…(笑)…」
K「ヒドイですねー。」
T「そう。その頃ね…あ〜何だっけ…その頃の話はいいや。あの〜(笑)…」
K「(笑)」
T「ハチをね(笑)『あー刺されてる刺されてる』みたいな先生とかいて大笑い
 してるんだよね。で、しょっちゅう刺されるみたいでさ。『俺も刺されたよ』
 とか言って。」
K「あーそれはもう男の勲章みたいな感じで。」
T「わかんないけど。でも僕は情報としてさ、スズメバチに刺されたらショック
 死するって…」
K「ねー。おじいちゃんとかおばあちゃんとかね。」
T「そう、聞いてたんで、俺死ぬのかなと思いましたね。で、ハチをつけたまま
 取り敢えず2.3分そのままでいた訳。」
K「(笑)」
T「したらさ、『俺が取ってやる!』とか言って、学年一番のヤンキーがいたん
 だけど、その彼がほうきでバババーン!とかやってくれたの。そしたらハチが
 バババーと飛んで行って。」
K「え?じゃそれまでずっとついてたんですか?」
T「ついてたよ。」
K「うわ〜…お友達になりたかった(笑)。」
T「(笑)凄かったよ。」
K「『田島君遊ぼうよ』みたいな(笑)…」
T「その後から突如激痛が襲ってきてさ。背中は取り敢えず痛いんだけど、頭が
 とにかく痛い訳よ。で、直で刺さってる訳でしょ?頭は。背中はほら服を通し
 てるから…」
K「まだクッションがある。」
T「あまりの頭の痛さに…よく鉄棒やってる時に頭にぶつけたり…」
K「ええ、コキーンと。」
T「コキーンと頭。ああいう鉄の棒で殴られたみたいな痛さ。あれなんだよ。で
 も鉄の棒で殴られても2分ぐらいでひくじゃない?あれがね、一日ひかないん
 だよ(笑)。」
K「それは地獄の(笑)…」
T「そう(笑)そういう痛さなの。それでさ、『もう参った。痛い』とか言って
 も先生ゲラゲラ笑っててさ。『あーあー俺も刺されたよ。アンモニアアンモニ
 ア』…で、じゃーっと塗られて。」
K「じゃ翌日とかボコボコになって?」
T「いやそれがね、腫れなかったね。」
K「腫れなかった?全体的になっちゃってたりとか(笑)。」
T「わかんないけど(笑)。腫れずに…取り敢えず次の日は休みましたけど、で
 もね…あ、俺次の日学校行ったんだ俺!」
K「凄い(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。そんでねそん時4人ぐらい刺されたの。で、次の日学校
 行ったの俺だけだったね。」
K「(笑)」
T「自慢かな?これ。」
K「自慢話になっちゃった(笑)。」
T「でもね、あのーその夜は痛くて寝れないって感じなんだけど、次の日の朝に
 なったらやっぱひいてさ。アンモニア効くんだね。」
K「効くんですねーやっぱりね。」
T「背中と頭20カ所ぐらい刺されましたけど大丈夫ですから。」
K「(笑)」
T「で、ただ気を付けなきゃいけないのは、僕体の背面っていうか後ろ系を刺さ
 れたんですよ。あれ前系刺されるとヤバイらしいです。」
K「え?何でまたヤバイんですか?」
T「わかんないけど。前系っていうか下半身とかあの辺を刺されるとショック死
 とか…」
K「あ、そうなんですね。」
T「あるらしいと聞きましたけどねー。あとね、あれでショック死するのはもっ
 と100カ所とかそこまで行くとヤバイとか。」
K「あーー。」
T「でもそれでも僕20何カ所でしょ?」
K「ヤバイですよね。」
T「ホントビックリしましたけどね。」

***
K「全然爽やかじゃなくなってますよ(笑)。」
T「そうですか(笑)。次爽やかなあの何だっけ…オリーブオイルじゃないです
 けどあの…」
K「だいぶ変わってきましたね(笑)ヌルヌルになってる。」
T「オリーブオイルじゃなくて(笑)ミントミント。」
K「ミント。」
T「ミントの香りだろ?ミントの香りがするような曲でしょ?」
K「そうです。」
T「春の足音の。」
K「(笑)」
T「曲を行きたいと思いますが、レディッシュで『You are thinking of』」

M-07.ユーアーシンキングオブ/レディッシュ

T「これもう何かね…」
K「爽やかですね。」
T「爽やかですね。」
K「FMライクな。」
T「そうですねー!ラジオフレンドリーなね。」
K「ラジオフレンドリー(笑)ええ。」
T「ラジオフレンドリーって言葉あるんだよな最近。」
K「ラジオの友達ですか?(笑)」
T「そうそうそう。」
K「よくわかんない(笑)。」
T「よくわかんないですけど。」
K「あれですもん、飛行機に乗った時にちょっと聴いて。」
T「あーー!」
K「あれ?いい曲じゃないのー!って(笑)。」
T「(笑)思っちゃった訳?」
K「思っちゃった。」
T「なーなるほどねー。このこう何つーんですか?」
K「でも今見たらジョン・レッキーがプロデュースとかしてるから…」
T「え?誰ですか?」
K「ストーンローゼスとかやってたりとかそういうUKロックの人が…」
T「あ、そうなんだ。へえー。あのだけど今さ、エルボーとかって知ってる?」
K「ええ。」
T「あれとかさ、こういう人達結構たくさんいるんだね。」
K「結構いますよ。」
T「イギリスのアコースティック系の。エルボーとか良かったね。」
K「ヘイブとかああいう…」
T「あ、ホントに?」
K「あれが…スミスのジョニー・マーがプロデュースしてたりとかそういう…」
T「へえー。あ、そうなんすか。ふーん。何だっけなあのービートUKってあるじ
 ゃないですか。東京でやってる夜中に。」
K「ええ。」
T「で、エルボーってバンドやってましたけど、なかなか爽やかで。うん。」
K「爽やか増えてきましたよ結構。」
T「爽やかあるんだね。爽やか派。うーん。だからあのー…」
K「イギリスってずっとあるじゃないですか。」
T「イギリスまあずーっとあったけどね。」
K「で、まあ最近ちょっとまた。」
T「そうだね。みんなほらロック派がたくさん今…猫も杓子もロック派じゃない
 ?」
K「ゴキゴキ…」
T「ゴキゴキいってさ。何たってだってジャニーズの人達もヒップホップやった
 りとか。」
K「そうですね。」
T「あと…」
K「嵐がね。嵐がスケボーキングですからね。」
T「そうそうそうやってたね。何かいろんなロックっぽい音が歌謡界にも浸透し
 つつある感じの今日この頃でありますけど。うん。でもこういうアコースティ
 ックギターもいいね。」
K「ええ。爽やかに行かないと。」
T「爽やかにね。このミントの香りが。ええ。という感じがしましたけどもね。
 それじゃ爽やかに今日の談話室バースト!終わりたいと思います。」

<エンディング>
T「はい。爽やかな春のミントティーの湯気!みたいな感じの香りが漂ってきて
 ますけどね。」
K「(笑)」
T「お送りしてきましたオリジナルラヴプレゼンツバースト!でありますけどね。
 今日はまあ僕のハチ…」
K「波瀾万丈な…」
T「波瀾万丈の一日だったですね〜。ええ。」
K「黒人の筋肉に始まり…」
T「そうですねー。黒人の筋肉から始まり、栄枯盛衰という日もあり…」
K「ハチのひと刺しに終わる(笑)。」
T「最後はハチのひと刺しに終わる(笑)という感じでありましたけどもね。え
 ー来週もイナズマKさんに来て頂きます。来週はだから今日一瞬ふった話を。」
K「あーあーそうですね。」
T「もう凄そうだという感じでありますけど。」
K「(笑)」
T「はい。という事で今日のゲストはイナズマKでありました。」
K「お疲れさまございました。」
T「お疲れさまでした。それではまた来週。オリジナルラヴの田島貴男でした。
 バースト!」


 


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[BROADGRAPHY] [Home Page]

Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki