ORIGINAL LOVE presents 《BURST!》

第139回 (2001年11月22日放送)


<オープニング>
T「今日は、コンピューマ氏と同様徐々にこの番組に常連化しつつある、新宿レ
 コード屋さんロスアプソン代表の山辺圭司氏をお迎えしております。」


M-01.白い嵐/オリジナルラヴ

<近況>
 僕の方は、オリジナルラヴのシングルのミックスダウンを終えてこれからマス
タリングという作業工程に入る訳なんですが、またアルバムの方の詞をいろいろ
書いたりしてるんですけど。僕普段はね全然寝なきゃダメなタイプっていうか。
寝なくていいタイプと寝なきゃダメなタイプいろいろいると思うんですけど、絶
対寝なきゃダメなタイプで。1日8時間から10時間睡眠時間少なくても欲しいなみ
たいな感じの(笑)タイプなんですけど。ここん所音楽の仕事をし出すと、一旦
始まるとね、結構睡眠時間2〜3時間でオッケーなんだなという事がわかってきま
した。オッケーなんだなっていうかね、こうずっとテンションが上がってくるん
ですね自分で。で、テンションが上がってくると目が覚めちゃうんですね3時間
ぐらい経ったらすぐパッと。朝の6時に寝て朝の9時に起きる。そう生活がね…例
えば先週のシングルの歌入れ。歌唄ったりとかミックスしたりとか歌詞書いたり
とかして凄い忙しかったんですけど、そん時とかね、大体2〜3時間しか…逆に寝
れない!っていう状態になるっていうんですか?そしたらこの間新聞読んでたら、
皆さんの不眠症、不眠の悩み相談コーナーっていうのがありまして、それに横尾
忠則さんが答えてるヤツがあったんですけど。物凄い面白かったですね。横尾さ
んはナント、1年に2〜3日しか寝れないらしいんですよ(笑)。「1年に2日か3日
しか寝れない」と言ってましたけど。だから「たまにぐっすり眠れた日があると
『一般の人はこんなに寝て気持ち良くなれるのかな』と逆に不安になる」とかっ
て書いてあって。でも何で横尾さんがそういう事書くと何か面白いんだろって思
っちゃうんだけど(笑)。まあ横尾さんああいう絵とか描いてる訳だしね、非常
に絵とか締切もあって大変だと思うんですね描くの。テンションずっと上がりっ
ぱなしみたいな感じでずっと寝れないのかな、なんて思ったりもしてはいるんで
すけど。まあ大変な仕事してるなあと思いますんでね。まあナポレオンは1日3時
間しか寝ないとか。1年に3日しか寝ない感じ。このテンションでちょっとこれか
ら俺も仕事行けたらなと(笑)。パッとふとね新聞を見て思ったりしたんですけ
ど。やっぱり僕は4日から5日ぐらいが限界ですね。1週間ぐらいかな?…1週間が
限界。それを過ぎると一挙に寝なかった分の疲れがホントに溶岩のようにガーッ
と押し寄せてきて。実は2時間ぐらい前まではそういう状態でした僕(笑)。物
凄い眠い!疲れてる!そういう時ってもうあれですね、1日20時間ぐらいずーっ
と寝れるっていう感じなんですけど。だからこのラジオの番組終わったらそうい
う状態に入りそうなんですけどね。まあ今はまたバッとテンション上がって来た
という感じ。ずっと喋ってたら(笑)。そういう感じなんですけど。

<今週のリコメンド>
 で、今日のレコメンデーションはオーネットコールマンですまたもやね。これ
もう何週連続なんですか?…あ、先週は違ったね。先週SHINGO02かけたですけど。
ここんとこもう大体5回か6回続けてここで「オーネットコールマンを聴く」とい
う感じのコーナーになってますけどね。えー取り敢えずそのオーネットで。これ
はちょうどオーネットコールマンが復活…1度オーネットコールマンは「もう音
楽辞めちゃう」とか言って辞めて。エレベーターのボーイになるとか言って…ま
あ休業というか辞めちゃった時があって、それから丁度復活したアルバムですね
これ。雪の中に3人立ってるジャケットなんですけど。Ornette Coleman「At The
Golden Circle」から「Faces And Places」を聴きます。

M-02.フェイセズアンドプレイセズ/オーネットコールマン

 いや〜いいですね〜〜。

<談話室バースト!>
 ゲスト:山辺圭司(ロスアプソン)以下:Y

T「今日のゲストは初登場時の選曲が大好評だったロスアプソン代表の山辺圭司
 さんです。どうも。」
Y「どうも。こんばんわー。お久し振りでーす。」
T「こんばんは。お久し振りです。またもやもう低音の魅力でね。」
Y「あ、そんな(笑)。」
T「(笑)ええ。いきなり入ってきましたけども。」
Y「はい。」
T「どうですか?最近のロスアプソンは。」
Y「いい調子で。」
T「いい調子でハケてます?レコードの方は。」
Y「いや、ハケてるかどうかはわかんないですけど。まあねこういうご時世なん
 でしっかりやらないといけないなと思って。」
T「まあそうですねー。」
Y「ええ。あの濃くやってますね。」
T「濃くね。それはねもう自分にも言える事です(笑)。」
Y「ええ、そう。やっぱね。うん。」
T「あらゆる人に今言えてますね。」
Y「ええ。そうやっていかないとなかなか続かないですよね。」
T「なかなかねー。もう失業率も5%を超える時代(笑)。」
Y「(笑)」
T「という事になってきますけども。なかなかこうね、いろいろ大変な。お店抱
 えてる人も大変だなと思う訳なんですけども。」
Y「うん、そうですね。」
T「そうだ。僕もそれでそうしばらく行ってないんで今度また行きますよ。ロス
 アプソン。」
Y「あー来て下さい是非。」
T「そう。何か買いたいと思います。」
Y「ええ。いろいろ取り揃えておりますんで。ええ。是非。」
T「ね(笑)。新宿のレコード屋さんなんでねロスアプソン。」
Y「はい。西新宿にありますんで。」
T「皆んな来て下さいね。はい。西新宿一!変な面白い(笑)…西新宿の真空地
 帯というか異次元スポットという感じの所なんでね。」
Y「ええ。」
T「面白いんで是非行って頂きたいと。」
Y「ええ。是非是非。」

***
T「で、それで今日はそのロスアプソンから持って来たんですか?」
Y「ええ。まあ私物と後半の方はロスアプソンの商品として。」
T「あーなるほど。後半の方はね。」
Y「ええ。はい。」
T「前回の選曲も好評だった訳ですけど今日の選曲も。ここにトラックシートが
 ある訳なんですけどね。このタイトルを見てるだけでもう最高(笑)。」
Y「(笑)」
T「これはね皆さんまたエアチェック、これホントしといた方がいいんじゃない
 かと思えるような曲がこうゴーンとある訳なんですけどね。」
Y「ええ。まあね多分このどれもまだ何とか手に入る物だと思うんです。」
T「あー(笑)そうです?」
Y「ええ。別にね。」
T「手にね(笑)入れるか〜?これ!」
Y「入れないっすかね?(笑)」
T「(笑)という感じの曲なんですけどね。まあでもね、俺は入れたいなと思う
 んで。」
Y「まあどれも元気出る曲だと思います(笑)。」
T「元気は!元気はね、俺、凄い出ると思うわこれ。」
Y「うん。元気だけですけどね(笑)。」
T「そうそう(笑)。何かね。元気より開き直れる感じ?」
Y「あ!そうすね!あーそれはいいですよね。」
T「うん(笑)。そうですね。」
Y「元気と開き直り(笑)。」
T「(笑)。じゃあ取り敢えずその元気出る曲。1曲目もうかけて行きたいと思い
 ますけども。」
Y「はい。」
T「1曲目が細川たかしさんで『応援歌、いきます』」
Y「はい。いい曲ですね。」
T「いい曲ですね。」

M-03.応援歌、いきます/細川たかし

T「(笑)」
Y「いや〜いい歌っすね。」
T「いい歌だねえ。」
Y「ええ。で、あと声もね。」
T「声ヤバイっすね。」
Y「何か凄い僕なんかは空っぽにされるっつうか。」
T「(爆笑)」
Y「『偉大なる空っぽ』って呼んでるんですけどねこの声は。」
T「なるほど(笑)。でもこれ作詞糸井重里さんなんですね?」
Y「そうなんですよね。」
T「結構確信犯的な感じですねこれ。」
Y「ですよね。ええ。面白いですよね。」
T「面白過ぎるよ。だってサビメロが♪生ビールがあるじゃないか〜だもん(笑)」
Y「そうそう(笑)。それだけですからね。」
T「(笑)。『生ビールがあるじゃないか』で、コーラスが♪あーるーじゃーな
 ーいかーっていう。」
Y「そうそう(笑)。」
T「女性コーラスのいい感じ。」
Y「応援。応援してんですねあそこでコーラス(笑)。」
T「(笑)コーラスが応援してる。で、最後がね♪あるーじゃなーいかー♪あるー
 じゃーなーいかーの連呼。」
Y「そうそう(笑)いいですね。」
T「いいな〜これ(笑)。」
Y「ええ。」
T「それで♪中村君よ〜って誰だ!みたいな。」
Y「誰なんすかね(笑)。」
T「(笑)」
Y「あと何でしたっけ、♪リンゴむいても下向くなとか(笑)。」
T「そう。オヤジギャグだよねこれ(笑)。」
Y「ですよねこれ(笑)どう考えても。」
T「ねー。♪トカゲ飼ってもケンカは買うな(笑)。」
Y「そうそう(笑)。」
T「クダラネェー!(笑)…いや〜いい感じですよね。」
Y「ですね。ええ。」
T「これは大分確信犯的。でも曲がちょっと何故か大瀧詠一さんっぽくない?(笑)」
Y「そうですよね。最初僕もそうかなと思ったですけどね。」
T「そう(笑)。そしたら違う人なんだねこれ。」
Y「そうなんですよね。」
T「ホントにこの…弦アレンジっていう風に書いてありますけど『岩崎文紀』…
 俺知らないですけど。」
Y「ええ。」
T「という感じですけどね。これいい歌聴いた!久し振りに。」
Y「ええ。いや〜、ね、元気出ますよ。」
T「うん元気出たね凄い。もうねこういうご時世でやっぱ『応援歌いきます』」
Y「いいですね。」
T「いいですね〜。これはキリンドラフトのCMソングだという。」
Y「ですね。これは結構前ですね。」
T「ええ。91年の…知らないよ(笑)。」
Y「91年ですね(笑)。もう10年前ですよね。」
T「そうね(笑)。これをね〜持って来る感じ?これは自分で持ってたんですか?」
Y「これはええ。久々に友達のレコード屋で聴いて。」
T「あー。」
Y「何か妙にパコーンってやられて(笑)。」
T「(笑)」
Y「それで買って来て。今年の正月あたりは毎日のように聴いてました。」
T「なるほど。でも毎日のように聴きたくなるなー確かに。」
Y「ええ。毎日聴いて、毎日生ビールとか飲んで(笑)。」
T「(爆笑)」
Y「ええ。」
T「うん。これでも酒場でついつい口ずさんじゃうような。」
Y「いいですね。」
T「気持ちいい感じですけど。これシングルは手に入りそうだという事ですか?」
Y「ええ。まだ入ると思うんですけどね。」
T「ロスアプに置けばいいじゃん。」
Y「そうなんですよね。」
T「取り寄せてさ(笑)。」
Y「ええ。あの何とか頑張ってみます(笑)。」
T「そう(笑)。今日はこの手と言いましょうか、なかなかこういったパワーの
 ある虚無と言いましょうか(笑)。」
Y「ええそうですね。」
T「パワーのある曲がたくさんかかりますのでお楽しみに。」
Y「はい。」

***
T「で、パワーの出る曲第2弾ね。早速行きたいと思います。」
Y「はい。」
T「これは、野坂昭如で『ダニアースの唄』」

M-04.ダニアースの唄/野坂昭如

T「もうこれ名曲中の名曲ですね。」
Y「そうですね。強力ですよね。」
T「凄いよ(笑)。ちょっと俺熱くなってきましたこれ聴いてて。」
Y「ね。パンクっすよね。パンク(笑)。」
T「パンク(笑)。これもうさだって、DHRから何故出さないか!という。」
Y「ねー。是非アレック・エンパイアに(笑)。」
T「アレック・エンパイアにちょっとこれ売り込みたいですけど。」
Y「ええ。」
T「凄いですね!トラックも歌詞もこれ。」
Y「ねー。カッコイイ。完璧ですよね。」
T「完璧ですねこれ。」
Y「ええ。最後の煽りも(笑)。」
T「最後の煽りと、♪死んだぁー!死んだぁー!」
Y「♪ダニダニダニ…(笑)」
T「(笑)」
Y「どうするんだ…っていうね(笑)。」
T「どうするって感じですねこれ。♪茶髪に!ブスリッ!ダニアース…(笑)」
Y「そうそう(笑)。」
T「『茶髪にブスリ』とか完璧ですねこれ。」
Y「これバンダイから出てるんですよね。」
T「うん。♪贈賄!収賄!ダニダニダニ!…(爆笑)」
Y「意味もう…(笑)訳わかんないですよね。」
T「うん。♪役人!役人!ダニダニダニ ♪警察!ブスリッ!ダニアースとか。
 いいですよねこれ。」
Y「パンクですねパンク。」
T「うん。参った!これ。これもロスアプに置いて下さいよ。」
Y「あ、これは置いてたんですよ。」
T「あ、そうですか。これはちょっと買いたいですね。」
Y「ええ。」
T「あ!そうだ。これあれだ、畳の中に…」
Y「そうです。コマーシャルであの畳の中に野坂さんの顔があって、商店街か何
 かでこんななってやって。」
T「(笑)やってる時だ。あん時に出たヤツだ。」
Y「ええ、なさってる。ええ。そうです。」
T「あーそかそかそか。へえーその時のね。」
Y「ええ。あれのフルバージョンです。」
T「なるほどね。こんなのが出てたんですね。知らなかったなーこれ。」
Y「ええ。」
T「これ何でヒットしないかな?こういう歌。」
Y「ねー。」
T「ねー(笑)。」
Y「まあうちではある程度ぼちぼち出ましたけどね(笑)。」
T「(爆笑)。ロスアプでは結構出たと。」
Y「ええ。結構出ましたね。」
T「なるほどね(笑)。そうかー。でもこの2曲目の『なんじゃん・わるつ』って
 いうのかなり気になりますけど。」
Y「いいですね。これ野坂さんと永六輔さんと小林亜星さんの3人で。」
T「歌ってんの?」
Y「ええ。『世直しトリオ』というトリオを組んで。」
T「へえー(笑)。」
Y「最近はコンサートでもその3人で歌ってるらしいんですけどね。」
T「歌ってるんだ。へえー。」
Y「これもまたいい。」
T「いい感じの曲。」
Y「ええ。」
T「ふ〜ん。『昭和わかれぶし』というね。」
Y「ええ。」
T「なるほど。これ昭和にサヨナラという?」
Y「ええ、そうですね。」
T「これちょっと買いたいなこのシングルは。」
Y「ええ。」
T「ちょっとビックリしました僕。かなり衝撃でちょっとねまだまだこの余韻に
 浸ってる訳ですけど(笑)。」
Y「(笑)」
T「そういう曲持って来ますよね、もうねよくね。」

***
T「次の曲は…これは何て読むんですか?」
Y「久下恵生(クゲ・ヨシオ)さんですね。」
T「クゲヨシオさん。」
Y「ええ。ずっとこの人もいろんなバンドでやってた人みたいですけどね。」
T「うーん。」
Y「今はストラーダというバンドでドラムをやってる人で。もう20年近くいろん
 なバンドを渡り歩いて。ミックスっていうかミキサーエンジニアに内田さんと
 いう…ドライ&ヘビーとかリトルテンポとかやってる人がエンジニアやって」
T「はーはー。あ、じゃあ最近の人ですね。」
Y「ええ。アルバムを出したんですけどね。」
T「あ、そうなんですか。その人の曲をじゃあここでね。『パーク・ウエスト』
 という曲聴きたいと思います。」
Y「はい。」

M-05.パーク・ウエスト/久下恵生

T「カッコイイですねこの曲。」
Y「ですね。ドラマーの人のソロなんで全編ドラム。いろんな感じのドラムソロ。」
T「が入ってるだけなんだ。へえー!」
Y「ええ。でもどれもいろんなタイプ入ってるんで、アルバム1枚通して楽しめる
 んで。」
T「へえー。面白い。」
Y「ですね。」
T「うん。なかなかパワーが結構ありますね。」
Y「ありますね。」
T「元フィルムスなんですか?この人。」
Y「ですね。」
T「フィルムスって言っても知らないよな皆んな。」
Y「うん。」
T「ニューウェーブの時期にあったなかなかいい感じのバンドでしたけど。」
Y「ええ。パンゴとかマヘルシャラルハシュバズとかシェシズとかまあいろんな
 バンドを渡り歩いてたみたいですけどね。」
T「あー。これはいい感じでしたけど。これは新譜が出るという?」
Y「あ、もう出て。バンブルビーレコードという所からもう出てるんで是非。」
T「あ、そうなんですか。パラダイス・ガラージの?」
Y「ええ。のアルバムにもドラマーとして参加したりとかしてますね。」
T「なるほど。パラダイス・ガラージってそうだ僕ライヴ観た事あるんだ1回。」
Y「あ、そうですか。あ、今度…あの1つ宣伝さしてもらっていいですか?」
T「うんうん。」
Y「12月9日ですね、その久下さんとパラダイスガラージとコンボ・ピアノという
 バンドとアメフォンというバンドを誘って、青山のCAYという所で。」
T「あ、やるんだ。面白そうだね。」
Y「ええ。僕やってる『是空』っていうレーベルのプレゼンツ的な感じでイベン
 トしますんで。」
T「あ、そうなんだ。へえー。」
Y「もし来れそうな方是非。」
T「あ、わかりました。いつですか?それ。」
Y「12月9日ですね。ええ。」
T「12月9日。」
Y「日曜日の夕方ぐらいから。」
T「あ、そうですか。パラダイス・ガラージ僕見たのね、確かジョンスペの前座
 か何かで出た時。」
Y「あ、そうなんすか。へえー。」
T「そう。ジョンスペの前座で出てね。物凄い面白かった。」
Y「あー。今回もちょっと変わった感じでやるらしいんで。」
T「あ、そうですか。何か2人だけでやってたんだけど。1曲目がね、物凄く申し
 訳無さそうにさ(笑)ギターの弾き語りで歌ってて。もうお客さんとか皆んな
 つっ立ってて。棒立ち状態でさ。」
Y「あー。でしょうね。」
T「それでね(笑)2曲目以降が何かね5秒ぐらいの曲をたくさんやってたよ。」
Y「へえー。」
T「『1曲目』『2曲目』とか言って。それで3曲目からが手品ショーだったの。」
Y「へ?手品?!」
T「(笑)」
Y「あ、そうですか(笑)。」
T「(笑)あれが最高だったよ。」
Y「手品ですか。」
T「うん。何か3曲目あたりから手品やっててさ。」
Y「豊田さんがですか?」
T「2人でやっててね。ギターと1人が何かガラクタみたいなの持って出て、リズム
 ボックスバッと鳴らして。そしたらドラムの人が急に出て来てさ。ライトを両
 手に持って右から左にライトを点けかえるだけなんですけど(笑)。」
Y「あ(笑)そういう…あの、安い手品というか単純な手品(笑)。」
T「そうそう(笑)。それをねこうリズムに合わせながらやるんだけど。」
Y「あー(笑)。」
T「めちゃくちゃ面白かった(笑)。」
Y「ジョンスペの前座で(笑)。」
T「そうそう(笑)。それで最後がね、ノイズ。」
Y「あ、最後にノイズ。訳わかんないですね(笑)。」
T「そうそう(笑)。スゲー良かったんだけどさ。何だこのバンドと思った。」
Y「うん。」
T「そう。で、客にもウケてたよ最後。」
Y「あ、そうすか。」
T「うん。」
Y「本当に何かいろんな事やる人ですからねあの人も。」
T「うん。何かカーネーションの人達と同じレーベルにいるんだよね?」
Y「あ、そうです。それがこのバンブルビーレコード。」
T「あ、そうなんすか。あの直枝さんがやってる?」
Y「ええ。だったかな?」
T「へえー。」
Y「そこから今かけた久下さんもリリースされたんですね。」
T「あ、そうですか。なるほど。」

***
T「で、最後にまた…」
Y「はい。」
T「前回山辺さんがかけた曲であの曲。『曲のタイトル教えて下さい』といろい
 ろね、葉書とか結構来たんですけど。」
Y「あ、そうですか。あーあの曲ですか。」
T「あの曲で。」
Y「あの曲で。」
T「ヘアカット…じゃねーや、何だっけ?」
Y「『トゥデイズ・ファッション』」
T「『トゥデイズ・ファッション』そうそうあれ(笑)。」
Y「あれ(笑)。」
T「あれの反響結構大きかったですよ。」
Y「あーそうですか。」
T「ええ。で、今回もトリはやっぱりマジカルパワーマコ。」
Y「そうですね。ええ。やはり持って来てしまったんですけどね(笑)。」
T「そう(笑)。何で面白いんだろうね?」
Y「(笑)」
T「マジカルパワーマコ。これは新しい曲ですね?」
Y「そうですねこれは新曲です。あのSALVAレコードというレーベルから『ここい
 らで死ぬ前に止笑』というコンピレーションが。」
T「ん?『笑止』でしょ?これ。」
Y「あ、『笑止』ですね。止笑って…すいません間違えました。『笑止』ですね。
 笑い止まる。」
T「(笑)笑止ね。じゃあここでマジカルパワーマコの新曲で『ポップ・スペース
 ・ドット・コム』ですね。」
Y「はい。」

M-06.ポップ・スペース・ドット・コム/マジカルパワーマコ

T「イントロ始まった時にはビックリしましたけどね。誰の曲?って。」
Y「ですね。ジュリアナかと思いましたよね。」
T「そうそうそう(笑)。でも途中からやっぱりマジカルパワーマコだな〜とい
 う感じのオンパレードという感じでしたけども。」
Y「ええ。」
T「相変わらずパワフル。キレてるな〜という感じ。」
Y「ですね。」
T「ふっきれてるな〜という感じがしますけども。これはロスアプソンに置いて
 るんですね?」
Y「ええ。置いてますんで。」
T「うん。山辺さんの曲も聴きたいですねこれ。」
Y「え?あ、いや〜…ね。ええ(笑)。」
T「なーん(笑)。何かこう止まっちゃう感じ?言葉が。」
Y「いえいえ(笑)。」
T「買って聴いて下さいという感じなんですね。音楽やってたんですね?結構。」
Y「うん、まあ音楽か何かわかんないですけど。ええやってます。」
T「音楽じゃないかもしれない?」
Y「うん…まあ音楽。」
T「喋ってるんですか?」
Y「え?あ、最後叫んでますけど。ええ(笑)。」
T「叫んでるんだ。」
Y「最後だけですけどね。あとは太鼓叩いてるんですけど。」
T「あー。という感じで。じゃあ今日はなかなかパワーが出るような曲って感じ
 ですね。」
Y「そうですね。」
T「細川たかしさんからダニアースから久下さん、マジカルパワーマコという。
 こう中途半端じゃないぞって感じのね。」
Y「そうですね。ええ。」
T「爽快感がある。爽やかな。微風のような。」
Y「微風(笑)。」
T「(笑)爽やかな秋の青空みたいな、そういう感じの選曲でした。」
Y「たまには聴いてみたら気持ちいいんじゃないでしょうか。っていうような曲
 ですね。」
T「そうですね。はい。」

<エンディング>
T「はい。爽やかにお送りして来ましたオリジナルラヴプレゼンツバースト!
 いかがでしたでしょうか。爽やかな選曲だったな〜!ね。あの(笑)いいで
 すよ喋っても全然大丈夫です。」
Y「あ、喋っていいですか?」
T「えーと(笑)、やっぱこういった爽やかな本当にふっきれる感じの音楽たく
 さん置いてあるロスアプソンですけれども。」
Y「ええそれはいろいろあります。何か見てもらうのもうちの店面白いと思う。」
T「そうですね。」
Y「そこで自分に何か引っ掛かるようなもんあったら是非。」
T「そうですね。何かギャラリーみたいな画廊みたいなお店でもあるからね。」
Y「あ、今度ギャラリーも始めるんですようちの店。」
T「あ、そうなの?へえー。」
Y「店の天井のあたりちょっと梁が出ててですね、そこをちょっとギャラリーと
 して来年から始めようと思ってます。」
T「へえー。あ、そうなんすか。」
Y「ええ。そういう感じで楽しむのも。」
T「なるほどね。そうお店自体がギャラリーみたいな感じだったからね。」
Y「うん。ねーごちゃっといろんな物があって。」
T「なるほど。それ楽しみだという感じします。」
Y「ええ。」
T「という事で、今日のゲストはレコード屋さんロスアプソンの山辺圭司さんで
 した。ありがとうございました。」
Y「ありがとうございまーす。」
T「また来週。バースト! 」 

 


prev

next


[BURST!]
[BROADGRAPHY] [Home Page]

Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki