ORIGINAL LOVE presents 《BURST!》

第128回 (2001年9月6日放送)


<オープニング>
T「今日は、前回バイレファンキ特集でショッキングなトピックを紹介してくれ
 た、スマーフ男組のコンピューマ氏の登場であります。」


M-01.めくれたオレンジ/東京スカパラダイスオーケストラ

<近況>
 先日…いつだっけなぁ…先日と言っても結構今から前ですね。2週間以上前か。
東京スカパラダイスオーケストラのライヴ東京の渋谷クラブクアトロで一日だけ
ゲストで出演させて頂きまして『めくれたオレンジ』を歌ってきまして。まあそ
の1回きりでしたね結局ライヴは。もの凄い盛り上がりましたけど。もうガー!
っと。楽しかったですねもの凄い。

 それで、やっとオリジナルラヴのトライアルセッションと題した3本だけのコ
ンサート、東京のクラブクアトロと名古屋/大阪それぞれクアトロですけどやっ
てきたというか…実を言うと明日東京のライヴという(笑)日取りでありまして
今日の収録の日付がバレてしまう訳ですが。おととい大阪のライヴを終えて東京
に戻ってきて今ラジオのスタジオにいる訳でありますけども。名古屋そして大阪
のクアトロライヴ、予想以上に盛り上がりまして凄いいいライヴができてホント
に僕は嬉しかったですね。今回はトライアルセッションと題して、まあ要するに
いろんなコンピューターソフトのお試し版と言えるような、データ版ライヴとい
いましょうか、オリジナルラヴの次のニューアルバムに向けた実験ライヴという
か、ニューアルバムのいろんな方向性をこのセッションを通して探っていくとい
うかね、そういう感じのライヴであった訳ですけど。まあ観にきて頂いた皆さん
おわかりのように、ワタクシ田島を始めメンバー全員白いシャツにネクタイ/黒
いパンツ/革靴という(笑)出で立ちで、髪も油でガッと固めたりして。で、ワ
タクシはピアノ…殆ど全曲でピアノを弾きましたですね。初めてでした。で、ベ
ーシストが新たに今回やって頂いたのが鹿島達也さんという。昔『スーパーバッ
ド』っていういい感じのソウルグループにいたんですけど。あとは今までと一緒、
ギター木暮、ターンテーブルL?K?O、平井君ドラムで、松っちゃんがヴィブラフォ
ンとかサックスとかいろいろやりましたけど。今回僕はピアノをやったりサック
スをやったりとかもの凄い忙しくて、サックスソロもあるし、僕と松っちゃんと
の絡みのセッションもあるしもう…リハーサルは5日間しかありませんでしたけど
メンバーをずーっと休み無しでこき使いまして僕が(笑)ホントにヘトヘトにな
りましたですね。で、殆ど全曲アレンジを変えてやったのでもの凄い大変でした
けれども。新曲は今回2曲しかやりませんでしたがホントは3曲やる予定だったん
ですね。もう1曲は実を言うとビッグな作詞家の方に頼んでるんですけど、それが
ちょっと間に合わずできませんでしたけども。僕の書く詞の曲で2曲やりましたが
詞も全部上がってなくて、一番と半分ぐらいしか上がってなかったんですが、そ
れを本番前にちょっと手を加えたりしてやりましたけど、なかなか盛り上がって
頂いてホントにいい感じのライヴだったなと。僕個人にとってもまたもや新しい
一歩みたいなね、踏み出せたかなあというライヴだった訳でありますが。これか
ら、丁度今月の中旬/末ぐらいからオリジナルラヴのレコーディングついに始ま
りますので、皆さん楽しみにして頂きたいと思う訳でありますけれども。キーワ
ードは…そうだなぁ…ジャズ好きの人…(笑)が…ジャズ好きのロックの人がや
った何とも言えない変な得体の知れないアートと言いましょうか、になればいい
なと思ってる訳でありますけど…何て事はいいとして。

<今週のリコメンド>
 で、トライアルセッションでカバーを今回いろいろやったんですけど。1曲目
がマーヴィン・ゲイの『I want you』という曲をやりまして。これのアレンジが
この番組で昔かけましたけど、ニック・ケイヴの『From Her to Eternity』とい
うアルバムがあるんですが、そのアレンジを施したという…わかった人いないと
思うんですけど(笑)…自分の気持ちとしては「ニック・ケイヴがI want youを
カバーしたら。」という感じでやった訳ですが。ニック・ケイヴの妹だったっけ
なあ?ちょっと忘れちゃいましたけど、誰かがI want youを歌って、アレンジを
ニック・ケイヴか誰かがやって、同じようなアレンジあったらしいって事をある
人から聞いたんですけど、これ知らなかった訳なんですが。で、それとセルジュ
ゲンズブールのカバーをやりました。『唇によだれ』という曲。今回のライヴは
何となくコンセプトがこう…デカダンスですね。新世紀、21世紀のエロティック
なデカダンスと言いましょうか、何故かそういうような方向に向かっていまして。
次のアルバムがそういう方に向かってるかどうかってのはまた違う気もするんで
すが(笑)、今回のライヴに関しては何となくそういう感じでやった訳なんです
けど。でも実際ライヴ始まると何となくいつもと変わらない部分がやっぱりあり
ましてですね(笑)何かオモロイ楽しいところもあって…。えー、で、セルジュ
ゲンズブールの『唇によだれ』これ映画のサントラになりましたけど、この曲を
ここでかけたいと思います。そしてもう1曲。これも僕ゲンズブールの中で凄い
好きな曲ですけど『かわいそうなローラ』。女の子がずーっとキャーキャー笑っ
てるという曲ですね。2曲続けて聴いて下さい。

M-02.唇によだれ/セルジュ・ゲンズブール
M-03.かわいそうなローラ/セルジュ・ゲンズブール

<談話室バースト!>
ゲスト:コンピューマ(スマーフ男組)以下C

T「今日のゲストは、スマーフ男組のコンピューマさんですね。どうも。」
C「どうも。よろしくお願い致します。」
T「よろしくお願いします。あのーどうでしたか?最近は。」
C「最近は(笑)…」
T「前回ライオンでビールを…」
C「(笑)」
T「銀座の歌声喫茶ライオンへ行って、ドイツの…」
C「美味しいビールを…」
T「美味しいドイツソーセージを…」
C「むしゃぶり食いまして(笑)…」
T「中原昌也氏と共に(笑)。あれから何か近況でアクションとか何かありまし
 たですか?」
C「地道にホントにDJとかもそんな無く相方のマジアレと地味ーに録音をしたり。
 あと個人的にはこの間、コマ劇場にコロッケの『西遊記』を観に行ってきたり
 なんかして。」
T「えー?(笑)どうゆう事ですかそれ(笑)。コロッケってあのモノマネのコ
 ロッケ?」
C「そうですそうです。僕の中で最近断然今もう凄い興味があって。」
T「ほおー。ピンときた?」
C「そうなんですよ(笑)。」
T「コロッケ…わからないな(笑)。」
C「(笑)。あのーロボットシリーズがあって。『ロボ五木ひろし』だとか…」
T「ウソ。カッコイイねそれ。」
C「凄いんですよ。この間の西遊記では『ロボ五木ひろし』じゃなくて、『ロボ
 美川憲一』でやったんですよ。」
T「へえー。モノマネ声でね。」
C「いや、声と動きなんですよ。」
T「動きも?」
C「動きがもうロボットになってて。」
T「ヤバイねそれ。」
C「で、効果音がちゃんとガシャーンガシャーンガシャーンとか付くんですよ。」
T「(笑)」
C「ブレイクダンスのロボットダンスみたいな感じにモノマネがプラスで(笑)、
 音とバッチリ合ってて…」
T「あ、そうなんすか。」
C「で、たまに怒ると3倍速になったりするんですけど(笑)。」
T「(爆笑)面白いですねそれ。」
C「それだけを観たいが為に、ちゃんとオペラグラスも買ってってこうじーっと
 観に行くんですけど(笑)。」
T「(笑)。ウケてる?みんな。お客さん。」
C「いやーもうお客さんだって、おばあちゃんとおじいちゃんと子供しかいなか
 ったんで(笑)。」
T「あーそうですよね。」
C「でも子供はウケてましたね。普通にこうワハハハって笑ってました。」
T「へえー。で、あれだ、コンピューマさんはもうバカウケしてる訳ですか?」
C「そうですね(笑)。」
T「感動してる、みたいな?」
C「感動してますね。」
T「はあー。」
C「コロッケのビデオたまに見たりして泣いたりしてます。」
T「(爆笑)感動して泣いたり。」
C「そうです(笑)。」
T「なるほどなー。いいなー。ビデオ出てるんですね?コロッケの。」
C「ちょっと前に出たんですよ。『あつあつコロッケ召し上がれ!』っていう。」
T「(笑)」
C「(笑)。それ何かコロッケの20周年記念ビデオみたいで、それでロボ五木ひ
 ろしが見れるんですけど。それで僕もやられちゃったんですよ。」
T「見る機会があったって事が凄いけどね。」
C「それは個人的にレコード屋さんからインフォメーションが来るんですよいろ
 んな。」
T「あ、そっかそっか。なるほどね。」
C「で、それで見たんですけど。」
T「ちょっと見てみたらブッ飛んだと。」
C「そうです。」
T「はあーなるほど。」

***
T「で、前回は、ブラジル/メキシコのハードコアシーンっていうかバイレファ
 ンキ…」
C「バイレファンキ(笑)マイアミベースというか(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。」
C「成り損ないのヒップホップというか。」
T「そうですね綿々とこう行きましたけど。今回はどんな感じなんですか?やっ
 ぱラテンですね?」
C「そうですね。何か南米のモノをいくつかお持ちしたんですけど。一つ目が、
 アルゼンチンのアーティストで『フアナ・モリーナ』っていう人なんですけ
 ど。僕も初めて聴いた…」
T「アルゼンチンねー。あのーあれでしょ?バティーの国でしょ?バティス・
 トゥータの。」
C「そうです。」
T「バティス・トュータの国でこのような音楽があるというのは凄いですね。」
C「あとは昔だとタンゴとかそうですよね。ピアソラとか。」
T「はあーアルゼンチンタンゴ。あーそっかそっか。」
C「あとは映画の『スターシップトゥルーパース』の舞台のメイン都市というか。
 それもブエノスアイレスだった気がするんですけど(笑)。」
T「あ、そっかそっか。ブエノスアイレスってアルゼンチンなんですね。ずっと
 ヨーロッパだと思ってた俺(笑)。ちょっとそう考えると変ですね。」
C「何か変な国ですよね。そこの音響シーン…音響って言葉を使っていいかわか
 らないんですけど、割とプログレッシブなロックと言いますか、そういう実験
 シーンが結構盛んにあるみたいで…」
T「これはでもね、そういうポストロックと言われる音楽を意識してるような…」
C「してるようなしてないような…」
T「音ですよね。」
C「ですね。で、割とボアダムスの山本精一さんとかが早くから紹介されてて、
 そんな中で今回歌モノのアルバムが初めてに近いようなイメージでリリースさ
 れたんで今回それを持ってきました。」
T「はい。このジャケットがまたいいですね。」
C「(笑)」
T「髪の毛がビョークの一番新しいアルバムのポスターに似てるんですけど。」
C「そうです。」
T「要するに、前髪を全部バサーっと顔の前にカーテンの様に下ろして、鼻と口
 だけちょっとだけ見えたりする…この『閉じてますわたし』という感じの…」
C「(笑)」
T「これサウンド的にも閉じてますという感じのサウンドでしたけど。あのこれ
 のほうちょっとユニークな感じしましたので聴いてみましょう。」
C「はい。」
T「これタイトルは?」
C「アーティストが『フアナ・モリーナ(JUANA MOLINA)』で曲名が『ラ・ヴィ
 ジタ』」

M-04.ラ・ヴィジタ/フアナ・モリーナ

T「はい。閉じてますわたし...って感じでしたが。」
C「閉じてますね。結構好きな人はホントたまんない世界ですよね?」
T「そうでしょうねー!」
C「ねじ曲がったこうアシッドフォークというかサイケというか。」
T「そうですね。そんな感じもしますね。」
C「ちょっとプログレッシブな感じもして。」
T「うーん。この脱力感といいね。山本精一さんの世界にちょっと通づるこの力
 の何かこの…わたし力が出ませんっていう(笑)感じと言いましょうか。」
C「(笑)」
T「で、このシンセサイザーの使い方がね、こういう音出るけれども…あ、こう
 いう風に使うかって、何か気づかなかった…」
C「そうですね。メインでこういう使い方ってあんまり無いですね。」
T「ねー。なるほど失敗した…早く気が付けば…と俺は思った訳ですが(笑)。」
C「(笑)」

***
T「今日は何かいろいろ曲たくさんかけるという事で。『ヴォーカル・エレテ』
 ですね?」
C「はい。さっきアルゼンチンだったんですけど、今度はキューバのアカペラコ
 ーラスグループで『ヴォーカルサンプリング』ってバンドがいて割と有名なん
 ですけど、このメンバー達の一部がまた新しいバンドを作ったみたいで。それ
 が『ヴォーカル・エレテ』っていうこのバンドなんですけど。」
T「へえー。」
C「もうジャケットヤル気には満ちてんですけど、売る気ゼロみたいな感じで。」
T「(笑)なるほど。いいなーアグレッシブだなー凄い。」
C「全部の楽器を…この中ジャケでもあれなんですけど…」
T「(爆笑)」
C「パーカッション/ベース/ギター/トランペット…とかっていうのを全部口でや
 ってるっていう。」
T「あ、全部口なんすか?!これ。」
C「口なんですよ。演奏は無しで全部口でやってて。」
T「へえー。そうなんだ。それでヴォーカル・エレテだ。」
C「そうなんですよ。で、シーケンサーしてないんですけど妙にこう人力でシー
 クエンスしてるみたいな感じが変ないびつ感と言いますかカッコ良さと言いま
 すか、何かテクノっぽいというか、ある意味ラテンなんだけどクラフトワーク
 感覚と言いますか、ラテン感覚でやってたんでちょっと面白かったんで持って
 きてみました。」
T「へえー。じゃあそれ聴きましょう。早速キューバ人。ヴォーカル・エレテで
 『フルタ・フレスカ』」
C「はい。」

M-05.フルタ・フレスカ/ヴォーカル・エレテ

T「凄いですねこれ。」
C「凄いですね。みんな『俺はこんだけできるんだぜ!』みたいなこう自慢振り
 というか(笑)。」
T「自慢振りは凄いですね。」
C「ライヴが楽しみですよね。」
T「もう口完コピでしたね。しかも一番最後のエンディングの♪パァ〜〜〜〜!
 っていう…」
C「思いっきり上がってましたね(笑)。」
T「トランペットがオクターブ上で行く感じ。よくエンディングでありますけど。
 ここまで完コピ…凄いですね。」
C「ちゃんとやってましたね。」
T「このベーシストの写真がここにありますけど…」
C「(笑)」
T「ニューヨークヤンキーズのジャケットを着てベースを弾くマネして歌ってる
 感じが…」
C「目に浮かびますね。」
T「ライヴ盛り上げるぜ!っていう(笑)…」
C「ですね。是非誰か呼んで頂ければ観たいですけどね(笑)。」
T「あ、観たいですか?(笑)このアルバムって全部歌なんですか?」
C「そうです。あ、でもたまにちょっとBOYZ II MENっぽいバラードも入ってます
 (笑)。」
T「(爆笑)」
C「やっぱりその辺はモテ要素で多分入ってるんじゃないかと思うんですけど。
 バラードもちゃんと入ってますね。」
T「なるほどね。ゴスペラーズばりの。」
C「自作曲とそういうラテンの有名曲のカバーの半々くらいで。」
T「あ、自作曲もやってるんだ。」
C「やってましたね。」
T「なるほど。」

***
T「で、次が…何だっけ…」
C「次はですね、今度キューバからパナマで(笑)。」
T「パナマ!」
C「『アベリーニョ・ムニョス』という50年代後半らしいんですけど、ホント非
 常に珍しいパナマのオルガン奏者…」
T「はーはーはー。」
C「のアルバムから持ってきたんですけど。」
T「あ、夏っぽいヤツね?この曲。」
C「そうです。はい。」
T「これはもう夏の家でかかってるような…」
C「(笑)」
T「いいー感じのね。」
C「や、かなりいい響き具合してましたよね。」
T「そうですね。砂浜以外何を思い描くこの曲で!っつの。違うかな(笑)。」
C「(笑)。頭だけ割とちょっと激しい…」
T「あ、そうそうそう。頭だけね、こう凄いサンバかな?サンバかも。って思え
 るような、そういう曲です。」
C「はい。」
T「はい。じゃあそれ聴きます。アベリーニョ・ムニョスで『ボレロ・パナメー
 ニョ』ね。」

M-06.ボレロ・パナメーニョ/アベリーニョ・ムニョス

T「いいエンディングでしたね。」
C「いいですね。」
T「♪ウェッ!ウェッ!で終わっちゃう(笑)。」
C「(笑)」
T「オルガンのこの何て言うのかな…クレッシェンド、デクレッシェンドの凄さ
 って…凄いですねこれ。」
C「凄いですねー。」
T「もうとことん…多分ね、弾いてる姿こう浮かんでくるんすけど…」
C「(笑)」
T「ディープパープルのオルガン誰だったっけ?あの人…ジョン・ローズ?ジョ
 ン・ロード。あんな感じで弾いてるんじゃないかなと…」
C「思いっきり(笑)…」
T「このルックスで(笑)…」
C「背広着て蝶ネクタイで(笑)。」
T「ヒューーッ!…弾く時はもんの凄い…フワァーーッ!って何かね、そのぐら
 い入ってるなこの演奏!みたいな感じの曲でしたけど。いやーホントに。」
C「ですよね。」
T「これ最近出たんですか?」
C「いや、出たのはこれ94年って書いてあるんで。」
T「あのワールドミュージックの頃かな?」
C「そうですね。割と流行ってる頃にポコンと出て。今まだ売ってるのかちょっ
 と全然わかんないんですけど。」
T「在庫はあるぞと…」
C「…っちゅーか(笑)…」
T「…っちゅーか(笑)…」
C「ありそうですね(笑)。余ってそうですね(笑)。」
T「(笑)。気持いいですねこれ。夏はもう終わりましたけど。」
C「はい。」

***
T「で、次それで、スマーフ男組の新曲が。」
C「新曲を今日は一応(笑)…」
T「持ってきましたですね?」
C「お持ちしました。」
T「ええ。もうここだって3、4回出てて『まだできてないっす』『まだまだ』と。
 で、ついに!」
C「はい。」
T「これはコンピレーション?」
C「そうです。コンピレーションに1曲入れてもらいまして、10月25日発売なんで
 すけど、マニュエル・ゴッシングというアシュ・ラ・テンプルの中心的メンバ
 ーだった人の、マニュエル・ゴッシングのハウスとかテクノの元祖的曲と言わ
 れてる『E2-E4』っていう曲があるんですけども、その曲へのトリビュート盤
 が出るんですよ。参加してるアーティストが他には、DUB SQUAD、ROVO、sugar
 plant、界、それから、HI SPEED AND STAR LIGHT EXPRESS、Buffalo Daughter、
 そして僕らスマーフ男組というメンツなんですけども。」
T「なるほど。うんうん。これ小林君も関わってるんですか?」
C「いや、小林君はこれは関わってないと思いますね。多分シュガープラントの
 小川さんの『エレクトリックサル』というレーベルのモノだと思います。」
T「あ、そうなんですか。これでこのスマーフの…これはあのー1年ぐらいかけて
 作った曲?」
C「いえいえ(笑)。や、あの(笑)…」
T「これとはまた別にアルバムに曲を作り貯めて…」
C「そうです。アルバムもやってるんですけど、その中でちょっとこのコンピ用
 に…」
T「また1個作って?」
C「そうですね。この曲は一応相方のマジアレが相当打ち込んで…あのー打ち込
 んで(笑)…」
T「あ、そうなんだ。ほおー。」
C「トラックなんですよ。で、それをまたちょっといじって出した曲なんですけ
 ども。」
T「じゃその…全編流すとこれは9分以上に渡る…」
C「9分以上あるんですけど。しかも何も起こらないんで(笑)…」
T「9分間何も起こらない?…感じ…何かわかる(笑)。」
C「(笑)」
T「何だろそれ(笑)。はあー。じゃそれ聴いてみましょうか。」
C「はい。」
T「スマーフ男組で『ジェロニモ鳥にも』」

M-07.ジェロニモ鳥にも/スマーフ男組

T「これは鳥はどこに出てきたんですか?」
C「鳥もあの(笑)…♪パパパパッパの後に…」
T「あ、あの♪ヒュルル〜〜?」
C「ワビサビ的に一応(笑)。」
T「(爆笑)」
C「こっそり鳥が入ってた感じなんですけど(笑)。」
T「なるほどなるほど(笑)。何とも言えないこの位相のズレ感と言いましょう
 か途中からの。あれがこの曲の持ち味だという感じがしましたけどね。」
C「そうですね。そういう微妙なエフェクトの変わり具合とかをZAKさんにやって
 頂いたんですよ。」
T「何とも気持いい…悪い良いみたいな(笑)。」
C「(笑)」
T「気持いい悪いみたいないいエフェクトでこれは頑張ったなという。」
C「あ、そうですか。」
T「これはワンテイクで録ったんですか?このエフェクトは。」
C「えーとー…いや、全部で3.4個録って、そん中で一つ選んだんですよ。」
T「ほおー。これ何か終わった後『ごめん!』とか言う人がいたりとかしたり?
 (笑)…」
C「ありますあります(笑)。」
T「でしょ?(笑)」
C「すみませんもう1回(笑)…」
T「そうそうそう(笑)。」
C「もう余裕でやりました(笑)。」
T「あ、そうですか(笑)。そうなんだよなー大体。」

<エンディング>
T「という事で今日のゲストは…今日もちょっとラテンっぽかったよね?」
C「そうですね。全体の流れは(笑)ラテンっぽいですね。」
T「夏だし。」
C「ですね。」
T「夏も終わり。ズレたラテン…」
C「(笑)」
T「何つったらいいんだろう…そういう感じの曲今日はいろいろ聴かして頂きま
 したけども。」
C「はい。」
T「スマーフ男組の…えーと…何だっけ…コンピューマさんのほう!(笑)の
 ゲストでした。」
C「はい(笑)。ありがとうございました。」
T「ありがとうございました。また来週。バースト!」

 


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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki