ORIGINAL LOVE presents 《BURST!》

第101回 (2001年3月1日放送)


<オープニング>
T「今日はこれまたこの番組常連のホッチャレーベル小林ヒロユキさんの登場で
 ございます。」


M-01.白い嵐/オリジナルラヴ
<近況>
 皆さんもう3月でございましてね、春の足音もそろそろ聞こえ始めた頃ではな
いかと…なーんて思う訳でありますが(笑)。実は今日は収録日が2月12日であ
りまして(笑)、1ヶ月先の事は俺にはよくわからん!という感じでありますが。
まあ3月に今日なってる訳で、早いですね21世紀も3ヶ月経ちましたけれども。
 21世紀になって皆さん明るい新世紀らしい未来らしい生活来たでしょうかね? …来てない!…殆どの人がそう思うと思う訳でありますが(笑)。まあ僕は取り あえずやっぱ気分だけでもやる気だけでも新世紀っぽいっていうか未来っぽいっ ていう事でね。先週も言いましたけども、やっぱり時代の流れとでも言いましょ うか、最近僕モバイラー君なんですね。今ほらこの超資本主義の中で、お金の流 れの殆どがネットとかそういったところに流れてる訳であります。他の所へは全 然流れないという感じでありますけど。だからそのお金の流れる方はどんどん進 むじゃないですか段階が。遺伝子とかあとそのモバイルとか、情報、インターネ ットね。開発が進む訳でありまして。そこへもってどんどん新しい物が生まれて 来る訳でね。取りあえず僕も新しい物が嫌いじゃないんでやっぱりインターネッ トとかチェックしたりする訳で。それなりに面白いですね盛り上がってるから。  で、まあ僕はミュージシャンなんで音楽に関する事はいろいろ人よりちょっと 詳しくわかるんですけど。先週も言いました通り、もはや「バーチャル」って言 葉もちょっと20世紀っぽく聞こえてくる訳であります。そういった「仮想スタジ オ」ってモノが1年前2年前ぐらいには「ノートブックパソコンの中にそのうち立 ち上がっちゃうんだろうね」なんて言ってたんですけど、それが現在実現してお りますね。「ノートブックパソコンの仮想スタジオ」俺持ってます(笑)。で、 この仮想サンプラー、仮想インストゥルメンツの中で毎日作曲してる訳でありま して。早いですねペースが。何でこんな早くなっちゃったんだろう!このハード の進み方というのは尋常じゃないですね。やっぱお金がどんどん儲かるんで流れ てくもんだからみんな競争して開発が進んじゃうんだろうという事なんですけど。 例えばMP3とか音楽の配信システムがおそらく今年末から来年ぐらいには全部そう いう風になりそうですけどね。メジャーレコード会社の人たちはなかなか…一部 のNTTドコモ、Avexとか(笑)…具体的に名前言ちゃっていいのかな?フォーライ フとかあの辺のレコード会社の人達が結んだ企画のNTTドコモの配信システム2月 から始まりましたけど、ソニーとか東芝とかワーナーさんとかのやってるヤツは まだですね。おそらく今年中には始まるだろうと思う訳でありますが。肝心の著 作権である法律の取り組みっていうのがおそらく遅れてるんだろうと。そういっ た事を詰めてから始まるんではないかと思うんですけどね。まあそういった部分 が最も遅いんでしょうね。進んで行くのが遅れちゃって…なんかほら古そうな頭 カタそうな人達がやってそうじゃないですかそういうのって(笑)著作権のあー だこーだって事はね。で、例えばインターネットでそういう事をやろうって人達 はおそらく20才代の人達とか。だってあの「楽天」とかあるじゃないですか、あ れとかも殆ど社員が20代でしょ?部長クラスの人とか20代だと。ふざけんな!と (笑)。20代の人達がリムジン乗ってさ、株式一部上場で、おじさんおばさんが みんなその20代の部長/社長に「ははーっ!」みたいな。あれは凄いですけどね (笑)。どーいう事だ!という感じがしますけど。 <今週のリコメンド>  という訳でモバイルの香りのするミュージックにこうハマってる訳であります。 強引に繋げましたけど(笑)。でね、ブンブンサテライツ。先週かけようと思っ たんですけど。オリジナルラヴでやってもらってる平井君ブンブンサテライツで ドラムやってますけどプロモーションビデオにも映りまくってます。ブンブンサ テライツのニューアルバム。モバイルロックと言いましょうか。1年以上かかった らしいと。ずーっとディスプレイ眺めてエディットしてただけって(笑)…凄い つらかったらしいですけどね。でも最近よくラジオでかかってる曲カッコイイで すね。そのブンブンサテライツで「スローインブルー」を聴きましょう。 M-02.スローインブルー/ブンブンサテライツ <談話室バースト!> ゲスト:小林ヒロユキ(ホッチャレーベル)以下:K T「今日のゲストは、ホッチャレーベルの小林ヒロユキさんです。どうも。」 K「どうも。こんにちは。」 T「ご無沙汰してますね。」 K「ご無沙汰してますー。」 T「ね。久し振り。」 K「何かもう元気そうで。」 T「いやいやいや。そうでもないんですが…なんて(笑)。」 K「そうなんですか?もう今日は飛ばしまくってますね田島さん(笑)。」 T「何かね、何かさ。そうさっき盛り上がっちゃって(笑)。」 K「僕もね、そういうデジタル化する社会/音楽業界において、ちょっと頑張ろう  と思ってはいるんですけどね(笑)。」 T「あーあー。そうね。」 K「踏ん張らなくちゃいけないなと思って。」 T「ね。今年に入って去年の暮れから…だから僕がパソコン新しく買い替えたぐ  らいから妙に興味がやっぱそっちに行ってきましたねまた更に。で、さっきの  続きになりますけど。音楽の、例えばCD屋さんで音楽を売っているっていう状  況がいよいよ変わる…」 K「もしかするとパッケージが無くなる可能性が…」 T「そうそう。そういう雰囲気が現実的に匂ってきたよね。『あ、これはどんどん  変わっていく時期なのかな』って気配がいろいろと。遂に肌で感じ始めたって  いうか。」 K「そうですね。やっぱり制作者側とかメーカーの人間もアーティストも、そこで  今意識を変えなくちゃいけない時期がようやく…」 T「まあでもね、アーティストにとってはさ、音楽作る側だから変わんないんです  よ基本的には。」 K「あー。その途中の課程の部分ですね。作ってからのね。」 T「そう。だからレコード会社の人とかは変わんないとヤバイんだろうな(笑)」 K「僕はね、もうホントにヤバイですね(笑)。」 T「(笑)。小林君とかもそうかもしんない。」 K「焦ったりなんかして。でも頑張ります。」 T「ヤバイんじゃないのかねっていうか…うん。」 K「うん。そこにいつまでもやっぱ旧時代の価値観に束縛されたままいるとちょっ  と良くないですよね。」 T「うーん。」 K「ミックスできればいいんですけどね。」 T「うん。もの凄い競争が激しくなってるでしょ?その情報化する為のさ…何て  言うのかな…」 K「加速度というかね。」 T「加速度。速いねー!うん。いろんなモノが小規模になってきたじゃない?  レコード会社もほら(笑)。」 K「うん。」 T「凄い業界的なしゃべり(笑)…ヤバイな。だからいろんなレコード会社も企  業もそうですけど、凄いちっちゃい規模にしてさ。はっきり言って今中堅社員  っていらない訳でしょ?社長さんと現場の人がいればいいっていうさ。で、あ  と直でネットで。社長が『これするぞ!』っつったらパーン!と…で、中間の  人はいよいよリストラされちゃってさ(笑)。」 K「(笑)。もうホント会議とかもノートブックさえあれば別に筆記用具はいらな  いっていう世界ですからね。」 T「うん。だから何かね、凄い残酷なっていうか。まあアメリカっぽい社会なんだ  けど。『手に職がなければいらない!』みたいな。」 K「うん。でもようやく日本人がそこに気づいたって事ですから。」 T「そうなってきちゃったねー。」 K「まあある意味実力主義になってきたって事なんでしょうね。」 T「そうそう。でもさ、ヒドクない?それ!」 K「どっちなんですか?田島さんは(笑)。」 T「(笑)。俺だけどさそれかわいそー。日本人にそれ合ってんのかなー?と。」 K「うん。」 T「アメリカ人はずっとそうだったんだろうね。日本人はほら年功序列とか言って  やっぱある程度年取っても真面目にずーっと仕事し続けてれば何とか食いっぱ  ぐれなくていいって感じだったんだけども。そうじゃないじゃんこれからは。」 K「うん。もうホントのサバイバルですねー。」 T「そうそうそう。若いヤツで実力のあるヤツがどんどん上になっちゃってさ。  で、キャリアのある人達はその人達に頭下げて『あーすいません』って…」 K「うん。」 T「更にさ、仕事が無くなっちゃうっていう事になってるって…」 K「うん。そういう年功序列とかが無くなっていくのは凄いいい事だと思うんです  けど。まあ旧時代の産物として終わらせられないモノってやっぱり制作者側に  はあってですね。」 T「うん。俺もそうだよ。」 K「勿論そうです。あのー懐古主義じゃないんだけど、やっぱその一番やらなくち  ゃいけない事ってまだ残ってるような気がしてて。」 T「うんうん。」 K「だからそのデジタルみたいなモノと自分達が今までやってきたモノっていうの  を併用してミックスをしていければいいなと。理想論ですけどね。」 T「まあそう…どうなんだろうね。だから僕も20世紀の人間だからさ(笑)。」 K「(笑)」 T「音楽の趣味とかも。ビートルズ大好きだし今だに。」 K「ええ。」 T「だから何だかんだ言ってもやっぱりオールドスクールなモノは大好きですね。」 K「そうですね。やっぱりそれに対するリスペクトもありつつ、また違う価値観と  もやっぱこうクロスオーバーしてかないとっていうとこですかね。」 T「そうだね。だけど例えばモノっていう事が流通した社会の形が凄いどんどん変  わってるなーというのはね…」 K「うん。」 T「最近は凄いもう肌で感じるっていうかねー。」 K「うんうん。」 T「だからね、それに対してやっぱり興味もあるんだけどむかつく部分もあるって  いうかさ。」 K「(笑)。まあそうですよ。」 T「そう。あんまりじゃねーか?それ!みたいなさ。」 K「うん。」 T「そんな風に思ったりするんですけど(笑)。だからね、30後半とか40才代の人  とかってすっげーかわいそうじゃないかなと。何言ってんだ(笑)。でも僕ね、  そういう風に思うよホント。」 K「ただやっぱりね、その中で音楽っていうモノの意味を今一度考えなくてはいけ  ない。…凄いNHKっぽいですね僕。なんか今(笑)。」 T「あー。」 K「と思ってですねそこでやっぱ今の歌とかアコースティックなモノとか。その    『癒し系』とかではなくて。凄くパンキッシュな意味でアコースティックな  モノとかアナクロなモノっていうのも…」 T「そうだねー。うん。」 K「それもまだやっぱエバーグリーンっていうか。まだ絶対捨てられないモノだと  思うんですよ。」 T「だからライヴはさ、絶対変わらないと思うんですよ。」 K「うんうん。ですよね。」 T「ライヴはさ、バーチャルだ何だかんだ言ってても実際その場のイベントの面白  さっていうのは益々重要になってくる訳じゃない?」 K「うん。生で観ないとわかんないですよ。」 T「だからさ、ひょっとしたら今ほら野外イベントで何万人とか集まっちゃったり  するっていうのはそういう現象の先走りなのかもしんないしね。」 K「うん。」 T「バーチャルな部分と本当の生っていうのはどんどん区別されていくっていうか」 K「うんうんうん。」 T「ちょっと前までは何でもインターネット上の商売になっちゃえばいいっていう  考え方だったけど、インターネットに似合う商売と似合わない商売があるみたい  じゃない?っていうのは何かわかってきた。例えば洋服とかそういった物はネッ  トとかで買うよりも実際の洋服屋さんで買った方がいいなとかさ。」 K「そうですね。」 T「でもそのかわり証券とか株とかああいった物はネットの方が逆に全然有利だっ  ていうかさ。」 K「もう速いですよね。うん。」 T「そういうのがどんどん明確になっていくのかなーと。なんて…思う。」 K「わかりました(笑)。」 T「はい(笑)。」 *** T「今日持って来たのは?」 K「はい。あの、そこで一方通行的にデジタル化していく中でちょっといいなと思  えるまだアコースティックはアーティストっていうのを。10年以上やってるアー  ティストで『さかな』っていう。もう古いアーティストですけど。」 T「『さかな』ね。はい。」 K「去年の年末に『ブラインドムーン』っていうアルバムがありまして。その中の  1曲なんですけど。ニックドレイクの『ピンクムーン』に匹敵するようなアコー  スティックアルバムで。」 T「はーはー。あ、ホントに。」 K「素晴らしいですけど。こういうのもデジタル化の時代だからこそ際立って聴こ  えるんではないでしょうか。と、無理矢理結び付けましたけど(笑)。」 T「(笑)。だから何かアコースティックなものがデジタルに入って、更にそれが  変わっていくっていうのは凄い今っぽいという…」 K「そうですね。彼らもやっぱりジムオルークとか…」 T「ジムオルークってやっぱ今っぽいよな。」 K「そうですね。昔のアナログの良さも当然平行して併用してるというか。」 T「うんうん。」 K「で、そこら辺の手触りが日本人アーティストの中では一番グンバツに突き抜け  てる感じがしますね。」 T「なるほど。わかりました。じゃあ曲行きましょう。携帯鳴ったところで。」 K「はい。さかなでブラインドムーンです。」 M-03.ブラインドムーン/さかな T「この曲よく聴きますよ僕。」 K「あ、いろいろまたバージョンがいくらでもあって。」 T「ねー。何個かあって。このバージョンは初めて聴きましたけど。」 K「まあ彼らもやっぱそういうデジタルと今どうやって共存して自分達の…アナロ  グとは言わないけども、昔から養ってきたそういうスピリットみたいなモノを  どうこの時代に波及さしてくかって事を考えてるアーティストで。」 T「あ、そうなんだ。でももう自然にできてるんじゃないの?この『さかな』やっ  てる人達は。共存とか何とかっていう話よりも体が先にそういうものに馴染ん  でるっていうかね。」 K「うんうん。」 T「何かホームページも作って配信したり。」 K「そうですね。いろいろやってるみたいですけど。凄く次世代を担ってくアーテ  ィストだと思います。また今年以降ですね。」 T「はい。」 *** T「えー…ていう事でね(笑)。」 K「ええ。デジタル談義を(笑)。」 T「いやいや(笑)。」 K「僕もあんまり得意ではないんですけども。」 T「でもさ、小林君とかはインディーやっててね。いろいろほらパンクの人達とか  もの凄いインディーで実は儲かっちゃってビルとか建ててる人とかいるじゃな  いですか(笑)。」 K「ええ。一時期よりはその勢いは止まってきたらしいんですけど。」 T「あー。落ち着いてきたの?」 K「うん。落ち着いてきてるらしいんですけれども。ハッキリ言って、所謂既存の  メジャーなメーカーさんのやり方じゃなくて。まあでも10万とか20万とかバー!  っと売ってしまって。」 T「凄いねー。」 K「その意味では会社っぽくなってしまうんですけど。」 T「いやーだけど10万とか20万とかってインディーで言ったら大変な事だよね。」 K「本当に。所謂メーカーさんの意味っていうのがねだんだん…さっきのネット配  信の事にしてもそうですけど。」 T「それも勿論そうだけど。一生食っていけるんじゃないの?(笑)」 K「(笑)。それはどうなんですかねー?」 T「いや!だってさ!もの凄い入ってくると思うんだ。」 K「いや。ただやっぱ消費されるサイクルって凄く速くなってる…」 T「そりゃそうだけどさ。レコード会社のマージンっていうのは今までもの凄い取  ってた訳ですよ。実は。」 K「そうですよね。うん。」 T「インディペンデントになるとそれが『全部あなたのもの』って事になる訳ね。」 K「ただやっぱりそこで宣伝のシステムとか営業のシステムとかっていうと、プチ  メジャーみたいな形でなってくと、結局人件費って面でみると関わってる人間  が100人単位とかになっちゃうんですよね。」 T「そんなにかかんの?」 K「所謂そのユースカルチャーん中でどうこれからユースカルチャーとカタつける  かっていうのが僕の今年以降の命題っていうか、あってですね…」 T「うん。」 K「だからやっぱり分かり易いユースカルチャーっていうもので凄く90年代ってい  うのは彩られてきたような気がするんですよ。」 T「まあ最近もそうだよね今も。分かり易いユースカルチャーっていうのは要する  に『これはパンクでファッションでーす』みたいなヤツ。」 K「ダンスミュージックにしても然りで。」 T「ダンスミュージックもそうだね。」 K「ちょっとトランス一色になってくっていう事に対する…」 T「『俺達若者〜!』みたいな(笑)。」 K「(笑)。ありますけどね。」 T「うん。アートとはまた違うものだね。」 K「うん。まあアートにこだわってる訳でもないんですけどね。」 T「でも俺は古い世代だからついついこだわっちゃうよ。」 K「ついついこだわってしまうんですけど(笑)。ただ若い世代でまたちゃんと楽  器の演奏できて音楽的にもいろいろ昔の…最近再発ってやっぱり僕らが高校生  大学生だった自分に比べるともの凄く欲しい物って…サン・ラが聴きたければ  すぐ出るしっていう状況になってる訳じゃないですか。」 T「そうねー。」 K「そこで揃ってくと…突然変異的に楽器がちゃんとできて音楽のセンスみたいな  ものも予め備わってバンドやってるヤツってのがでてきて。」 T「はーはー。うん。」 K「結構面白いヤツらもいるんですよね。」 T「うーん。意外と楽器真面目に練習…」 K「ええ。朝練のごとく。」 T「そうそう。そういう若者っているんだよね。」 K「いますいます。」 T「スカパンクとかあの辺の…。僕聞いた話だけど、もの凄いもうスポーツ選手み  たいに練習しまくる!みたいな。」 K「筋肉痛めつけるっていう作業がやっぱ楽しいんでしょうね。」 T「うん。あの速いビートで一糸乱れないリズムキープとかさ。あれはそういった  練習から生まれてるらしいですよ。」 K「そうですね。その寄り道がない所が素晴らしいですね。ガー!っと。」 T「凄いねー。わかんないねちょっと。」 *** K「うん。とは言いつつですね、田島さんにも是非とも紹介したいアーティストで   『界』というんですけど。『ミスタースクラップ』っていう曲をやってまして。  自分達の曲なんですが、デモテープなんですけどなかなか面白くて。」 T「うん。」 K「元々ハードコアパンクやってたヤツらがだんだん枯れてきちゃって。まだ20代  前半なんですけど。」 T「20代前半で枯れてんのかよ。」 K「枯れてますね。枯れてるっていうかまあジャズが好きらしいんですよね。」 T「あーそう。ジャズは俺も好き(笑)。」 K「あのー田島さんが言ってる凄い素晴らしいジャズとはまた違う…あ、違くはな  いんですけどもクラブジャズっていうか。そういう流れてやっぱり生音やって  るバンドっつーか。」 T「はーはーはー。」 K「うん。結構面白いんで。まあデモなんで音がまだカッチリとしてないんですけ  ども。聴いてみて頂ければと思います。」 T「はい。」 M-04.ミスタースクラップ/界 T「これはもう『クラブミュージック第一にありき』という。」 K「そうですね。若い世代が…」 T「クラブミュージック世代の音楽だなという気がしますけどね。」 K「生音バンド。」 T「まああれですね、今後いろいろこのバンド『界』ね、この人達変わっていきそ  うで割と期待持てますね。」 K「凄く面白く変わっていくと思うんでサポートして行きたいと思います。」 T「ね。はい!」 *** T「という事でもう1曲。」 K「はい。まあ相変わらずレーベルも悪戦苦闘しながらやっておりまして。丁度3末  にリリースするタイトルがあって。元スカパラのASA-CHANG。」 T「アサチャンね。元気かなあアサチャン…」 K「元気でやってます。」 T「(笑)」 K「元気に分裂してます。」 T「あーそうなの?(笑)」 K「『ASA-CHANG&巡礼』です。」 T「はい。ASA-CHANG&巡礼で『花』?」 K「はい。」 T「行きましょう。」 M-05.花/ASA-CHANG&巡礼 T「すげーいい曲っすね!これ。」 K「キャリアガールの方が今回その安易にトランス化していくJ-ポップブームとい  うかそういう中で、自分のキャリアを含めつつ『バラードをやろう』という事  でですね。」 T「ねー。気合い入ってるねーこれ。」 K「ええ。アルバムにはボアのよしみちゃんとかスーパーカーのみきちゃんとか、  こだま和文さんとかいろいろ参加してやってます。」 T「へえー。」 K「是非ともこれは。この時代だからこそ聴いて欲しいラブソングです。」 T「これホッチャから出んの?」 K「ええ。ホッチャから出します。」 T「あ、そうですか。へえー。これは聴きたいですね。」 K「ええ。もう是非ともよろしくお願いします。もう自分のレーベルで究極のもの  ができたと思ってるんで。」 T「あー。一押し?」 K「一押しですね(笑)。」 T「はい。」 <エンディング> T「今日はデジタル話とかいろいろあーだこーだ勝手な事を喋りつつ。」 K「過激な事も喋りつつですね(笑)。」 T「ねー。放送できなかった部分もかなりあった訳です今日はね、はい。」 K「ええ。」 T「ていう事で進んできましたけれども。えーと(笑)…」 K「(笑)」 T「『ASA-CHANG&巡礼』いいね。」 K「ありがとうございます。」 T「これチェックだなと思いました。皆さんも是非。ホッチャレーベルより出てま  すので。」 K「ええ。買ってみて下さい。」 T「3月ですね?」 K「3月です。3末です。」 T「はい。今日のゲストは小林ヒロユキさんでした。」 K「いえい!」 T「ありがとうございました。」 K「どうも。」

 


prev

next


[BURST!]
[BROADGRAPHY] [Home Page]

Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki