ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第6回 (1999年5月6日放送)


<オープニング>
T「誕生日にタマイチからレコード針付きのミニカーをプレゼントされた。
ちょっと困ってしまったが、けっこうかわいい。」

M-01.ティラノサウルス(from"XL")

<近況>
T「ニューシングル発売は梅雨前ではなく夏前に。アドヴェンチャーもの。
ハリウッド的な明るいものになる。ほぼ完成した。」
#サンシャインロマンスとか、そういう感じなのだろうか?

<リコメンド>
 「アンソロジー オヴ アメリカンフォークミュージック(6枚組)」。
グラミーの何かの賞を取ったようで、1920〜30年代もののブルーズとかフ
ォークです。
T「ちょっとモンド的にブルーズを聴こうよ、という感じのコンピレーシ
ョンのようで、ベックとかジムオルークとかもそういう捉え方をして音楽
をやっているのかもしれないと思った。買いです。」
M-02. バンデッド コール ヤンガー/エドワード・エル・クライン
M-03. エクスプレスマン ブルース/スリーピー・ジョン・エステス

<今週のアーティスト:ジェームス・ホワイト
T「NYパンクの名盤"NO NEWYORK"から登場した(最初はジェームス・チャン
スと名乗っていた)。頭悪くてかっこいい感じのロックンロールパンクと
いうよりはインプロヴィゼーションとパンクが混ざったようなアーティス
ト。ソウル的なグルーヴが全くない、スピードのあるビート。
 中2か中3の時にハマったが、最近まで久しく聴いていなかった。フリー
ジャズの影響があるJBファンクというか。今も断続的に活動しているらし
い。
 "NO NEWYORK"の持つ雰囲気は日本のシーン(田島中高生の頃)で言う
と、東京のライヴハウス「リザード」とかフリクションとか。すごく盛り
上がっていた。特にフリクションはすごくかっこよかった特に1stは高校
の時よく聴いていた。「ガス」という曲が好きだった。」

M-05.ディシッタウト/ジェームス・チャンス&ザ・コントーションズ
M-06.コントート ユアセルフ/ジェームス・ホワイト&ザ・フラッグス
#M-05の方は田島の表現そのまま(ビートによるファンキー)。
#M-06は、よりポップな感じ。

<バーストトーク>
 ゲスト:小林ヒロユキ(以下K)
#フォッチャレーベル主宰、第3回のゲスト。2度目の登場。
#2回目、と田島が言った瞬間「タマイチか?」と思った。なんとなく。

M-07.オイスターシンクス(?聞取不能)/メイヨ トンプソンズ
#レッドクレイオラのメンバ。
#淡々としたノンキなヴォーカルと、まとわりつくようなドラム。適当
#に弾いているのかと思うギターと歌。デモのような。でも(否シャレ)、
#耳に残る。

K「浮き足立った感じ。」
T「夢見心地なヴォーカル。すごくいい。」

M-08.ハッピー/シュガープラント(日本人。フォッチャレーベルから)
K「シルバーアップルズと知り合いで、日本でのライヴで彼等の前座もや
った。」
T「NYでシルバーアップルズのライヴを観た。ムチャクチャ汚い真空管の
自作のハンドルで動くシンセを使ってた。メタルみたいな格好をして
いるのに情けない感じの歌を歌っていて笑ってしまった。」
T「(M-08.を聴いて、)フワフワしてるけど安全じゃない感じ。」


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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki