T「疾風怒涛、芸術は爆発だ!のバースト!第3回」
#演奏も全くの新録音というか、バッファロードーターによるカヴァー
#ですね。けだるさ爆発ノンキな女子高生ヴォーカル。ドラムとギターが
#軽くのんびりと。
T「最高ですね、ファ、ファ、ファニー」
<リコメンド>
M-2:ウインドリッカー/エイフェクスツイン
T「ビデオはマイアミバージョンサンフランシスコというか、西海岸の頭
の悪いビキニギャルが出て、登場人物が全員エイフェックスツイン。
2000万円以上かかっているらしいがどうしてそんなにバカバカしいビ
デオができるのか、最高なビデオ。」
M-3:フィロソフィ オブ ザワールド/シャグズ
T「1968年のアルバム。ガールグループ、お父さんが誕生日のお祝いに作
ってくれたアルバムらしい。」
#じゃ、自費出版なのかよ?
#って、聴いてみたらリズム隊と歌が全然違う方向を向いている、恐
#ろしくアナーキーな曲。ドラムが裏でなく、表でリズムを取っている。
#っていうか、そういう問題じゃないんだよな。でもちゃんと同時に
#終る。
<今週のピックアップアーティスト:XTC>
T「中高時代に最も影響を受けたかもしれないアーティスト。」
T「アルバム“ブラック・シー”は2番目に好きなアルバム。イングリッシュ
セトゥルメント(2枚組)が一番好き。高校生の頃メンバーに会えたら
死んでもいいと思っていた。」
T「XTCの変名バンド『デューク・オヴ・ストラトフィア』の曲からレッド
カーテンというバンド名をいただいた、が一年くらいで飽きて、オリジ
ナル・ラヴにした。」
T「7年振りのアルバム、しっかりした皮製のカバンのような、なんちゃっ
て。」
T「最近は一頃聴いていたブラックものよりもパンク、ニュー・ウエィヴを
聴いている」
T「新作がオリコンのアルバムチャート20位以内、洋楽チャートで7位に入
ったのには驚いた。」
M-4:シンス ワーキング オーバータイム/XTC
T「大阪のFM局のDJ(田島ファン)がプライマルを来日中のXTCのメンバに
聴かせたところ、アンディ・パートリッジは『このアーティストはXTCの影
響はないだろう』と言い、コリン・ムーディンは『この人はバカラックの
影響があるようだ。この人はオリジナリティがあるから自分を信じてこ
のままやっていった方がいい』と言った。そのテープをもらって、感動
して泣きそうになった。」
#ええ話や〜 (T-T)
#なお、「RED CURTAIN」は、このコリン・ムールディングの変名でした。
<バーストトーク>
ゲスト:小林ヒロユキ(以下K)
フリーフォームフリークアウト(ライヴなどのイヴェント)主宰、
「フォッチャ」レーベル主宰
#ギターウルフのディレクションもやっている人。田島初対面。
#フォッチャ:シカゴにあったキャブキャロウェイ(1940年代)などが出
#ていたダンスホールの隣の飲み屋の名前から。
T「自分が芸がないからすごくキャブキャロウェイや、ルイジョーダンにあ
こがれて、エンターテナーになりたかった。」
K「アメリカのハードコアの連中はラウンジを通り越してスイングを聴いて
いる。バックトウベーシック。」
K「ギターウルフもJBが好きで、マントショウ(*)にも影響を受けている。
客にギターを弾かせるところとか。」
T「セイジが22、3だったら俺音楽やめようと思った。」
#セイジと田島は同世代らしい。
T「矢沢に通じる天才的ぶり」
K「ギターウルフは海外公演で『おまえらの国で一番有名なロックバンドは
なんだ?』と聞かれ、迷わず『キャロル!』と答えた。公演のアンコール
で、キャロルを知らないアメリカの客の前で『you have ELVIS! but, we
have CAROL!!!!』 と言ってキャロルを演った。」
T「泣けますね。」
K「ギターウルフのそういう部分と最近のキレた田島がシンクロする部分が
ある」
K「イヴェントのレギュラーである中原(暴力温泉芸者)は最近はハウスを
DJでかけている。昔からハズシのセンスがうまい。」
T「最近、初期のあのバカみたいなハウスが面白いと思ってきた。どうしよう
もないチープなところとか。」
M-5:ディア ミスター ジョーンズ/ファンボーイゼア(フォッチャレーベル)
M-6:シュート ミー/DMBQ
K「DMBQは全裸でやったり、ヌードダンサーを使ったり放送ではできないよ
うなライヴをする。ツェッペリンのロック的部分を体現している日本では
奇蹟的なバンド。」
#なんかいいです。かっこいいです。