美瑛岳

美瑛岳 （びえいだけ）1997/09/13

地図縮尺 S= 1/100,000

山頂標高　　　　2,052.3m　

登攀標高　約　　1,122m　
水平距離　約　　　16.2Km
コースタイム
[雲の平コース→美瑛岳→十勝岳→グランドコース]

望岳台 [1h50m]

0:40 ↓↑ 0:40

避難小屋 0:40
← すり鉢火口

0:50 ↓ ↑

ポンピ沢

0:30 ↓ 0:30

美瑛富士分岐

0:45 ↓

[2h45m] 美瑛岳 →
[1h30m] 十勝岳

写真　美瑛岳(望岳台へ向かう道路から；1997/09/13）

一昨年は「十勝岳温泉」を基点に富良野岳→十勝岳の行程を歩いたが、今年は「望岳台」を基点に美瑛岳→十勝岳のコースを歩く。所要時間は、いづれのコースも７時間余り。体調と天候の確認は欠かせない。
コースの前半は十勝岳の西北側斜面を大きくトラバースして美瑛岳へ向かう。直接十勝岳へ向かうコースに比べると大変静かで、眼下に美瑛の町と収穫の時期を迎えた田や畑を見ながらの登行が続く。
美瑛岳のピークは山体を半分ほども吹き飛ばしたかのような噴火口の端にあり、南面は百メートルを超える断崖となっている。
美瑛岳から十勝岳への縦走路は、草木の殆どない火山灰の尾根を行く。指導標が密に立てられており、あいまいな地形ではあるが迷う事なく進める。十勝岳を先に登った多くのパーティーと挨拶を交わしながら交差する。
十勝岳のピークからは実に多くの山を見る事が出来た。かつて登った山々を遠くから確認して行く時の気持ちは、卒業アルバムの写真から友人達の姿を見つけ出して行く時の、あの感覚に似ている。その当時の出来事と、自分の気持ちとが合わせて思い起こされる。
- 夕張岳、羊蹄山、無意根山、余市岳、暑寒別岳、天塩岳、旭岳、富良野岳・・・

美瑛岳から十勝岳へ/火山礫の積もる尾根→ 火山灰の尾根　

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