天塩岳

天塩岳 （てしおだけ) 1997/07/29

地図縮尺 S= 1/100,000

山頂標高　　　1,557.6m　

登攀標高　約　　798m　
水平距離　約　　　7Km
コースタイム

上り（前手塩岳コース）

下り　（新道コース）

登山口 [2h00m]

0:30 ↓↑ 0:25

旧道分岐 0:20
← 連絡路分岐

1:20 ↓ ↑ 0:30

前手塩岳丸山

0:55 ↓ ↑ 0:30

[2h45m] 手塩岳 →
0:15 避難小屋

写真　　新道連絡路から見る前天塩岳（左）と天塩岳（右）

登山口は「朝日町」から車で南西方向へ更に40分ほど走る。後半の17Kmは林道で、この突き当たりの登山口には立派な「天塩岳ヒュッテ」がある。
登山口に向けてこの林道を走っている途中、中学生と見える４人組とすれ違った。「天塩岳ヒュッテ」か手前のダム湖（ポンテシオ）でキャンプをしたらしく、彼らは皆大きななリュックを背負い、徒歩で朝日町方向へ戻るようであった。１０年近く前の映画「スタンド・バイ・ミー」を思い起こさせる情景で、彼らが互いの顔を見合わす表情などがいかにも「少年」らしい。
スタートして１時間余りは「天塩川」の源流に沿って前天塩岳を目指す。幅の広いかっての林道で、全体にゆったりとした登りが続く。
この後、「前天塩岳」へ向かって急な上りが続き、50分ほどでピークに到達する。このピークには数10年前の山火事で"白骨化"したハイマツが今も残っているが、南側斜面では徐々に植生が回復しつつある。
ここから「天塩岳」へは稜線伝いに1時間ほどで、大雪山を時折前方に見ながらの登攀となる。
下山時に利用した「新道コース」は天塩川源流の左岸を登り、「丸山」・「西天塩岳」を経て「天塩岳」へ向かうコース。ハイマツのひろがる「丸山」付近からは見通しも良く、伸びやかな景観を楽しむ事が出来る。

←前天塩岳の頂上には山火事で"白骨化"したハイマツが、今も広がっている

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