U−5 c o f f e e 基 礎 知 識



『 コーヒーカップの向こう側〜貿易が貧困をつくる? 』 解説編
 ( 開発教育協会、2004) より


『 いい貿易って何だろう 〜一杯のコーヒーから考える世界の貿易〜 』 (1999) 改訂版

                            開発教育協会 小貫 仁
                            地域と地球をつなぐ学びの広場主宰
                            http://www.ne.jp/asahi/onuki/hiroba/

は じ め に

貿易に関する教科書の説明
 世界の貿易に関して、高校 「政治・経済」の教科書は概ね次のように記述している。
 国際貿易とは世界経済発展のための国際分業であり、リカードゥ(英)の「比較生産費説」によって自由貿易の正当性が説かれた。しかし、そこでの国際分業は、対等な水平的分業でなく垂直的分業になりやすい。そこで、リスト(独)は「経済発展段階説」に基づいて国内重要産業保護(保護貿易)の必要性を説いた。
 歴史的には、戦前、1929年の大恐慌以来、保護政策を採用した世界は貿易の縮小をもたらし、ブロック経済体制はブロック間の対立を激化させて第二次大戦の主要因となった。その結果、戦後は、国際経済の立て直しが協議され、為替安定のためのIMF(国際通貨基金)が設立され、自由貿易推進のためのGATT(関税と貿易に関する一般協定)が締結された。これによって、世界は自由貿易の保障と国際貿易の拡大が図られた。しかし、戦後の自由貿易の進展過程では幾つかの困難な問題が出現した。それはドル危機のよるIMF体制の動揺と実質的崩壊であり、また、南北の経済格差の拡大などである。戦後独立した南の国々を見ると、植民地時代のモノカルチュア体質を克服できず、乏しい資本蓄積と低技術で経済的自立が困難な国々が依然として多い。

この教材で理解したいこと
 さて、私たちが関心を持つのは自由貿易体制における開発途上国の困難の問題である。けれども、教科書の記述はあくまで概説的なものにとどまっているために、詳しく理解しようとすればするほど具体的なものが何も見えなくなってしまうのではないだろうか。私たちは貿易の実態についてどれほど理解しているだろうか。
 私たちに必要なのはもっと具体的な情報である。例えば、自由貿易体制における一次産品貿易の現実であり、あるいは、国境の枠を超えた新しいグローバル経済の現実である。この教材はそうしたことを意図して作成された。

自由貿易の現実
 自由貿易の実態について、ここでは、次の三つのことを指摘しておきたい。
 第一に、自由貿易体制における製造業者と一次産品生産者の交渉力には大きな違いがある。特に、農産物の場合、機械設備がないため生産性が低く、付加価値をつけるための資本も不足している。保存がきかないため売り控えできず、モノカルチュア的生産は市場の動向(価格変動)に振り回される。また、膨大な数の零細経営で成り立つコーヒー貿易の場合は商品協定に合意することも難しい。こうして、北が支配しやすい交易が進むなかで、一次産品の相対的価格は下落し続ける。
 第二に、自由貿易協定は先進国に有利である。自由貿易を推進するはずのGATTには数々の抜け道が存在していた。第25条(ウェーバー措置)を拡大適用すれば農産物貿易の制限ができた。特恵関税制度も、実際には数々の留保条件がある。その一方で、補助金付きの農産物を大量に輸出する。途上国は現状のまま一次産品貿易を続けていたのでは世界の不均等な経済発展の中で従属した地位に甘んずるしかなく、累積する債務との悪循環に陥るしかない。
 第三に、世界は国境の枠を超えたグローバルな経済が進行している。先進国の多国籍企業は安い資源と労働力を求めて現地生産に転換する。こうした状況下で企業内貿易の比重が高まっている。また、多国籍貿易業者によって、貿易は国と国の交易とは限らなくなっている。コーヒーの場合は、米国のカーギル社、ゴールドマンサックス社とその子会社Jアーロン社などが有名で、日本の総合商社もここに位置する。今日の貿易の問題点を理解するには、こうした多国籍企業と生産者との直接的な取引関係を見なければ現実から外れてしまうだろう。

今日のコーヒー危機
 コーヒーは、世界の一次産品貿易における代表的な産品である。産地となる熱帯・亜熱帯地方では、その経済をコーヒー貿易に大きく依存している国々が多い。そして今日、先進国側の消費停滞にもかかわらず、ブラジルの生産増大とベトナムの大規模な新規参入による供給過剰が生産農家の生活を直撃している。いわゆる「コーヒー危機」である。ここでは、北の多国籍企業と南の生産農家の格差はますます拡大している。


教 材 の 解 説

教材1 「コーヒーQ&A」 について
 コーヒーはアカネ科コーヒーノキの種子で、コーヒーノキはエチオピア原産の常緑樹。高さはおよそ3mで、球形又は楕円形の果実に赤い実のなる種子が通常2個入っている。その主な種類は、アラビカ種、ロブスタ種である。アラビカ種は薫り高く品質が優れている。その品質は栽培条件や収穫時期そして乾燥や脱穀などの精製処理の仕方に左右される。ロブスタ種は、缶コーヒー/インスタントコーヒー製造用として重要性を増している。
 コーヒーは、北緯25度から南緯25度までつまり南北回帰線内の地帯(コーヒーベルト)で作られる。良質の豆の生育には、年間平均気温15〜30度、年降水量1500〜1600mm、年間の気温差少なく、昼夜の適度な気温差がある高地が適している。コーヒーを生産する世界60ケ国の内訳は、中南米諸国20ケ国で全体の55〜60%(世界一のブラジル一国で約25%)、その他、アフリカで15〜20%、アジアで25%というのが通常である。近年は、ベトナムの生産が急激に増大したことでアジアの比重が大きくなってきている。
 コーヒーを需要するのは「北」の先進国である。総じて年間2%ずつ伸びていたが、近年は清涼飲料水の伸びで1〜1.5%に低下している。それに対して、生産量の方は2%ずつ上昇していることから需給バランスが崩れてしまった。しかも、供給の実際はその年により不安定である。つまり、コーヒーは霜害に弱い。陥れば一夜にして落葉して立ち枯れてしまう。サビ病も大敵。これはカビの一種による被害で、極めて伝染性が強く、木全体の葉に広がっていく。このように、気候などの影響を受けやすいことがコーヒーの供給を不安定にしている。コーヒー生産者の生活は安定せず、価格が暴落すれば、小規模な生産農家ほど大きな被害を受ける。

  (表) ユニセフ資料 : 『世界子供白書』の基本統計 
                − 略 −

教材2 「コーヒーの歴史から」について
 コーヒーの起源には諸説ある。エチオピアでは古くから葉や青豆を煎じて飲用する習慣があった。飲料として普及するのは、飲酒を禁じられているイスラム教徒の間で飲まれるようになった13世紀頃からである。最初は主にイエメンで栽培され、エジプトの豪商が商った。その後、ヨーロッパの商業資本家が介入して地元で暴利を得た。
 17世紀には、オランダ東インド会社がイエメンのコーヒーをモカ港から出荷してインド航路経由でインドネシアなどのイスラム圏に運んだ。ヨーロッパ各国はカイロから地中海経由で販売し、ヨーロッパ各地にコーヒーハウスが誕生した。これらのことから、イエメン産だけではコーヒーの供給が不足し、17世紀末、オランダ東インド会社は植民地インドネシア(ジャワ)に最初のコーヒープランテーションを開設した。これがモノカルチュア的コーヒー生産の始まりである。そして、大量のジャワ=コーヒーがアムステルダム経由でヨーロッパやアメリカの市場を席巻するようになった。
 18世紀には、フランスが植民地の西インド諸島にプランテーションを開設し、この頃、アフリカ西岸からハイチなど西インド諸島に毎年何万人もの黒人奴隷が運ばれた。以後19世紀にかけて、中南米のコーヒー生産は悪名高き三角貿易の一翼を担っていたことを知らねばならない。(コーヒーはその実態ゆえに「ニグロの汗」と例えられた)
 19世紀になると、世界のコーヒー市場に巨大な産出国が現れた。ブラジルである。ブラジルは、1822年にポルトガルから独立以降、1950年までにジャワ島を抜き世界一のコーヒー生産地となり、その生産量は世界の半分を占めるまでになった。
 20世紀になって、第二次世界大戦後、コーヒー生産国の多くは独立したが、植民地時代のモノカルチュア体質は残存し、依然としてコーヒーがその国の重要な輸出品目である。コーヒーが世界の一次産品の中で常に石油に次ぐ貿易額を占めてきていることは意外と知られていない。
 そして、今日、コーヒーの生産形態を見ると、それは世界諸地域によって異なる。中南米では、ブラジルなど大規模農園中心の生産形態もあれば、小規模農家が多数存在する国々もある。アジアおよびアフリカではほとんどが小規模農家の家族労働である。インドネシアでは、植民地時代のプランテーションは民族主義の台頭で没収され、その代わりに強制栽培制度(特産品を栽培させ無償で取り立てる制度)の名残りで多数の小規模農家が生産を担っている。また、1990年代以降に新規参入したベトナムは、政府の補助金政策でコーヒー生産を奨励しており、大規模生産によって生産量が急激に拡大している。
 価格決定で重要なのはニューヨーク相場である。コーヒー輸出国の不安定を改善しようと輸出割当方式により供給量を管理する協定(ICA=国際コーヒー協定)や機構(ICO=国際コーヒー機構)が設立されてきたが、膨大な数の小規模農家を抱え、貯蔵も3年が限度で、石油のような生産調整は極めて困難である。1989年にICAは事実上端破綻し、現在では市場の調整は機能していない。

教材3 「アロマム村のコーヒー農園」について
 コーヒーは、収穫されてからどのようにして私たちの手元にやってくるのだろうか?
 コーヒーの流通経路は世界各地で少しずつ異なっているが、基本的構造は同じである。共通の構造とは、まず、各国には政府管轄の流通機関が存在し、価格、品質、格付、流通を管理している(インドネシアは貿易局が政策を決定するものの流通への介入はない)。この流通管理機関の下には、コーヒー流通を担う協同組合が組織されている。そして、民間の存在として、ブローカー(仲買人)と輸出業者がある。ブローカーは地元に古くから定着してその地域の流通の仲立ちをしていることが多い。輸出業者は、国によって、政府の流通管理機関の下にあることもあれば、独自に貿易を担う場合もある。
 世界の多くの国々では小規模農園が一般的である。こうした生産者は、収穫後、ブローカー、協同組合、輸出業者のいずれかに売ることになる。ただし、ブラジルの大農園の場合は、精製設備も自前で所有しており、政府から自立した協同組合から直接輸出する。あるいは、ブローカーを通して輸出業者に売りさばく。

 さて、このシミュレーション教材が設定する場面は、生産者と貿易業者(多国籍企業)の取引である。今日では、グローバルに活動する多国籍貿易業者の介入を無視できない。
 生産者はコーヒー豆の需給の変化、特にブラジルの動向に大きく影響を受ける。生産者は、以前の自給的な生活よりは高めの収入を期待できるものの、生活は安定しない。すなわち、収穫に恵まれたとしても、供給過剰で価格は下落する。この時には、前年の半額になっていることすらある。逆に、収穫が減れば価格は上昇するが、売る分量が減少する上に、弱い立場の生産者は価格上昇をそのまま自分の利益にできない。
 また、生産者にとって重要なのはまず価格だが、全量を売り裁けるか否かも、取引上の切実な問題である。

  (表) オックスファム資料 : 「コーヒー価格比較」 (1984-2001)
                    − 略 −

教材4 「いい貿易って何だろう」について
 生産者の立場でコーヒー取引を考えるとき、コーヒー価格の不安定をいかに克服するかが大きな課題である。コーヒー生産者の自立はいかにしたら可能であろうか。
 コーヒー生産者の生活にとって改善対象となるのは次の事柄である。
@価格:平常時も利幅を確保できることが大切だが、特に供給過剰で価格が下落したときに最低価格が保証されることが生産者の切実な願いである。
A支払時期:通常、支払いは引受数量が全て売却されるまで待たされるが、これでは生産者は安定できない。全額でなくとも半額以上の前払いが望まれる。
B契約期間:単年契約で需給の動向次第で買い叩かれていては生産者は安定できない。期契約を結ぶことができれば、生産者の困難は大きく軽減する。
Cその他:販売量も大切な要素である。生産した全量が売り裁けなければならない。また、非常時あるいは設備投資のために融資を受けられることも必要である。

 ところで、「教材4」が想定している販売径路は 図の通りである。これは世界の現実を一般化したモデル図である。

(図) 販売径路のモデル図

    生産者
      |
      +−−−+−−−−+−−−−+
      |     |      |      |
      |   ブローカー  政府系   生産者
      |     |    協同組合  協同組合
      ↓     ↓      ↓       ↓
      多国籍企業    政府管轄   
      (貿易業者)    管理機関   

 ここには協同組合が2種ある。政府系協同組合は、組織的に流通を管理できるが、本当に生産者側に立ったものとは限らない。もうひとつが、生産者協同組合である。これは生産者によって新しく設立されているもので、これは決して架空のものではなく、多くの途上国に生産者が自ら設立した新しい協同組合が幾つも存在している。ただし、こうした組織が自立したものであるためには、安定した輸出ルートが必要である。ヨーロッパで盛んな「フェアトレード」は主にここに関わるものである。けれども、年間5000万ドル規模の取引は相対的にはいまだ小規模である。

 こうしたコーヒー貿易の現実の下で、コーヒー小売価格における生産者の割合(分配)はどのくらいであろうか。これについて定まったデータはない。イギリスのオックスファムによれば、未処理段階で売る場合の小売価格に対する生産者の取り分はわずか 6.5%である。コーヒー生産で最も利益の大きいのはコーヒー豆を粉にする過程である。コーヒー生産者がこの過程に関われないのは、単に技術力の問題だけでなく構造的な仕組みの問題である。かつてそれを試みたブラジルは、それに対する北の巨大企業の圧力によって撤退を余儀なくされた事例もある。


ま と め

一次産品貿易の現実と課題
 コーヒーは世界の一次産品貿易の中で石油に次ぐ貿易産品である。コーヒー貿易の現実は世界の一次産品問題の典型と言えよう。一次産品の生産国は生産過剰と競争激化の下で苦しい状況に置かれている。この改善が急務である。これまで長い間、途上国の一次産品依存から脱却の必要性が言われ続けてきたが、多くの国々で実現していない。
 戦後世界は、自由貿易に基づいて世界経済を発展させ、世界の平和と繁栄を築こうとしてきた。けれども、それが想定通りにうまくいっていない。ここでは、一次産品生産者の苦難を救済する方策が急務であるが、国レベルの一次産品依存からの脱却が根本的な課題である。これらの国々の経済的自立はどのように築くことができるであろうか。

一次産品依存からの脱却の道
 経済発展の歴史に学ぶならば、一つの道は「輸入代替工業化」にあった。輸入制限をしながら、これまで輸入でまかなわれていた国内市場を自国産業で満たしていこうとするものである。アジア各国では、輸入代替工業化は一定の寄与をしたと考えられる。二つめの道は、国内市場の制約を乗り越えた「輸出志向工業化」であった。工業製品の輸出で自国の工業化を促進しようとするものである。輸出志向工業化政策は自国産業を育てるための保護貿易政策を廃止する。そればかりでなく、外国企業を積極的に受け入れ、その外国企業からの技術移転を期待する。東南アジア諸国は、このようにしてモノカルチュア経済から工業製品への輸出を可能にしてきた。
 これらは、開発途上国における工業化のモデルである。けれども、現実は容易ではない。世界各国では、外的な諸力による経済的支配が社会的な従属関係になってしまっている。北の企業の独占や「規模の経済」が乗り越えることのできない障害となっている。ここでは、個別的な地域で人びとが従属的な経済関係を断ち切って、自立する道を模索するしかないのかも知れない。そして、その克服には、国連などの国際組織、北と南の政府、そして多国籍企業と生産者と私たち・・・それぞれが相互依存関係の改善に向けての行動を模索して行かなければならない。

身近な国際協力を考える
 コーヒーの具体例に戻って、私たちにできる国際協力について考えてみよう。コーヒー生産者との関係で私たちにできることはあるだろうか? 私たちは「南北問題」に関わることができるだろうか? それを私たちの様々な立場で考えてみよう。
 有権者としては、自分の国の政府の海外支援に関心をもつことができる。ODA(政府開発援助)がどう使われているかに関心をもち発言していく国民(地球市民)たることが問われる。投資家としては、企業の社会的責任に関心をもつことであろう。この教材で扱ったのは生産者と直接に取引する多国籍貿易業者であるが、有名なコーヒー企業といえば、その上に君臨して世界のコーヒー市場を支配しているP&G社、フィリップ・モリス(クラフトフーズ社)、サラ・リー社、ネッスル社などの巨大焙煎業者である。こうしたコーヒー企業への監視を投資行動を通して行う社会的責任投資家たることもできる。他にも、NGOを支援する市民たることなど様々である。
 そして、消費者(生活者)としては、生産者と直接結びついたり、生産者を支援するコーヒー企業を消費を通して応援することが考えられる。ここでは、日本でも普及し始めているフェアトレードの運動がある。NGOが生産者と直接関わって顔の見える貿易を行っている。スターバックスなどのコーヒー店舗の一部が採用し始めた「トランスフェア(公平貿易)」も一例である。これらは、取引で苦悩する生産者協同組合を支援することで、人々が倫理的な消費者であろうとする運動である。ヨーロッパで盛んなトランスフェアの仕組みは、公平貿易の基準(最低価格保証/最高60%前払/長期売買契約)に賛同する企業にラベルを交付し、それらの企業をモニターしながら、消費者にそのコーヒーの購入を呼びかけるものである。


〔参考資料〕
・ 『概説ブラジル史』(山田睦男編、有斐閣、1986)
・ 『地球ウォッチング』(下中直也編、平凡社、1987)
・ 『改訂版 コーヒーから世界が見える』(プレスオールタナティブ、1987)
・ 『国際経済論−世界システムと国民経済』(柳田・野村編、ミネルヴァ書房、1987)
・ 『コーヒーが廻り世界史が廻る』(臼井隆一郎、中公新書、1992)
・ 『コーヒー伝播史』(関口一郎、いなほ書房、1993)
・ 『珈琲大百科』(諸岡博熊、いなほ書房、1993)
・ 「公正な貿易をめざして」(『世界』3月号、岩波書店、1994)
・ 『開発のための教育』(日本ユニセユ協会、1994)
・ 『地球家族』(マテリアルワールド・プロジェクト、TOTO出版、1994)
・ 『国際政治経済学入門』(S.ストレンジ、東洋経済新報社、1994)
・ 「コーヒー調査研究」(PARC自由学校、1994)
・ 『国際経済学入門』(中谷徹、ちくま新書、1996)
・ 『コーヒーを科学する』(伊藤博、時事通信社、1997)
・ 『地図に見るアフリカの歴史』(M.クワメナ・ホー他、古今書院、1997)
・ 『アフリカとのフェア・トレード』(グローバル・ビレッジ、1997)
・ 『ユニセフの開発のための教育』(日本ユニセフ協会、1998)
・ 『フェア・トレード 公正なる貿易を求めて』 (M.B.ブラウン、新評論、1998)
・ 『2003年 世界子供白書』(ユニセフ、2003)
・ 「コーヒーの基礎知識と最近の動向」(http://www.yutaka-shoji.co.jp、1998)
・ " Best Investment Coffee Newsletter "(http://binews.com、1999)
・ 『コーヒー危機 作られる貧困』(オックスファム、筑波書房、2003)
 その他、わかちあいプロジェクト、オルタトレードジャパンなどの諸資料


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