地 域 と 地 球 を つ な ぐ 学 び の 広 場
〜  テ ー マ 学 習 の 手 引 き  〜


調 べ 学 習 の 手 引 き



☆ 調 べ 学 習 カ リ キ ュ ラ ム

※ 調べ学習で何より重要なのは、問題意識と考える力です。
   ここでの調べ学習とは、問題の解決を模索する学習です。
   そこで、常に問われるのは、
   「結局、あなたは何が言いたいのか?」
   (" What do you want to say ? ")
   ということです。


1 主題の設定 (問題意識をもって課題を設定しよう)

 ◇課題決定の方法 : a. ウェビング・・・黒板に事項をつなぎながら書き出します
                b. ブレイン・ストーミング・・・自由に意見を述べ合います
                c. KJ法・・・書き込みカードを分類しながらまとめていきます

 ◇問題把握の方法 : a. 漫画や映画などで背景を理解する
                b. リソースパーソンの話を聴く
                c. インターネットで関連事項を調べる

2 探求と共有 (自ら調べ、自ら考えよう)

 ◇探求活動の方法 : a. 研究計画を立てる(仮説を考える)
                b. フィールドワーク(観察・体験・インタビュー・アンケート)
                c. 行政や関連団体への訪問調査

 ◇資料収集の方法 : a. 図書館を活用する
                b. 新聞スクラップ、テレビ/ラジオ視聴
                c. インターネット調べ

 ◇探求共有の方法 : a. 資料の整理(問題〜原因〜対策)
                b. グループ討議ディベート
                c. ディベート

3 提案と行動 (問題解決に参画しよう)

 ◇提案活動の実際 : a. 問題解決策の立案を行う
                b. 問題解決策の検証を行う
                c. 問題解決策の提案を行う

 ◇実際行動の実際 : a. 行動の実践に参画
                b. 国内の同じような問題の発展的理解と交流
                c. 世界の同じような問題の発展的理解と交流

4 総括と評価 (自らの学びを自己評価しよう)

 ◇総括活動の実際 : a. これまでの活動をレポートにまとめる
                b. プレゼンテーションやホームページで発信する
                c. 地域〜世界との交流を広げる

 ◇自己評価の実際 : a. ポートフォリオを見直す
                b. 問題の理解度や解決の見通しを評価してみる
                c. 新たな問題が出た場合は、再調査(らせんアプローチ)



<参考> スキルの発達

 A 問題意識 : 知的関心をもって課題をみつける
            ↓
           問題意識をもって課題を探求する
            ↓
           問題解決への意欲と行動

 B 学 ぶ 力 : ものごとを広い視野で学ぶ
            ↓
           仲間と共に協力して学ぶ
            ↓
           自ら積極的に学ぶ

 C 考える力 : 基礎知識をいかして深く考える
            ↓
           論理的に考える
            ↓
           学んだことを総合的に働かせる

 D 表現能力 : 文章で表現する
             ↓
            多彩に表現する
             ↓
            問題解決へのコミュニケーション



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