2011年の稲作

  今年2011年は、現代農業に掲載されていた炭の活用を真似て、床土に、昨年焼いた籾殻燻炭を使うことにしました。一部は、昨年の残りの購入培土を使っています。ここまで使った費用は0円。後は、苗が元気に育ってくれることを願うだけです。

 写真は、発芽後の乾燥状態です。

 今年の春は、いつまでも寒くて水温が上がらず、発芽までに1週間以上掛かり、それも温水に浸けてから3日目にやっと発芽した状態です。(浸水4月15日・温水4月22日・発芽4月26日)

 昨年は、発芽が失敗したので、本当にやきもきしました。

 籾殻燻炭に播種して、苗代が完成しました。これからは気温も安定すると思います。安定することを願っています。

 籾殻燻炭の苗箱の苗を野バトが食害し、相当の被害が生じましたが、暖かさが増してきて何とか回復の兆しが見てきました。

 来年からは、食害の防御に対策を立てなければいけません。これえでまた一つ作業が増えるかも。

 

 

 

 

 

 5月23日に代掻きが済んで、1枚は24日に早速田植をすることにしました。

 ここ(写真下)に植えたのは、育苗培土を使った苗箱分で、水の量も控えめにした為か、昨年よりは綺麗に植えつけることが出来ました。

 でも、写真上の圃場では、水量が多過ぎ、また、全て燻炭を使って育苗した苗箱の為、田植え機からの苗の落下が上手くいかず(軽くて落下し辛い。)、圃場の半分が植え付けられていない状態になっています。

 失敗部分は、後日田植機で植え直しを予定しています。それまでに、田植機の補修をして、苗がスムーズに落下するようにしなければ。

2回の田植が終わって、未だ植えていない苗の発育状態です。今日6月6日で丁度40日になりました。野バトによって受けた食害も回復して、機械で植えれるところまできています。ただ、残念なことに機械の方が調子が悪く、補修しなくてはいけません。
修理する前に植えた圃場の状態です。殆ど植わっていないのと同じ感じで、ここも再度植え付けを行わなくてはいけないようです。苗は未だ十分にあるので、最終的には、前面に植え付けることが出来るでしょう。
播種から50日経った苗を最終的に全て植付けることが出来ました。6月13日

最初に植えた圃場の生育状態は、6月27日現在元気に育っています。40日で植えた圃場の稲は、1/3程しか見えません。完全に失敗!

6月13日に植えたものは、分けつが進まず、暫く時間が掛かるかもしれません。

 

7月2日の稲

この圃場だけは元気に育ってくれています。

   

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