除草と水管理

除草剤の散布は余りしたくは無いのですが、コナギの発芽が目に見えて盛んになってくるのが分かり、仕方なく除草剤を散布することにしました。

水の量は、今のところ例年にない水量で、4枚の田圃夫々が満水常態になっています。これだけの水量であれば、薬の効き目も大丈夫と思います。

田植から8日が経った稲の状態です。晩稲の品種なので目立って生育が分かりませんが、条間がはっきりと見えるようになっています。この水量であれば、除草剤も良く効きコナギの新芽も目立っているので、丁度いい時期だと思い散布しました。(6月3日)
上記の写真から1週間が経ちました6月10日現在の稲の状態です。分けつも始まり勢いも出てきた様に見えますが、いもち病が出てきているようです。早速雑誌の記事に出ていた消石灰を散布することにしました。これで少しは元気になってくれると助かります。散布した消石灰の量は反当り1.5Kgとしました。これも記事の通りです。
6月19日の稲の状態、例年に比べて分けつは進んでいるように見えますが、果てさて結果は如何になりますか?6月26日に観察したところでは、分けつの数が少ないように見えて、いもち病の発生も多いように見えたので、2度目の消石灰散布を行ってみました。29日行って様子を見なければ?
7月10日

田圃らしく見えるようにはなってきたと思うのですが、化成肥料の田圃と比較すると、まだまだ稲の発育状態が遅く、分けつ数が非常に少ないです。特にこの圃場は、コナギの数が極めて多く、稲の発育が悪いということを確認したので、除草機を走らせることにしました。

7月20日

10日経って(田植から56日)やっと条間が薄くなってきています。それでも慣行栽培の田圃から見ると株の太さが今一細い。この日まで4日干しているので、窒素分が増えて葉色も濃く、株も太くなってくるれるかも?

8月20日

後10日前後で出穂を迎えそうな稲です。でも、未だ青々としていて、いもち病が発生しそうな感じを受けています。そこで写真の田圃は2回の消石灰散布を行い、他の田圃は、木酢液を2回夫々散布しました。効果の程は?

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