代掻きそして田植え

 今年は、四国香川県で水不足の報道がなされています。私の所でも春先からここまで長雨の記憶がありません。それでも新しく引いたホースのお蔭で水も入り、代掻きをすることができました。

 最初に行った田圃では、トラクターに代掻きレーキを取付けずに行ったので、耕運したのと同じ結果となり、水が溜まりません(写真@)。その為この田圃は2回代掻きとなって手間が増えましたが、結果的には水持ちが良くなり(写真A)、田植えには絶好の田圃となりました。

 ここまで終わってもまだまだ続くこれからの苦労を考えるとゾッとします。それもこれも美味しいお米を食べるためです。5月30日時点で未だ赤米は植えていません。赤米用の田圃は、以前にも掲載しているように、遠く離れ て借りている田圃で、川からの揚水です。その揚水が未だ行われていません。

 代掻きが失敗した状態の田圃です。この水不足を補うために、上部の田圃から水を落とすように改良しました。 @
A  2度目の代掻きが成功して田植えが終わり、その日の恵みの雨で満水となりました。念入りに代掻きをすれば、水持ちが非常に良く、40mmホースから少ししか出ていない水で、写真のとおり2枚の田圃が満水になっています。棚田の方の苦労が判りました。
   

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