FILMUSICA



2006年度 奥山順市 作品

 ライブの実験映画

 題名FILMUSICA
 


2006年6月16日 SuperDeluxeで上演中の奥山順市


フォーマット W8ミリ (W8ミリ&16ミリ映写機:各1台) 
上映時間 10分


<作品コメント>

映写機で奏でる音楽 ?!

フィルムで、映写機本体が楽器となる。

皮膚で感じ、聴覚でミル?映画なのだ。
大昔のW8ミリは、サイレントシステムのホームムービーだった。
しかし、画面サイズや送り穴(パーフォレーション)等、フォーマットの異なる新しい8ミリ(シングル8、スーパー8)の出現によって、W8ミリは消え去る運命となり、トーキー化は実現しなかった。
1960年代にダブル8を愛用していた奥山は、このフォーマットに強い愛着があるのだ。
そして強引にW8ミリの音声聴く事を思い立ち、この作品を制作したのである。 
W8ミリ・フィルムが16ミリ映写機を通過し、光学サウンド再生システムを利用して音を発するのだ。






奥山順市のマイフレーム表紙

フィルモグラフィー


W8は16ミリ/ライブ版
W8は16ミリ/ライブ版