詩的「斉藤和義」
特にものすごくかっこいいわけではない。
なのに、どうしてこうかっこいいと思えるのか。
普通といえば普通。でもちょっと違う。ちょっといい。
『ベリーベリーストロング』
ロックとは?ロックだろ?
そんな問いかけをいつもしている。
そんな哲学を楽しんでる。
『歩いて帰ろう』
音にもメロディにもものすごい激しさがあるわけでもない。
でもどこかできいたことがあったら
それもしかしたらこの人の音楽かもしれない。
『モルダウの流れ』みたいに。
落ち込んでいたら少しだけ上向きに。
興奮していたら少しだけ下向きに。
ごく自然に。ココロを微調整してくれる。
『虹』
クールといえばクール。でも決してクールすぎない。
熱くなくちゃロックじゃないし。
『空に星が綺麗』
素朴なロック。抒情のロック。
ギターの乾き具合が密かにいい。
<2008.07.15 vol.99>