セントパトリックスデー
三月三日、大須でセントパトリックスデーのパレードがありました。
何でも、アイルランドにキリスト教布教のために渡ってきた守護聖人
セント・パトリックを記念する日ということで、アイルランドでは
ナショナルデーとして全国規模で行われるお祭りなのだそうです。
日本でも東京や京都などでも開催され、名古屋では今年で三回目のパレード。
というわけで、ちょうどこの日、ティン・ホイッスルの先生のバンドが
パレードに参加するということで、他の教室の人たちと一緒に、
ティン・ホイッスル隊(!)の一人として私も初めて参加させてもらいました。
ところが。いざ始まっているとある程度の距離を開けたものの、
前方と後方までもブラスバンドにはさまれるという事態に。
そうなるとまず、自分の音がきこえない。その上フィドルの人や
先生の吹くフルートにしても、あまりにもアコースティックすぎて、素朴すぎて、
吹きながらその音をききとることで精一杯。いくら十人ものティン・ホイッスル隊でも…。
しかもアーケードになっていたので、ブラスの残響にまでも負けてしまっていました。
ですが、それでも、他の楽器と合わせるのは、初めてだったので、
ギターの人にテンポをとってもらいつつ、何とか吹けるところは吹くことができました。
前一週間、毎日練習したかいあってよかったです。
それにパレードの前にあったオープニングセレモニーでは、アイリッシュダンスや
ハイランドパイプの演奏をきいたりして楽しむことができましたし、また参加者は、
緑のものを何か身につけるということで、もともと緑色が好きな私にとっては
パレードやその周り全体が緑色に染まる中を歩くのが心地よく、
にぎやかながらもやさしい気分にさせてもらえたような気がしました。
森の色だからということもあったかもしれません。
ちなみに私は緑色のビーズのネックレスと指輪をして、かばんからお茶犬のマスコットを
のぞかせて歩いていました。
気がついた人がいたでしょうか。
ともあれ、皆さん、お疲れさまでした。
<2007.03.15 vol.84>