沖縄の旅

十月の終わりに、初めて沖縄に行きました。

私はよく個人で旅行をするのですが、今回は団体旅行に参加ということでにぎやかな道中となり、 また駆け足でしたがあらゆる場所へ連れていって貰うことができました。

はじめに慶佐次ヒルギ(マングローブ)林を散策し、まずその生態に驚きました。 そして次のネオパークオキナワでヤンバルクイナに会い、美ら海水族館では大きなジンベエザメが大きな口を 開けて食事する様子を同じく口を開けてみてました。万座毛、そしてグラスボートからはまさにエメラルドグリーンの海を 実感し、平和祈念公園、ひめゆりの塔、首里城公園と夜には国際通りにも足を運びました。 また食べる物も豊富で、オリオンビールをひと口、さとうきびをひとかじり、そしてソーキそば、海ぶどう、アーサ、タコライス、 もずくの天ぷらを今回初めて口にしました。こうして羅列するだけでも、目まぐるしいスケジュール(これで三泊四日です) だったことがよくわかると思うのですが、一言感想をというならば、沖縄はやはり琉球王国ということでしょうか。
ガジュマルの木が立ち並ぶ景色や家々を守るシーサーたち、そしてさとうきび畑と三十音から成り立つという独特の言語。 まさに外国です。かつてそこにひとつの王国があり、その王国独自の歴史を持ち、守り、伝え続けている。 そこに加えて島の大地からのしたたかな力強さを深く深く感じ、それが沖縄をより魅力的にしているのだと思いました。

それにしても、時間が足りなさすぎました。
次回訪れるときは、思いきりじっくり、ゆっくり過ごしたいです。 <2004.11.15 vol.58>

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