グラン・トリノ
映画「グラン・トリノ」に行ってきました。
クリント・イーストウッド監督・主演ということで、すぐ観に行きました。
あらすじは…一人暮らしの頑固な老人ウォルトが、
ある日隣の異国からの移民の少年、タオに愛車であるグラン・トリノを盗まれそうになる。
が、それをきっかけに二人の交流が始まり、ウォルトは次第に隣の家族たちとも打ち解け合っていく。
そんな中、タオがいとこの不良グループとの争いにまきこまれ、
タオとタオの家族が命の危険にさらされることになってしまう。
それを見かねたウォルトがある決心をする…。
そしてその問題のラスト。
何ということを!何という守り方をするのでしょう。
映画をみてあんなにショックを受けたのは初めてです。
怒りというよりあまりにもショックで涙が出てしまいました。
確かに主演最後の作品と言われていました、いましたが…。
ファンとしては、今までで一番ありえないシーンでした。
まさかあんな方法を選ぶとは。
おかげでその後はまさに葬式帰りのような気分になってしまい、
ぼーっとしながら帰路に着きました。
全く何も言えませんでした。衝撃的すぎました。あまりにも。
「許されざる者」とは正反対の終わり方、そしてその生命と希望の守り方。
本当に、本当にお見事でした。
<2009.05.15 vol.109>