はざま、で 〜あとがきより

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

「はざま」をお届けします。
最近、殺傷事件が目立っています。海外では救助活動中に命を落とされた方や、 国内では秋葉原の事件、その上地元のよく知っている地名が事件現場として新聞に 載るようになってしまいました。また、経済や政治においても日々、心穏やかではありません…。

さて、そんな世の中ではありますが、気を取り直して。 この一年を振り返ってみて、特に感動したことはというと、やはりフェルメールです。 実はコロー展の後、時間があったので寄ってみただけだったのですが、 その光の表現の美しさ、品の良さにはただ圧倒されるばかりでした。 他に類をみないとはこのことですね。騒がれるわけです。

そして音楽では斉藤和義さん。その詩の力に考えさせられました。 ことばに対する角度、なのかもしれませんが、テンポある曲にしても ゆっくりした曲にしても、歌を届ける音楽といえばいいのでしょうか、 きいていてとても勉強になりました。 とはいえ、ライヴにも行ってしまったので単純にファンになったと言ってしまえばそれまでですが…。 あと、音楽といえばアイリッシュ。引き続きティン・ホイッスルを練習中。 曲のレパートリーも少しずつですが増やしつつ。

それから、もう一つ忘れてはならないお知らせを。
去る十月のことになりますが、第十七回日本歌曲コンクール詩部門において佳作をいただきました。 作品はここに収めました「春」です。 歌になる詩ということで、これならと思う詩がちょうど出来ていたので応募してみたのですが、 おかげさまで認めていただけて大変嬉しくとても励みなりました。 ありがとうございました。ただ、曲になるのは優秀賞以上ということなので 今回は当てはまらず、残念ではありますが、また機会があればチャレンジしたいと思います。 <2009.02.15 vol.106>

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