妖怪フェスティバル
この夏、ナゴヤドームでの妖怪フェステバルに行ってきました。
少し前に徳川美術館の「妖怪絵本」の展示で、江戸時代に描かれた妖怪の絵をみて、
こわい、というよりどちらかというとユーモラスなところが何ともいえず、
ドームにも出掛けてみることにしました。
さて、行ってみると会場内は夏休みのイベント的雰囲気でいくつかの
アトラクションやお化け屋敷があったのですが、
私の目当ては「妖怪大博覧会」のコーナー。
紹介によるとここでは湯本豪一さんという方のコレクションが公開されているとのことで、
いざ入ってみると徳川美術館の展示より数が多く、百鬼夜行絵巻や
稲生物怪録はもちろんありましたし、国芳や国貞、妖怪の図柄の着物や小物、
そしてミイラ!龍の頭がいこつはちょっと小さかったこともあって
疑問でしたが人魚や雷獣のミイラや件(くだん)の顔には
さすがにドキッとしました。とうとうみてしまった、
こわいものみたさでみてしまった…という感じで…。
ともあれ最初から最後までみごたえがあってどれも飽きることがありませんでした。
あと、グッズ売り場でちょっとおもしろかったのが、アトムと鬼太郎のコラボレーショングッズ。
アトムの頭の上に目玉親父が、鬼太郎の頭の上にヒョウタンツギ(だったと思う)が
のっている図柄は何ともかわいらしかったです。
私はといえば竹原春泉画の「桃山人夜話」のクリアファイルを買いました。
妖怪の絵がぎっしりで、もちろんカラー。ファンタジーです。
<2008.09.15 vol.101>