Sensation

先月、Sensationの製本版が手元に届きました。ひと通り読ませていただいて、何だか楽しい、という気分になりました。 投稿という気安さが手伝っているせいか、いろんな人のいろんなことばがいろんな詩になっていて、何だか楽しくおもしろく思いました。

現在再び、作曲一覧の情報収集に追われている私ですが、おかげでここしばらく頭の中がギュッとつまっている感じです。 この仕事はまさに細い糸を一本ずつひきよせる作業なのでひょっとしたら卒論の時以上に大変であるのかもしれないと思ったりもしています。

あまり長くこの状態が続くと、時々詩はいったいどこへ行ってしまったんだろう? とふと思うことがあります。でも、そう思いながらも気がつくと(ボーっとしていると)いつのまにか浮かんでくることばを紙に書きとめている自分がいて、安心したりしています。

Sensationを眺めながら同時に、Latimeriaのことを思い出し、今こうして詩が自然に自分の一部になっているのも、とにかく続けていくことだけを目標にしていたあの頃のおかげだと 改めて少しだけ感謝しているこの頃です。<2000.08.15 vol.10>

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