KUJIRA Cafe

小田原空手道協会(歩)

杉本師範 初代会長師範(杉本 清)が、空手道を通じて青少年の精神面、身体の向上を図りたいと考え、 当時の文武館館長及び小田原市体育連盟副会長のご尽力を頂き、文武館使用許可を得て、 昭和30年3月20日から毎週火・水・土曜日を稽古日として、日本空手道松濤会小田原支部を発足。

その後、日本空手道松濤会本部より独立を許され小田原空手道協会(松濤会)として年2回昇段、 昇級審査を開催することになった。

当初は5、6名の会員で2、3ヶ月過ぎる頃から40数名に増し四季を通じて、会員達が熱心に心身の鍛錬に励んだ。

小田原体育連盟の加入については、昭和39年8月26日、体育連盟理事会で承認され加盟することになった。

加盟後昭和40年8月7日、第18回市民体育祭の公開演技種目として本町小学校講堂において演武会を開催し 青年部・少年部共に50名が参加。空手道の歴史、空手道と健康法、体技、空手道の特徴、鍛錬法を説明し実技に移り基本、型、組手、試割等多数の市民の方に公開称賛をあびた。

当時は残念ながら専門の空手道場がなく、文武館から体育館また使用不能の時は青橋の野球場で稽古をしたり 苦難の時期があったが、昭和54年からはスポーツ会館において毎週水・金曜日を稽古日として体力増進、 精神修養のため老若男女達が地道に稽古に励んでいる。

2020年3月で当協会も65年になりました。

ちなみに小田原体育連盟は現在の小田原体育協会です。

歴代師範

昭和30年(1955) 会長師範  杉本 清
昭和56年(1981) 会長師範
会長師範
杉本 清
岸部 正
平成05年(1993) 会長
師範
高橋 直和
川口 宏二
平成13年(2001) 会長師範 川口 宏二
平成28年(2016) 会長師範  竹内 清
令和6年(2024) 会長
師範
永山 幸央
竹内 清

会員心得

勇気・礼節・廉恥・謙譲・克己

師範挨拶

竹内師範 小田原空手道協会の空手道
空手道は精神修行の道であると共に、だれにでも出来る!!
体力の無い人でも長く続けられる体育であり、健康法であり、護身術である。 空手道とは、決して筋力体力の優れた人達の為の武術ではありません。
当道場は試合形式ではなく、基本と型を中心とした稽古です。 ヨガのポーズやストレッチ、体幹トレーニング、筋トレ、呼吸方法等々 空手エクササイズをしています。稽古する人の目的に応じて、護身術の習得であり、 健康法であり、美容法でもあります。また精神修養となる鍛錬を重視しております。 空手道の基本が出来るようになれば、古武道の基本棒術から始めます。 釵(サイ)、トンファー、エーク等も取り入れています。
武道は、道という言葉があるので、一生掛けて追及するものですね。 流派によって掲げているものは違いますが、厳しい修練によって己の精神を鍛え 社会に貢献すると言う事です。武道には必ず精神性があり、単純に体を鍛えるだけでなく、 精神鍛錬も含めた人間教育であると思います。型一つとっても、常に相手をイメージして、 隙を作らない稽古を行う事でもあります。
一緒に汗を流しませんか!
       小田原空手道協会師範 竹内 清