母子の会話(2)

   ショウイチからのプレゼント
コンピュータの勉強を始めた頃、無謀にも国家試験に挑戦した。
「情報処理試験35歳定年説」なるものがささやかれていると、知った時、私は定年の年齢だった。
 
愕然としたが、もう、片足つっこんでしまっていたので、前進するしかなかった。
勉強を始めて1年半後に2度めの受験でやっと合格。
一日5時間かけて行われる、超ハードで難しい試験のため、合格率は10%程度である。(ホンニ、難しかったんだから)
 
その合格通知を受け取った時、私は飛び上がって喜んだ。
その、あまりの喜びぶりに、小学2年生だったショウイチが私のために、プレゼントのお花を買ってきてくれた。
 
彼の小遣いで買える、200円ほどの花である。
そう、いわゆる、ご仏前花を…
 
さすが我が子、オチを心得ている。
更新日時:
2004/03/05

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Last updated: 2004/8/25