多分、ショウイチが4、5歳のころだったと思う。
不覚にも体調を崩し、起き上がれず、布団の中で頭痛と戦い続けていた。
ショウイチはそんなかあちゃんの姿を見て、台所の流しへ風呂場から腰掛を持ち出してきて足継ぎにし、せっせと茶碗洗いをしてくれた。
確かその時の証拠写真もどこかにある。
ううっ、帰宅した亭主の不機嫌さに比べ、この子どもの優しさ。産んどいて良かった。
体調が回復したかあちゃんが真っ先にしたことは、ショウイチ用に子どもエプロンを買ったこと。
「ショウイチ、ありがとう。かあちゃん嬉しかったよぉ〜。ハイ、プレゼント」
ディズニィキャラクター入りのかわいいエプロンだったなあ。
以来、我が家の息子たちは、かあちゃんの手足として存在するようになって行った…。
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