「おかあさんがね、『一番いい子を下さい』って、神様にお願いしたらあんたが来たんよ」
とコータが小さい頃、よく言って聞かせていた。そんな時、コータは上機嫌で、ウンウンとうなづき、かあちゃんのために色々と頑張っていてくれた。
しかし、中学生ともなると多少知恵がつき、私が同じ事を言うと、こう切り返してくるようになった。
「そうやろ、そうやろ。『一番いい子』って言うから、それってボクのことやん、チ、思うてボクが来たんよ」
大したうぬぼれである。さすが親子!
それが、最近では
「ハイ、ハイ。一番いい子はいい子でも、かあちゃんにとって『都合のいい子』やろ。十分役に立たせていただきます」
遂にバレてしまった。子どもって知恵がつくの早いね!
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