コータの真実
コータは本当に大人しくてよい子だった。
しかし、そう思える日々はそう長くは続かなかった。
 
つかまり立ちを始め、つたい歩きができるようになったとたん、「しめた!」とばかり、コータはなんでもかんでもつかむようになり、食事時はみんなで食器をグルグルと移動させながら食べるハメに陥った。
 
何でも目に入ったものは、口に入れる。耳にも紙くずを差し込んでしまう。ともかくじっとしていない。
生まれてまもなくの間あんなに大人しかったのは単なる嵐の前の静けさに過ぎなかった。
 
「ご飯出すバイ!コータ押さえチョキ!」
「片付けるバイ!コータ押さえチョキ!」
「車止めるバイ!コータ押さえチョキ!」
OH! My God!
 
バカぢからがあって、すばしっこいコータは目がまったく離せないヤツでした。トホホ
 
更新日時:
2003/08/03

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Last updated: 2004/1/30