THAI TOUR 99 |
volume6 WAT PO タイマッサージ報告
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実は・・私のWATPO一番の目的はタイマッサージ。 なんでも、WATPOは、「境内の壁画では芸術、風俗習慣、古典医学など様々な学問分野について 文章や絵で説明されており、庶民が誰でも自由に壁画を見て勉強することができるようになっています。 それ以外に寺院内には古典医学校や古式マッサージ習得コースが置かれており、 これらの学校やコースでは タイの伝統的な薬草の調合法や診察方法や古式マッサージの教育が行われ、 40年前から多くのタイ人や 外国人が勉強したり医療を受けたりしています。・・・・・云々。」 (WAT POでもらった日本語版パンフレットより抜粋) うひょーー。ガイドブックにも「WATPOはタイマッサージの総本山」なってるし 万年肩こりの私としては、これはもう、行くしかないでしょ。 |
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![]() 30分120B 60分200B 1B=3円(当時) |
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マッサージはすごい人。現地の人、ヨーロッパ人、日本人のおじさん、日本人の女の子。 何分かかるか聞くと「30分?もっとかな?」なんてお答え。うーーん。そんでマッサージすると かなりのタイムロスだなぁ・・。と思いながら友人Kと作戦会議をした結果 「昼御飯をパスしても、マッサージしてもらおう!!!」 鼻息鼻息。 という結論を導き出した。 だって、日本より0いっこ少ない金額でマッサージ受けられるのよ。 古式ゆかしきタイマッサージよっっ。と2人ともマジで力説。こういう結論に あいなったわけです。 男性三人衆には、「うちらは昼適当にすませるから、どこかで食べてて。午後ホテルで待ち合わせしよう。」と鼻息あらく言い放って、列最高尾につく。うーむ。なんだかわからんが、興奮してきた。 マッサージの入り口には、受付と椅子が数個。受付で名前を書くと番号札を渡されて ここから、忍耐の待ち時間スタート。だいたい、1人30分から1時間やってもらってるんだから 回転の悪いこと、このうえなし。ただただひたすら待つのみ。 ここで、このマッサージの館の説明を・・。 部屋の中は両脇が畳敷きになっていて、ブースは2つづつ、木のロッカーみたいなので 仕切られていて、片側10人、片側10人くらいがマッサージを受けられるようになっている。 (多分そのくらい。記憶あいまい・・)。 壁はフェンスみたいになっていた、素通し。 風が通るようになっている。(んだと勝手に解釈)。だから、外からもマッサージを受けている姿は 丸見えです。もちろんマッサージは着衣のまま。 バリでいきなりすっぽんぽんに剥かれた経験を持つ私は、ここでちょっと安心。 マッサージをしているのは若いのからおばちゃんまでの女性と 男性がちょびっと。みんな黄色いTシャツを来ているのはタイマッサージ師の制服なんだろう。 それにしても、待たされる。周りを見ているだけで、回転の悪さに気付かされる。 なんか、隣の姉ちゃん、うちらより、すっごい若い番号持ってない? ねえ、あのおじさん、えらく長いこと待ってるとか、同行者と話してなかったか?? 目の前の現実に目を背けながらも、否が応にもわかってくる「こりゃあ、またされるぞ。」の事実。 でも、ここまで来たら、時間がなんだ。絶対マッサージ受けてやる。←意地。 暇にまかせて、あちこち観察していると、受付の脇の机と椅子のスペースに なんだか日本人の女の子の集団。通訳っぽい人もいる。・・・観光??ツアー?? と思ったが、ずーーっと観察(盗み見)してたら、それがタイマッサージ短期講習会の 参加者だということがわかる。 中の女の子は「ここで、タイマッサージを勉強して日本でサロンを開きたい」なんてことを隣の おねえちゃんと話している。ほほう。 このマッサージ講習会、ガイドブックなんかによると10日のコースで4500B (1万5千円くらい)。これで、習得して、サロンが流行ったら、言うことなしだなぁ。 なんて、思ったが、おねえちゃんは、皆なんらかの美容関係者らしい雰囲気。 下地あっての、講習会なのか。素人じゃ10日程度じゃ、習得できないのかなぁ、なんて ちょっと真剣にサロンOPENについて私も考えてみる。 その日本人の女の子達は、なんだか教科書みたいのをもらって、 そのあと、入り口近く のブースに座り込んで、実習みたいのを見せてもらっていた。 ・・教科書がタイ語なのか気になったのは 私だけじゃないはず。んー。気になる。 結局待つこと1時間以上。友人Kと、「予定変更!!ここまで待ったからにゃあ 1時間マッサージにしてもらおう!!!」と、受付のねーちゃんに、鼻息荒く「わんあわー。」と 宣言して、ブースへ向かう。 |
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ブースにひかれたシーツみたいのは、エクストラ料金を払うと新品を出してくれます。 新婚さんみたいな2人は、そんなことしてたけど、私達は無視。別に脱ぐわけじゃないもんねー。 もうひとつのエクストラなものは、ハーブマッサージ。 タオルを茶巾にして蒸されたものが度々、見え隠れするのが どうもそれらしい。うこんで真っ黄色に染められたタオルは、ほかほかと湯気を立てていて 美味しそう・・いや、気持ちよさそうな風情なんである。 肝心のマッサージはどうかというと、 極楽の一言。 タイマッサージは足を重点的にやるのが通常らしく、やたらあれこれと足をもみ倒された感があります。 ちょっと強めかな。はっきりいうと、ちょっと痛い。 私のマッサージをしてくれたのは、可愛いお姉ちゃんでしたが 途中、ちょっと足が重くなったので見てみたら、見事私の上に乗ってました。 いやはや。びっくり あとで、友人Kに聞いたら、彼女は乗っかられなかったそうなので、 マッサージのやり方は人によってちょっと違うみたいです。 で、後日談として、やっぱり揉み返しになりました・・。ちょっと強すぎたみたいです。 でも、やってもらっている間は極楽です。興味のある方はぜひどうぞ。 自分、揉み返しになってもお勧めします。だって、よだれ出そうだったもん。 |
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![]() 歓迎されまくりのハワイの観光客みたい。 |
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マッサージ終了後、ホテルへ急ぐ。 TUKTUKに乗ろうと「ROYAL HOTELまで」と言ったら、 「タイシルク見に行かないか??」と言われる。またかよ。うざいなーー。 無視して歩き出した私達にタイシルクを勧めたのとは 違うおじさんが走ってきて「ROYALHOTELまで行くよ。行くよ。」 そうこなくっちゃ。 |
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待ち合わせ時間までまだ、時間があったのでHOTELのロビーで食事をとることにした。 メニューはいろいろあったけど、私はタイ式チキンカレー。友人Kはココナッツが苦手なので 普通のビーフカレーかなんかにした。 カレーはたっぷり素焼きの壺みたいのに入って出てくる。旨い!!辛い!! しかし、私のカレーには始めてお会いするタイの野菜やらハーブやらがいろいろ入っていて 不思議な食感をかもし出している。 かたいグリーンピースみたいなやつ。青いトマトのかたいヤツ。がりんごりん。 極めつけは、タイハーブ。椿の葉みたいに固くて青々して立派なのが入っている。 これも食べるのかなぁ。これは残して良いものなのかなぁ。などと考えながら食す。 | |
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部屋に戻ると螺旋階段のところで結婚式を終えたカップルが記念撮影。 花嫁さん綺麗。アジアンビューティ炸裂 ホテルはもともとが高級ホテルだったからなのか、 私達の短い滞在中二日も花嫁さんを見ることが出来た。バンコクはウエディングドレスなのね。 綺麗だけど、ちょっとがっかり。(もしかしたら、お色直し前は違うのかもしれない) |
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へーーと2人に見入っていると、部屋から出てきたT氏。 やおら、熱唱。(昼から飲んでできあがっていたことは確か) アジアンビューティはアジアンらしくはにかんで笑っていたが、いかがな感想を抱いていたものか・・ ただ、隣で並んで2人に見入っていたヨーロッパ人のお姉さんは「ブラボー」と拍手をしてくれていれた。 私と友人Kはひたすら、笑いまくり。 |
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