THAI TOUR 99

volume5 ワットポーで寝大仏


ワットポーです。タイのお寺。
私達が泊まったロイヤルホテルからは、徒歩で行ける距離。 豪華絢爛な色彩のお寺を一度は見とかないとね、なんていいながら、 万年肩こりの私のお目当てはタイマッサージ。あーうきうき。
心も軽く歩いていると、突然人々が立ち止まり、中央の大通りに向かって直立をしている。 交通ルールなんてクソ食らえで道路を横断していた人々も警察に促されて、 そこここで立ち止まり直立。
なんか、宗教的な時間帯なのかしら。ときょとんとしていると、 同じくきょとんとしている風体の観光客達にもタイの人々は直立を強要。ベンチで談笑していた欧米人もスタンダップ。道路を横断しようとした私達もおばちゃんに険しい顔ですごまれて、足を止めて直立。

と、そこへ、真っ赤なベンツやBMWやらが続々とやってくる。 どうやらワットポーの近くにある王宮に王様がお帰りになるらしい。 朝っぱらからどこに行ってたんだ。王様。
それにしても、タイの王族関係の車は真っ赤な外車がスタイルらしい。 初めの頃は、あれに王様が!!と色めき立ったがあんまり何台も真っ赤な外車が来たので 途中からどうでもよくなる飽きっぽい私。
◆◆◆◆◆
道中、親しげに話しかけてきたタイ人がひとり。
どこに行くのかと聞いてくるので、私達がワットポーに行くと言うと、「ワットポーは今日は休みだ。 その代わり俺がいいところに連れてってやる。」 うわあ。ガイドブックに載っているタイ人に騙されました話そのまんまだ。
ワットポーが休みのわけないじゃんねぇ。
◆◆◆◆◆

これがワットポー
タイ狛犬と石像。
◆◆◆◆◆
ワットポーは別名涅槃寺。
ねっころがってる仏さまがいるので有名。寝大仏。
涅槃仏は長さ49m高さ15mだそうだ。でかい。というより、全身見れない。
足の裏は螺鈿になっている。綺麗だったけど暗すぎて写真はうまく撮れていなかった。
と、思ったらデジカメの方から螺鈿の写真が出てきたので公開します。 でも、これは足の裏の螺鈿では無かったような気が・・。どこのだったか覚えてません。でも綺麗だから許して。

ここの大仏堂(っていうのか?)で一番面白かったのは、側にいた女の子の着ていたパーカー。
ここでも、日本語大流行の一端を見る。へえ、こんな小さな子も。と思ったら 恐らく著書作権無視したミッフィーの絵の隣に大きく 「今なら間に合う!!足痩せ!顔痩せ!ウエスト痩せ!!」どっかの観光客が置いていった雑誌から 取ったんだろうけど、ミッフィーとの取り合わせと しかも、子供服というのが笑える。写真とりたかったけど、子供だったからちょこちょこしてて 、取れなかった。もしかしたら、一番悔しい思いをした写真かも・・。


大仏堂の壁側には、一列にお茶碗みたいなのがおいてあり、タイの人達はお茶碗一個に一枚づつ硬貨を落としていく。 お茶碗の数は半端じゃないので、ちゃんと両替機みたいなものも、側に置いてある。 (托鉢みたいなものなのか?お金の托鉢。しかも無人。)
ちゃりちゃりお金を落としていくのが楽しそうだったが
意味がよく分からなかったのでやめておいた。何でもやってみたいくせに小心者。

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