阿弗利加 道中
膝栗毛
第八章 CARNIVOREで昼食を


楽しいAMBOSELIの後は、フラミンゴで有名なLAKE NAKULU国立公園へ。
道中、ナイロビを通るということで、買い物をしたいとナタさんに直訴。
実はこの旅行に私たちはシャンプーを忘れるという重大なミスを犯した。
とりあえず石鹸で洗って済ますことにはしたのだが、これがまたどうしてどうして。 日がかさむにつれて私の猫っ毛も針金のように。 ハードな感じがお好みならスタイリングも簡単。逆毛たてる必要なんて全くなし。
あたまたわしなわたくし
アフリカまで来てけちることもないじゃん、とAMBOSELIのロッジで 買おうと思ったら、シャンプー高すぎ。物価が違う(日本より全然安い)という事実にも かかわらず、旅行用の小さなサイズが2000円だか、3000円だか。
AMBOSELIは田舎なんで、観光客プライスに加えて、山の上のジュースプライス。 さすがに買いません。っていうか、買えません。悔しくて。
ナタさんに泣きついたら「それは高い。ナイロビなら全然安いよ。スーパー連れてってやる。」 とあっさり言われたので、この日まで我慢したのだ。
◆◆◆◆◆
まずは両替のために銀行のあるショッピングセンターへ。
商店が寄り集まったようなショッピングセンター。色使いがかわいい。綺麗。
銀行は時間がかかるので私はショッピングセンターを探索。 パーマ屋さんを見つけて凝視。ちょうど中ではお姉さんが髪を結ってもらっていた。 こっちは、さすがに日本の美容院とは必要とされる 技術も違うんだろうなー。 写真撮りたかったけど怒られるのが怖くて撮れなかった。残念無念の小心者。
両替後、シャンプーを探したけれど見つけられず。ケニアの皆さんとはシャンプーの仕様も違うので 、普通の雑貨屋さんでは置いていない。ナタさんが店の人に説明してくれた。 しかし、この後行った普通のスーパーでシャンプーゲット。 普通のお値段で、思わずスーパー万歳。
◆◆◆◆◆
さて、ナイロビにて昼食。どうやら観光客御用達のお店に連れて行かれる。


その名も“CARNIVORE”肉食獣ってな意味。 要はケニアンワンダフル草食獣バーベキューレストラン。
入り口入ってすぐのところの真ん中にどどーーんとバーベキュー。
※ZAP MAMAって昔キューピーか青旗ジャムのcmで歌ってました。
女性のアカペラグループ。あのcmがかっこよかったので、名前だけはしっかり覚えていた。

食事は昔流行ったシュラスコ方式。串に刺さった肉をおにーさん(ウェイター)が持ってきて、 「ぜぶら?」とか言いながらどんどんお皿に置いていく。 出てくるのはチキン、ポークにビーフはもちろん、キリンにシマウマにヌーにあれこれ。
昨日、生で見ては歓喜していたあの動物達を食っちゃってますよ。 食物連鎖っていうか。弱肉強食っていうか。さすがレストラン肉食獣。




この旗をテーブルに立てておく。旗が立っているうちは、
「まだまだカモーン。まだまだ食えるぜ」の印。


立ってます。立ってます。やる気満々です。
右の写真の二重の塔トレイは、下段がサラダ、上段がソース各種、中央に「やるぜやるぜ旗」。
ソースは7〜8種類、出てくる動物ごとにあって、 一番初めに「このミントソースはゼブラ用、このソースは、なんちゃらかんちゃら・・」 と説明してくれる。
・・・ありがとう。でも覚えられなかったよ。さすがに。

ちなみに、私のお気に入りはウォーターバック(水牛)。
同行者いわく「キリン最高!!脂がのってる!」トロですかい。 肉食獣の気持ちを味わいつつ、旅は続く。

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