親友O嬢・結婚式への道
−ウェルカムボード編−


デザインを考える

ウェルカムボードも作ることになりました。
当初は、ペーパーアイテムか、ウェルカムボード、どっちかやるかな。
なんて思ってたんですが
気がついてみれば、両方我が手に委ねられているこの現実。
わお。

時間があれば版画とコラージュで作りたかったんですね。
しかし、まあ、いろいろ大人の事情もありまして
それほど時間もない。
加えて、もう半年も待っているのに
銅板の搬入がない!!(勘弁してください。お店屋さん!!)

ということで、あっさりあきらめて
「いつもの線画でイラストを描く」
方針へ転換。

当初は、O嬢が文字をカリグラフィーで描くとのことだったので
またしても「カリグラフィーの文字サイズと、色と、額自体の
大きさが決まったら教えてくれ」と言っていたのですが
最終的には私が文字も担当することに。
最終的にどうしようもなくなったら
文字はパソコン出力にすることを快諾してもらえたので
腹をくくってとりかかる。


席次表に目処が付いた段階で
彼女に、私が描くとこんな感じよ。という
落書き帳のラフスケッチを送ってみる。
といっても、携帯の写メールだから、どこまで伝わるのか。
ただ、線画になりますよ。文字も手書きでこうですよ。という
それだけでも伝わればいいかと。

私の得意なオヤジキャラを描くわけにもいかんだろうと
いうことで、新郎新婦。綺麗どころは苦手だ。


私の頭の中ではあくまで版画の延長というか
いつものドライポイントっぽいものを手書きで。
という感覚だったので
黒の線画に、色面を配した。。と思っていたのだが
ここで、O嬢から「文字は黒じゃないよね??」という
確認が。
がーーん。文字は黒は駄目なのか。
私の中では、線画っぽく文字を描いて、周りを色つけるつもりだったのだが。


更に、T氏から「人物じゃなくして下さい」とのこと。
うん。これは、別に新郎新婦が描きたかったわけではないので
どちらかといえば、渡りに舟。
リクエストは鳥か植物、花ということなので
うーむー。鳥ね、鳥は良いかも。
花は、前、二人の思い出の花がバラだなんて
洒落たコトを言っていたのを思いだし
落書き帳に思いつくまま、絵を描いてみる。
いいわね。バラが思い出の花なんて。
私と相方の思い出の花ってなんだ。
あ、二人で菜の花畑見を見に行ったことあったな。
バラvs菜の花・・。大差で負けてる気が。


描く。とにかく描く。

黒の文字にNGが出たので、
使うつもりだった愛用のグラフィックペン
(耐水性、加えて私がよく使うマーカーにも溶けない)
の赤を買いに行く。
黒の線画でイメージしていた物を赤で描こうという寸法だ。
版画で黒の線画に色を合わせるやり方ばかりしていたので
赤の線画だとイメージがうまくわかないけど
赤の線画に他の色をあわせるのも可愛いよね。
普段やり慣れてないから戸惑ってるだけ。多分。

画用紙を広げておもむろに描く。
下書きをすると、線が萎縮してしまうので
できれば一発勝負。
別に高価な画用紙を使っているわけじゃなし
何枚か線画を描いて、いいものを残すつもりである。

思いつくまま、描く。
落書き帳を参考にしつつ、描く、描く、描く。
むー。どうでしょう。
これが何枚か描いたうちの2枚。これに色を付けてみるかな。

ちょっとゴージャスな感じにしたつもり
(私のゴージャスはこの程度か・・)
鳥も紙吹雪降らせて飛ばし、バラもゴージャスに。



もうちょっと可愛らしく。
私が普段描くようなまぬけな鳥と万国旗。
バラも簡易バージョンで。



凝りもせず、黒バージョンも描いてみる。
勿論、文字は色を入れるつもり。



色を入れてみる。

マーカーとアクリル絵の具で塗ってみます。
色で随分イメージが変わるので
下絵をコピーした物にマーカーで好き勝手に色を塗ってみて
その中でイメージに近いものを選んでから
おもむろに本番に。
色のイメージだけ出来ちゃえば
あとはぶっつけ本番で。
私の今までの経験からいって、あまり準備しすぎると
気に入らない仕上がりになるので。
絵がお行儀良くなっちゃうんですね。



暖色系にしてみました。



黒線なので、ビビッドな感じ。
緑の額に赤い花を飾るというので、そのイメージで。
あと、鳥がくわえているのは
我が家のベンジャミンの葉っぱです。
なぜかハート形になっていたのがあったので
「これは神が遣わした、愛のシルシ!!」とばかりに貼り付けました。



あれ、もう一枚のデータが無いや。
(もう友達の所に送っちゃったからしょうがない。お許しを。)
これをグリーンの台紙に貼って貰えるように
台紙を準備して、おもむろに三枚送りつけました。
好きなのを選んでくれい。



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