親友O嬢・結婚式への道 −招待状編− |
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エピローグ
★ 私のHPに度々登場するエピソードメーカーO嬢。 中学からの付き合いであります。 彼女にナイスガイな彼氏T氏が出来たときから、 何度も二人で遊びに来てくれ、 挙げ句の果てには、彼T氏は釣りをしたいが為に 休みのあわないO嬢を置いて 一人で泊まりに来るほど。 しかも、そのときに「僕たち、結婚します」と 結婚の報告まで。 なかなか無いですわ、結婚の報告を、友人不在の場で 友人の彼氏からうち明けられる、そんな経験。 なんか幸せでしたがね。 そんなわけで 「じゃあ、ペーパーアイテムやってあげるよ。」 と言っちゃったわけです。 折角だから、一肌脱ぎますよと。 その一言から始まった 私の怒濤のペーパーアイテム作成劇。 試作から何からいろいろ作って楽しかったし苦労したしで そんなあれこれを闇に葬るのももったいないので ここに記録として残しておきます。 ★ 招待状を作る ★ 結婚式の日取りと式場が決まったら まずは招待状です。 一応、私のスタンスとしては 私のイラストや版画を使うのもいいけれど、それでは 雰囲気というかイメージが偏るので 彼女たちがそれを望んだ場合は別として 招待状は、彼らの抱いているイメージや希望を 最優先したものを作る。 という感じ。 結婚雑誌や、ネットでイメージだけは固めてね、 んで、イメージが出来たら 「使いたい色や、色の傾向、可愛い感じとか、スタイリッシュな感じ、とか そういったイメージ」を伝えてちょうだい。 とO嬢に伝える。 その後、O嬢とT氏相談したらしく 「お母さんの若い頃の着物を地に使いたい」と報告を受ける。 なるほど。 じゃ、地が柄物になるから、あとはすっきりINVITATIONの文字だけだ。 ということで、ある日O嬢が持ってきた着物をスキャン。 ![]() ![]() おー、かわいい。 この段階で私が個人的に気に入ったのは、どちらかといえば梅柄の方。 菊柄も可愛いのだけど、花が線画になっていて その黒の線が、地に使うとしたら少々うるさいかなと。 といっても、結婚式は秋。 梅というのはちと時期はずれか。 とりあえずは、菊柄の方を念頭におきつつ、 両方でデザインしてみて、決定権はO嬢T氏に委ねることに。 ここからは、一人、パソコン前でのデザイン作業。 もともとデザイン業を生業にしているわけではないので 普段仕事で図面を描いているソフトにての製作。 彼女達の希望が「全体に着物模様、あとはINVITATION」だったので 細かいデザインはなし。 とはいえ、折角いろいろいじれるので、 私の独断と偏見で 他にも何種類か作る。 ![]() 上二つが彼女たちの希望だった 全体に着物地バージョン。 下の三つが私の独断と偏見バージョン。 筆文字風の「寿」の文字、ベジェ曲線で描きました。 アホみたいな事に時間を費やす。 招待状のサイズの紙にプリントアウトした着物地に 直接置いて、イメージが見られるように 文字のサンプルも作りましたよ。やっぱり、見てみないとわからないものねえ。 ![]() これをちょきちょき切って 着物地の上に置いていただけると、雰囲気わかりますよーという感じ 右上のグレイで梅模様が入った奴は 梅着物地の上に置くと、模様が繋がるようにしてました。 そこの人、「暇ねぇ」っていわない! で、彼女達が決めたのがコレです。 やはり、梅柄は季節はずれだもんね。 中の内容部分は、厚めのトレーシングペーパーで。 これに、金の紐をかけました(私じゃなくて彼女たちが)。 この菊柄で、返信葉書も作成しました。 実は、プリンタの四辺縁無し印刷が 葉書サイズとA4にしか適応していなかったとか、 それでも強引に印刷すると、ヘッダが汚れて 裏面が大変なことになるとか、 印刷時に泣きを見るのですが、まあ、それは別の話。 素人らしいミスってことで。 ![]() あと、おまけ。 招待状に封をするためのシールも作りました。 ![]() 実際に使ったのは、左5番目と右1番目、5番目の三つ。 |
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