大鍋一杯で愛を叫ぶ。
−似非デミグラスソースへの道のり−


普通に飲むには甘すぎる赤ワインを
買ってしまった。
むー悪酔いしそうな味だ。

ふと思い立って、消費のために
似非デミグラスソースを作ることにする。

冷凍庫に常備しておけば、煮込みハンバーグや
ビーフシチューがすぐ作れるって訳だ。



牛スジ肉を1キロ買ってきた。
牛スジファン御用達の
西川治氏の「SUJI MADNESS」
のやり方でスジ肉を処理。


野菜は定番三品で。
セロリ、タマネギ、人参。
あとは、にんにく。
人参の皮なんか剥かない。
タマネギは一応剥いた。


トマトホール缶。
約2.5キロ。笑う大きさ。
隣に転がっているのはアボガド。
も一回笑う。
しかもたったの350円。






ルーを作る。
バター少な目だった。
ひたすら弱火で炒める。
そのうち油がじわっと染み出てくる
ようになる。
色はチョコレート色。


我が家で一番大きい鍋
12インチダッチオーブン登場。


野菜たんまり。


缶詰あけるのがこんなに大変とは。


トマト缶入れただけで鍋がいっぱいだ。
何回でも笑える。
いろんな意味でお得な缶詰だ。


製作開始から数時間経ったか。
少しトマトのかさが減った段階で
牛スジ投入。
これで、牛スジ半分くらい。
全部は入らない。
美味しくないくだんのワインも
どぼどぼ入ってる。


上の写真から又数時間。
ようやく牛スジを全部入れられた。
脂と灰汁がすごい。


製作開始から丸一日。
ダッチオーブンは鋳鉄のため
食材を入れっぱなしに
出来ないので
寝る前にステンの圧力鍋
(一番最初に牛スジを煮ている鍋)
に入れ替えて
また数時間煮たのだけど
野菜が多くて(トマトが?)
弱火にしても焦げ付くので
早めだけど、野菜だけ漉してしまった。
圧力鍋は米を炊くのに使いたかったので
この辺が、シェフではなく
普通の主婦だということを再認識させる。
夕飯の支度と同時進行。

野菜を漉したのを機に
ここからは琺瑯鍋に頑張って貰う。
満々にたたえる水面。
少し良い色になってきたか。


製作開始から三日経ちました。
色がぐっと深くなってきました。
(写真撮影の条件が違うので、
上の写真との差異が余りよくわからないのが残念)
味も急によくなりました。
コクが出て来た。
昨日の段階で相方念願の「煮込みハンバーグ」を作りましたが
そのときに、誰かからのお土産の
「黒糖チョコレート」の食べ残し
をえいやっと投入したのがよかったのか。
そろそろ保存容器を買ってきて、
冷凍したいと思いますです。



四日目。
保存用の容器を購入して参りましたので
作ったまま、冷蔵庫に放置してあった
ルウをお酒でのばしたモノを加えまして
更にちょっとだけ煮て
容器に移しました。
ナニに使うかはわからないので
小分け、中分けに。
冷凍庫で保存して、ビーフシチューをはじめ、
煮込みハンバーグパート2、デミグラスソースがけオムライスと
洋食メニューに大活躍させます。
楽しみ楽しみ。

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