ある日のパーティメニュー

diaryを見てくださっている方はよくご存じだと思いますが
我が家は「お客さん」が多い家です。

相方の友達がふらりとやって来たり
私の友人がわいわいとやって来たり
双方相乱れてどんちゃんやったり
親戚やら果ては相方の実家の向かいのご家族までが
なんやかやと遊びに来てくれます。
少なくとも月に一度はリビングが満員御礼状態。

もとより私の実家が客好きのもてなし好きだったので
私自身、なんの驚きもためらいも御座いません。
私の幼少時代はすごかった。当時の社宅文化というのも
あったのでしょうが、毎週のように、社宅仲間が集まって宴会をしておりました。
母よ、あなたは偉かった。
あぁ、話はそれましたが、三つ子の魂百までとはよくいったもので
そんな訳で私も純粋培養の宴会好きに育て上げられました。
料理は作るのも食べるのも好き。酒は飲む一方だけど好き。


今回のお客様は相方の会社の若い面々。
会社の、相方を慕ってくれた(釣りに一緒に行ったり)女性が
このたび転職されることになったので、その送別会を我が家でやるとのこと。

わかりました。任せなさい。

我が家のもてなしメニューは、まぁ大体始めて来たお客さんあたりだと
定番がありまして、それに新しいメニューや、季節モノを加えたりと
全体のバランスを見て最終的に決めるわけです。
何回も来る連中だと、こちらで「松茸ナイト」とか「比内鶏ナイト」などと
お題を決めてメンバー募ったりします。
我々が、コレ、食べたいけれど二人でやるには量的に問題が・・とか
いう時もこうやって誰かが駆り出されます。
私が客が来ない期間が続くと、禁断症状が出て
「誰か呼ぼうよ」と言い出す始末なので
こういう時のメンツは相方友人独身連中などが多いのですが
それは又別の機会に。
ちなみに私が勝手に思っている次回開催は「自家製パンチェッタでカルボナーラの会」

今回は初めての女性客が多い上に
相方会社同僚と、まぁ我が家にしてはフォーマルな部類ですので
定番料理だらけといったところで作ってみました。


それがこちら。

左から、パンに載せて食べるペーストの類達。
キョウエお手製保存食の3種盛り合わせ。
ニンニク味噌のローストポーク。

パンに載せて食べるペーストは
チリコンカン、ポークリエット、ひよこ豆のペースト
クリームチーズにラム酒漬けフルーツを混ぜたの、同挽きたて黒こしょうを混ぜたの。

お手製保存食は、ベーコン、サラミ、オイルサーディン。

ニンニク味噌のローストポークはネットで知ったレシピですが
めちゃめちゃ美味しいです。また、その味噌をつけて食べる生キャベツが最高。
昔、友人(女)が一玉近くキャベツを平らげた記録有り。
今回も唯一の男性客がキャベツを所望し、酒が入ってめんどくさくなった私は
残りのキャベツを玉のまま渡して、勝手に食べさせておりました。
キリギリスか、君は。


これも我が家では定番中の定番アクアパッツア。
しかも、散々自慢した、私が釣り上げたアイナメの。

写真の周りがごちゃごちゃしているのはご愛敬。
皆、まさに食べんとしているところを
無理言って撮らせてもらったので。
いつも、写真撮ろうと思って、忘れて食べちゃうんだよ、私ってやつは。

どれもこれも見た目派手で
その実、作るのは非常に簡単なものばかりです。
ただ、ベーコンやらサラミやらそういったものも自家製なので
その辺が器用貧乏の食卓といったところでしょうか。
珍しがって喜んでくれます。
あと、写真には写っていませんが、ハード系のパンも三種
そして私としては珍しいことにデザートも。


大概こんな形でわいわい食べます。
パーティの時、その家の家人が料理を作って席を立ってばかりなのは
好きではないので、大体、全部を初めに出してしまって
あとは、私もずっと席で楽しみます。
酔っぱらうと、あれこれしてあげたくなるタチなようで
まぁ、冷蔵庫の奥から変な珍味出して食べさせたり
飲ませたりというのはよくやります。
そう言う意味ではちょろちょろくらいはしています。
今回もほとんどが初対面なのに、一人でべらべらべらべら喋っておりました。
無理矢理、石鹸あげたり。
女の子が一人帰り、二人帰るその中で1時から8時までのんどりました。
相方は6時くらいからソファで寝ておりました。
決して褒められたホスト役では御座いません。


毎回、能書きが長くてすいません。

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