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うちはお客さんが多い家です。 別に「人が自然に集まる楽しい家」というわけではなくて ただ「私(および相方)が宴会好き」ということみたいです。 結婚して一年くらいは「うちって居心地良いのかしら」などと勘違いしていましたが、 よく考えたら私の両親が比類無き「宴会好き」でありました。 環境って人を育てるのね。 料理は好きなので そのときそのときで、まぁ得意なモノとか 新たに仕入れた美味いレシピとか そのとき流行ったモノ(私の中で。所謂マイブームって奴)を 作って出す事が多いのですが これ、ちょっとあると酒飲みにうけて、 いろいろと重宝な上に 「ええ?自家製なの??」と私の株も上がるという ナイスなものがあります。 しかも常備できるもので。 その名も「自家製オイルサーディン」 美味いです。 そのまま食べても良し、 サンドイッチやパスタにしても良し。 サラダやオードブルの隠し味にも。 家で簡単に作れると言う事実に目からぼろぼろ 鱗を落としたご婦人方(まれに紳士諸君も)によく作り方を聞かれるので すっごい簡単で書くほどもないのですが ここにご紹介。 コラグラフのやり方よりは皆さんのお役に立つでしょうから。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
1. まず、鰯を用意します。 鰯は、1パック山にして売っているような小型のモノです。 地域によっては手に入らないかもしれません。 千葉では簡単に手に入りました。 引っ越し先の横浜市では、「しこいわし」がたまに売られております。 これを好きなだけ。手始めには、まぁ、2パックくらい。 2. 鰯の頭と内臓と鱗をとります。 手開きで十分ですね。 取るモノ取ってしまったら、軽く洗って バットかお皿に並べておきます。 3. 並べた鰯に塩をします。 量は適当に。 全面に塩がかかるくらい。と申しましょうか。 この塩の量をきつめにすると、保存性が高まります。 少量作ってさっと食べちゃうなんて場合には、少な目でもいいでしょう。 4. 塩をして30分くらいしたら、鰯から水分が出ています。 その水分と余分な塩をキッチンペーパーなどで綺麗に拭き取ります。 ついでに残った鱗なども取ると尚良しです。 5. 中華鍋もしくは、そういった揚げ物用の鍋に オリーブオイルを大さじ1〜2くらい入れ にんにくの薄切りを炒めます。 香りを出すためです。 他にもローズマリーやローリエなど、お好きなハーブをこのときに軽く 炒めても良いでしょう。 私は大抵、育てているハーブ類を一緒に炒めてしまいます。 (ローズマリー、フェンネル、タイム、ローリエなど) 6. 一旦火を止めて、鍋にぐるりと鰯を並べ入れます。 なるべく隙間の無いように綺麗に並べると、 作り終えて保存容器に詰めるときに楽です。 私の場合はこんな感じ。 ![]() 鰯ぴかぴか 7. オリーブオイルを鰯がつかるくらいにどぼどぼと注ぎ入れます。 注いだところで、鍋を再び火にかけます。 これはごく弱火で構いません。 揚げるというよりは、オリーブオイルで煮る感覚で。 8. ぐつぐついって、鰯の身が白くなり、 全体に火が通ったら、火を切ってそのまま冷まします。 ![]() ぐつぐつ。あ、オリーブオイルちょっとけちってるのがばればれ。 9. 出来上がり。 簡単ですね。あきれるほど。 冷めたら密閉容器にしまって冷蔵庫にどうぞ。 大量に作った場合は冷凍庫にも。 |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大層簡単に出来て、大層美味しいです。 うちのカリスマ主婦、実家の母に教わりました。 アンチョビの作り方も同時期に教わったのですがこちらはめんどくさそうなので まだ作っていません。 (作ったらそのうち載せます。そのうちに、そのうち・・・あうーーん。) でも、このオイルサーディンをアンチョビ代わりにも使ったりしています。 わがままは言わせません。 うちの義父はこれが大好きで、「このオイルも美味いんだよな」と言って くいーーーっと、皿に残ったオイルも飲んじゃいます。 びっくりします。 お試しあれ。 |
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