D IARY
日記

2001 september




●○9月29日(fri)○●
夜中、秘書猫の「んにゃんにゃ」と言う声で目が覚めた。
あの鳴き方は虫を見つけたときの鳴き方・・・。
ふと見ると、相方の枕元に座って壁の上の方にいる虫を見上げて
鳴いている。でかい蛾だな。
あぁ、ありゃあ全然届かないな・・・。
眠いので無視してそのまま寝るが
「んにゃんにゃ」は治まることなく、
これまた目を覚ましてしまった相方と目を合わせる。
「あれ、蛾?」
「いやぁ。・・・電気つけていい?」

電気をつけて飛び上がりましたね。
それはそれは黒くてつやつやした大きなゴキ○リ。
この時点で、それはそれはすばやい身のこなしで飛び起きて避難する相方。
彼はゴキ○リにめっぽう弱い。
他の動物はなんでもOKだがゴキ○リだけはダメ。
ゴキと対決するくらいなら、虎の方が全然いいとのたまう。
彼の結婚相手の条件は「ゴキを倒せる女」。
ま、トラウマですから、こういうのはしょうがない。

なんとか倒したのですが、それにしても秘書の活躍は素晴らしく、
ちょこちょこと走っては物陰に隠れ、ともすれば見失ってしまう
あのすばしこい敵を、ずーーーっと追い続けてくれました。
お陰で見失うこと無し。

でも、あまりに嬉々としたおいかけっぷりに
「私が倒さなければ、こいつがくわえてしまう!!」と危機感を覚えたのは言うまでもありません。
いやあ、どきどき。
更に、これ、私達が気がつかなかったら、
獲物を抱えて得意げな秘書猫に自慢されていたかも知れません。
うわー。想像するだけで恐ろしい。

ゴキの皆さん、そういうわけですんで、うちには今後現れない方がいいと思います。
なぶり殺しにされますぜ。


anja
●○9月29日(fri)○●
昨日のばん、素晴らしいお友達を見つけた。
今まで遊んでいたような小さくて緑に光る友達よりも、全然大きくて
すばしっこい。
このすばしっこいところがたまらない。
壁にいるので「降りておいでよ」と話しかけていたら
工場長と工場顧問が起きて、なんだか大騒ぎになってしまった。
深夜の来訪に驚いたのだろうか。
工場顧問は尻に帆を掛けて逃げていってしまったし、
工場長はバッターよろしく新聞を持ってフルスイングだ。

最後にはまた、工場長に持って行かれてしまったが
今日はハンターごっこも出来て楽しかった。
おもちゃの鼠では味わえない楽しさだ。
興奮してしまって全然眠れない。



●○9月27日(wed)○●
何でもついつ口に入れてしまう癖があります。
鼻が悪いんでね、確認の作業かも知れませんが
行儀悪いことはこの上ないですね。

今日、石鹸を作っていて、とんでもないことをやらかしました。
あまりにもとんでもないのでここでは恐ろしくて書けませんが
上記の癖と、石鹸作りには苛性ソーダという劇物
を使用する、ということだけ書いておきます。
石鹸作りは、慎重を要する、ということを知っていながら
あれほど、気を付けていたつもりなのに、出てしまった
「なくてななくせ」
あぁ、情けないほどに馬鹿です。

これで、私の癖は直るでしょうか。
いや、直らないでしょうな。
さる。


●○9月25日(tue)○●
夏休み初日は、友人とキャンプだったんですけどね。
最近は、ベーコン作り(薫製)は、このキャンプの時に傍らで作るようにしてるんですね。
なんたって、煙の臭いが充満しますから。
当然このときも、ベーコン用に塩漬けにした肉を持参してのキャンプ。
あいにく鼻炎の症状が出まして
私は終始ずるずるの頭はぼーーーーっとした状態で
夕食の準備、そしてそのまま頭がぼーーーっとしたままで夕食。
夕食が終わる頃には鼻炎も最高潮を迎え
ベーコンは明日でいいや・・・とばかりに皆さんにおやすみなさいを告げて
さっさと1人寝てしまったわけです。

さて、翌日。
朝起きて、バンガローの隣のテーブルのところは
何かしら不穏な雰囲気。
生ゴミ用バケツが倒れ、荒らされた様子。
あぁ、昨日野良猫がいたなぁ、と思いながら片づけていると
私が紙袋に用意していたベーコン用の豚肉の紙袋も荒らされた後が。
ありゃりゃあーーと残念に思いながら豚肉を確認すると、
それはそれは控えめにほんのちょびっとの歯形。

塩漬けですから。
すっごくしょっぱかったんでしょうね。
肉の臭い肉の臭いーーーとばかりにとびついた肉のかたまりが
激烈な塩辛さ。
食いついてしまった猫のショックが忍ばれる、そんな朝でございました。


●○9月24日(mon)○●
遅まきながら、夏休みをとっておりました。
千葉の田舎で友人とキャンプを楽しんだ後は
木曽、そして、名古屋へ。
相方の実家と私の実家にも寄ってあちこちふらふらと
気儘に楽しんできました。

木曽の温泉宿で食べたばかでかの鮎は旨かった。
木曽で食べたそばがこれまた旨かった。
名古屋コーチンが食べたいが為に行った名古屋のそれは、涙がちょちょぎれるほど旨かった。

いいダイエット法を募集中です。
怖くて体重計に乗れません。


●○9月14日(fri)○●
マイケルジャクソンったらエリザベステーラー好き好きですね。仲良し。
(どうでもいいけど、”毎蹴る弱村”って最初出てきたんだけど、どういう変換ですかね)
これってどうしてだろう、どういうことだろうか、って思ったら
日本にもいい例がありました。

東と森光子。
外人だと理解しがたい、とか思ったんですけど
同じ日本人の例を挙げたら、やけにしっくりきちゃいました。


●○9月13日(thu)○●
結婚式のバカ騒ぎの代償の二日酔い以降、お腹が変で御座います。

その結婚式ですけど。
友人率いる「ブイブイ隊」って余興をやったんですね。我が家は相方が参加。
新郎の大学時代の友人が主であとは有志に参加してもらって。
友人が計画を立ててくれたんだけど、前日からの指令は
「各自、白いtシャツと短パンを用意のこと。」

式当日、学生時代の友人として、女性では私ともうひとり先輩がいたわけですが
皆が冗談で、その女の先輩におまえもやれよーー。とけしかけたところ、
その先輩、考えに考えて「わかった。私もやるよ。」

かくして、ブイブイ隊は、かつてのリゲインのcmソング(シュワルッツネッガーがやってたやつ)
の「ちーちーんぷいぷい!ブイブイ!ちーちーんぷいぷい!」の曲に会わせて
短パンに菅笠姿で場内練り歩き、笑いを巻き起こしてくれやした。
特筆すべきは、女の先輩が網タイツに短パンにはげづらかぶって参加したこと。
そして、その先輩に短パンを貸した相方が
実はトランクスだったこと。

わたしゃ、目を疑いましたね。
「こんなめでたい席にトランクスでうろうろするって、どうよ・・・。しかも腰振って・・」


●○9月10日(sat)○●
あまりの事件の内容にただただ驚いています。
関係者の皆様のご心配、想像に余りあるほどだと思います。
これ以上の被害者が出ないことをお祈りいたします。

今回のNYの事件、友人が電話で知らせてくれました。
その友人の電話での第一声が「寝てた??」。
慌ててテレビをつけて事件を確認したわけですが、
寝てはいませんでしたよ。
FFィをしていました・・・・・・。


●○9月8日(sat)○●
大学の先輩の結婚式。

チャペルで、挙式。
愛の鐘までならしちゃって。
その後、フラワーシャワーをするというので、皆でチャペルからの
階段で2人を待ちかまえる。

と、同行の先輩「しんぷさん、つのだひろ似だよな。」
「え?」と目を丸くする私ともうひとりの先輩。
しばし沈黙。

新婦さんが、つのだひろ似ではなくて
神父さんがつのだひろ似ということでした。


●○9月6日(thu)○●
父、念願の新車購入。以下、電話での父の台詞。

「来たよーー。すごいぞー。音が静かでなーあ。云々・・・」
「お母さんも運転させないんだ」
「○子(妹の名前)にも、運転させないんだぞー。」
「でも、大ちゃん(相方の名前)には運転させたいなぁ。」
「俺と大ちゃんだけが運転できるんだ。」

お父さん、私の名前が一回も出てきませんでしたよ。
問題外ということですね。


●○9月3日(tue)○●
某サイトにてあられの話題が出てたんで思い出したのですが

昔、肉食大国にいた頃に、あられは貴重品でありました。
たまに父が会社からもらってくるそれを家族4人できっちり分けて食べたものです。

そのころ、我が家のブームは食後のトランプ大会。
演目は大富豪または7ブリッジ。

ある日、父が「このあられをかけて戦わないか?」
当時2年生の妹はこれを聞いて、大乗り気。ばくち打ちな性格ですな。
しかし、妹の負けは込み、父が「貸してやる貸してやる」と
妹の闘争本能に火を付けて、あられを貸したりしたために
妹、逃げも隠れもできない借あられ王に。
相当へこんでいるところに
これ見よがしにあられを食べる大人げない父に
妹が切れ、楽しい食後の団らんが
ぐちゃぐちゃの泥沼状態に。

食べ物の恨みっていうのは、すごいものだと。


●○9月2日(sun)○●
友人から聞いた話。

友人のある男友達はウサギを2匹飼っていたのだけど、
一ヶ月間、旅行で家を空けることになった。
うさぎを浴室に閉じこめ、大量の餌を置いて
彼は旅立つ。
男だけに、やり方がダイナミック。

一ヶ月の旅行を終え、待たせていたウサギに会うべく
浴室を開けた彼が見たものは・・

なぜかウサギが4匹。
増えてるって。


●○9月1日(sat)○●
十数年来の友人に会いましてね。
彼女、ちょっと病気をしてしまいまして、公私に渡っていろいろ大変だったので
気合い入りまくりで会ってきたんですけどね。
そんな大変な状況だってのに、小笠原に10日間もダイビングに行ってたり。
食事制限のある病気だというのに、会席食べに行ってみたり。
あぁ、さすが私の友人だわ。前向きだわ。こうじゃなくっちゃ。

そういえば、5年前、アキレス腱を切ったときも
海に行きたいというので、海に連れていったら
ギブスで泳いで、相方を心底びっくりさせた器の持ち主でした。



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