D IARY
日記

2001 july




●○7月31日(tue)○●
会社帰り、夕食の買い物。

まずは、鶏もも肉。包んでもらった段階で、財布の中に小銭しかないことに気がつく。
慌てて財布を覗くと、所持金200円とちょい。
えー、まだ、牛乳と卵と野菜も買わねばならないのに!
カードが使えない店ばかりなので
鶏もも肉だけを買って、近くのデパートに行く。
苦肉の策で、以前から買うつもりだった下着類をレジに持っていき、
商品券で支払う。これにて、お釣り380円をゲット。
鶏のお釣りとあわせて、なんとか500円。
牛乳と、卵はカードでコンビニしかないか、恥ずかしいなぁ。と思っていたら
立ち寄った店で、牛乳とヨーグルトが安いのを発見。
安い方が・・・とつい手を出し予定になかったヨーグルトまで手にしてふらふらとレジへ。
ううむ。残り、200円ちょいに逆戻りだ。
とりあえず、サラダのレタスだけは欲しいと、八百屋でレタスをゲット。
残金169円。
もう、こりゃ、無理だ。しかし、卵はお弁当には欠かせない。
コンビニで卵だけカードというのも
恥ずかしいし、相方に返りに買ってもらうしかないか、
と、一応値段だけ見るつもりで
コンビニに立ち寄る。

たまご、160円。

思わず手の平に数字を書いて演算。
消費税込み、168円。・・・のハズ。

かくして、レジは168円をたたきだし
わたくしの今晩の買い物終了。
残金1円。


●○7月30日(mon)○●
富士キャンプ翌日、7人中4人が風邪発熱という事態。
帰りの車の中ですでに喉いた・頭痛を訴えていた相方を見ていたが
まさか、他にも体調を崩していたとは知らなかった。
しかし、その残りの元気な3人は
キャンプの朝に、
ベーコンエッグをたいらげ、その後、イシイのミートボールやハンバーグを
わざわざ買ってきて、残ったパンに挟み、
二日酔いの私達の前で
「まいうー。まいうー。」と喜びながら
もりもりと平らげていた友人Bと友人G。
食べるということが、元気に食べられるということが
いかに健康の証であるかを見せつける結果とあいなった。

んでですね、朝、他の発熱連中と同様の食事しかしなかった
私ですが、
全く持って健康。
バカは風邪ひかないってやつですか。


●○7月28日(sat)○●
友達の墓参りを兼ねて、富士にキャンプに行く。
墓参りを済ませた後、
白糸の滝を見物してから
キャンプ場に入って、いつもの仲間で宴会。
あっという間に、宴たけなわ。
あっという間に、空になるビール缶。
食べる前に飲んでしまったために、
あっという間に、酔っぱらい。

トイレから戻ってくる途中で子供のように無防備に転ぶ。
両手の平をすりむき、肘膝に打ち身。
よくわからないが、腰にまで打ち身。
非常に若い服装と髪型だったために、
現場を目撃したおばさんに「大丈夫?大丈夫?」と心配されるが
おばさんも、まさかあの転んだ子が30女だとは思うまい。

その後、友人の失踪事件とともに、夜は更けていったのでありました。


●○7月25日(wed)○●
朝起きたら、太股の所が筋肉痛。
はて。
思い当たる理由がない。
筋肉痛が、翌日に出れば若い、などというが
いつの運動が筋肉痛になったのかわからないほど
老けてしまったのだろうか。
それとも、もはや、運動とはいえないような日常生活レベルの
活動が、筋肉痛になっていしまうほどに
衰えてしまったのだろうか。

体のSOSやもしれぬ。気を付けねば・・。
といってみたが
情けない気持ちでいっぱい。


●○7月24日(tue)○●
相方の会社の同僚の家で猫を飼い始めたそうだ。
アビシニアン(原産はアビシニア)。
その家は、我が家と同じ共稼ぎなのだが
そのアビの為に、
日中はクーラーをつけたままにしているそうだ。

対して、我が家の秘書。
毛の長い、寒冷地出身であろう身の上にもかかわらず
クーラーなんてとんでもない。
ペットボトルを凍らせたモノにタオルを巻いて
「暑くなったら、これを抱くのよ!」
加えて、洗面所には、洗面器に並々と新鮮なお水。

逞しく育て。


●○7月23日(mon)○●
BBSで漫画の話題になったので。

漫画というとですね。
我が家は子供の頃、「買ってはいけません」令が出ていまして。
週刊月刊の漫画雑誌は当然。単行本なんてとんでもない。
ま、ほっておくと、お小遣いを全部漫画に使いかねないという理由だったのかもしれませんが、
当時、漫画家にあこがれていた私にとっては辛い仕打ちではありました。
しかし、「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので
当時、漫画とは借りて読むモノ、とたたき込まれてしまったらしく
どうも、漫画って買うことが出来ないのであります。
もともとのケチ性がそれに輪をかける。

で、女だてらに、駅前の100円週刊誌中古路上売場なんてものを
利用していた時期がありました。
売場の前で100円を握りしめ、さっと立ち止まり、
さっと雑誌を手にとって、お金を渡し、
何事もなかったように、歩き去る。
誰もみてないのにねぇ、恥ずかしいモノだよ。
それを言ったら、妹が「うそーー、私あれ、気持ち悪くて買えないーーー。」と。
そして、おもむろに真面目顔で「でも、電車で網棚に置いていってあるのは取る。」

同じだよ。同じ。


●○7月21日(sat)○●
居酒屋風メニューが食べたくなって、点心やら、生ソーセージやらポテトフライやらを買い込む。

家に帰って早速夕食の準備。
ポテトを揚げる以外は、ゆでたり、レンジでチンしたりの簡単メニューだ。
コールスローを作っている脇で相方が立ち働いてくれる。
「これは?ゆでちゃうよ?」「あ、小龍包は、袋のままレンジでいいのか。」
「これもだしとく??」
かいがいしい働きぶりに涙しつつ、ポテトを揚げるまでに
時間がかかるので、冷凍物はとりあえず、冷凍庫に戻して置いてくれるよう指示。

ばたばたと用意が済み、ポテトもこんがりと揚げて
ビールをついで、乾杯!
この間に、相方いそいそとレンジをつけたらしく
食べ初めて間もなく、出来上がりを知らせるレンジの電子音が鳴る。
「お!小龍包つけといてくれたんだ!」と
台所に急ぎ、レンジをあけた。

何も入っていません。

とっさにレンジの前で狐につつまれたような気分。
「あのーー。何も入っていないんですけど・」

どうやら、私が冷凍庫に小龍包を戻す指示をしたところで
冷凍庫にしまったはいいが、彼の心の中では
レンジのスイッチをひねれば小龍包が出来てくる算段になっていたみたいだ。

相方も相方だが、慌てて魚焼き(グリル)を覗きそうになった私はなんなんだ。



●○7月16日(mon)○●
暑い日が続いている。
工場長は、私に比べて毛が薄い癖に
暑い暑いと大変な騒ぎようだ。
そんなに暑ければ、廊下のフローリングに腹を付けて
寝ころんでいれば快適だと言ったら
私の横で伸びてしまった。
私と違って、廊下に伸びている姿が
格好悪い。

こんなおばさんには、なりたくない。


●○7月15日(sun)○●
新しい家のダイニングテーブルを探しに、はるばる東京まで。
電車で行くつもりが、階段を降りている途中で、ふと海に行きたくなり
「車だったら、帰りに海に寄れる??」
と一声発し、車に乗り込む。
相方も「じゃ、俺も釣りする。」と、意欲満々。
都内へ向かう道はがらがら、一気に目的の家具屋につき、
「これは、正解かも。」とふたりでほくそ笑む。

要件を終え、帰りの車に乗り込んだ所で
首都高に乗ってすぐのあたりで事故渋滞があることを知る。
高速回避。
事故渋滞が終わった辺りで高速に乗ることにして、
一般道をひた走る。

全てが裏目裏目にでる交通状況で、
にっちもさっちもいかない。
海?何それ? 釣り?なにそれ、食えるの??

青色吐息で渋滞を突破し、ここは代々木、もうすぐ高速に乗れる!
というところでナビに従い、左折しようとしたところで、土日交通不可の看板。
なくなく回り込むも、そこでも、土日回避。
泣き泣き、銀座まで行くことに。うえー。銀座も混んでる。

ぐるぐるぐーーるぐる。


●○7月14日(sat)○●
先日、本棚の上に乗ろうとした秘書が落下。
頭上から降ってくるという事件が発生。
けがはなかったが、本人も驚いた模様。
猫も木から落ちる。

今日、棚の狭い隙間で腹這いになっていると思ったら
そのまま熟睡をしていた秘書。
すごい音と共に、落下。
寝返りをうとうとしたらしい。
棚の下で何か起こったが分からない様子で呆然としている。

猫か?本当に猫なのか??


●○7月13日(fri)○●
聞き耳たててしまった高校生の会話

「・・・でよ。問題がさ。○○車による、交通事故が増えている。ってんだよ。
○○車っていったら、もう自動車しかねぇじゃん。だから、
自動車、ってかいたんだよ。なぁ、○○車による交通事故だぜ?

そしたらよぉ。答え、お前なんだと思う?
対向車。だってよ。」

更にぽつり。
「なにじん(何人)となんにん(何人)みたいじゃねえかよ。」


●○7月10日(tue)○●
タイに行ったとき、スーパーでレンズ豆とおぼしき袋を見つけて
「コレは安い!」と大喜びで買ってきた。

チリスープを作ろうと、鍋に水を張って戻しておいたら
豆は、レンズ状というより、ただの豆の半割り状態。
それでも、一応チリスープを作る。

大豆でした。


●○7月5日(wed)○●
暑いよう。

私の最寄り駅は定期券を売っていない。
定期券を買うには、3つ先の駅に行かねばならないのだ。
だから、定期を買うときは、改札で「定期を買います」というと
切符にスタンプを押してくれる。
その切符は、改札を出るときも渡してしまわずにとっておいて、
これで、定期を買った後に、その切符の精算もしてもらえるのだ。

朝、定期が切れているのに気付き、
切符を買って、スタンプを押してもらう。
私は、その、定期を買うことの出来る3つ先の駅でJRに乗り換えるのだが
定期も、その某私鉄とJRの連続定期券を買っている。
で、朝、その通勤ラッシュの中で、手間のかかる窓口での
定期の購入がいやだった私は
そのまま、JRに赴き、JRの定期券自動販売機でさっさかと定期を購入。
そのときは、それでよいと思っていたのだ。

さて、その日の帰り。
たかだが百数十円とはいえ、切符は払い戻しておこう、と思った。
それが、主婦のあるべき姿だ。
で、今朝買った定期券を某私鉄の定期券購入窓口に突き出し、
スタンプの押してある切符をひらひらさせて
「すいません。定期買ったんで・・これ」と差し出したのである。
ところが、窓口のおばさんは困った顔をして
「これは、JRでお買いになりました?
・・・・払い戻しは、うちで買ってもらったモノでないとできないんです・・・。」
憤慨。
そのとおりだけど、その某私鉄にも乗れるちゃんとした定期券である。
その時は電車が来たので、「じゃ、いいです」とばかりに
飛び乗ってしまったのだが
そのあとで、なんだか解せなくて解せなくて。
手続きの問題とかあるのかもしれないが、
もし、私は自分が乗る、最寄りの駅で定期が買えるのであれば
わざわざこんなことはしていないのである。
自分の駅で定期が買えないから、切符を買っているのだ。
そんでそんで・・・・・。
それに、そういうことなら、駅の定期券購入についての張り紙に
一言、「弊社で定期を購入していただけなかった場合には
払い戻しできない場合が御座います。」とかなんとか、あらかじめ
書いておく、っていうのが筋だろう。
などと、ぶつぶつ
たかが、百数十円でえらい腹の立ちようである。

解せないなぁ。



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