D IARY
日記

2000 march


●○3月30日(thu)○●

もうちょっとで四月だ。

事務所に、むかーーし勤めていたTさんが遊びに来た。
佐川急便の集荷を待っていた私は
「こんにちはーー」といわれた途端、
財布掴んですっとんでいくところだった。
すんでのところでボスに「違う違う」と言われて、思いとどまる。
天性のおっちょこちょいと早とちり、神様の贈り物か否か。
・・・遺伝か。


●○3月29日(wed)○●

ちょっと何だか・・・。

毎週水曜日は神田古本探しの日。20分一本勝負なので
お目当ての美術書類を多く置いている某古本屋で時を過ごす。
なんの気まぐれかいつも通る道の別の古本屋に足を向けた。
水曜日の習慣始まって早1年。初めての試み。
いつも買っていた雑誌の古本が良品で置いてある!!しかもいつもより安いでやんの。
さっそく購入。

神の言葉によれば、そこに出会えたシアワセに感謝しなさい、ってことでしょうが
わたしや悔しくて眠れませんでしたよ。


●○3月28日(tue)○●

飛ぶように月日が過ぎていっている気がする。

TOKIOの番組が好き。昨日はガチンコ。
出てきた女の子が年をサバ読んでるとか、なんとか。
21歳と言っていたのに、出てきた成人式の写真の日付が96年。
「なんだよ」とつめよる彼に
「妹のじゃん??」ほにゃららとした彼女。
「よけい年くってんじゃねーかよ!!」彼の一言。
我が家大爆笑。


●○3月26日(sun)○●

相方が友達と会って飲んでいたら、最近いろいろあったから、元気を出すようにと
友達がキャバクラに連れていってくれたらしい。
さー、ぱーーっといきましょう。
しかし、よりによって相方の横に来たのは
もっと元気のない女性。
いろいろあっただけに、無下にすることもできず、その女性を励まし続け、
「ありがとう」とまで言われて帰宅。
かね払ってお店の女性を励ます。とにかく納得できないひとときだったらしい。


●○3月25日(sat)○●

電車の中はドラマだね、第二弾。

思い出したけど、何年か前、リスザルと隣り合わせたことがある。
妹と2人で電車に乗っていたときに、乗り込んできたおじさんがキャリアの扉を開けると
リスザルが出てきてぺたりと座席の上に座ったのだ。
声をなくす私達。
しかもその後のおじさんのさとすような言葉「かずおくん、ちゃんと座らないとダメでしょ。」に
うなずくかのようにして、ちょこなんと人間と同様のスタイルに座り直したのだ。かずおくん。
声をなくすどころではない私達。あんぐり。


●○3月23日(thu)○●

電車の中はドラマだね、という話をしていた。

私はかつて週末の遅い時間(私ものんでたけど、回り中酔っぱらい)
サラリーマン風のおじさんにいちごをもらったことがある。
新宿高野のいちご。
おじさんは、ワンブロック分の人々にいちごをとるようにすすめていた。
あたりは、片手に立派ないちごを持って当惑顔の人々。
前に座っていた見知らぬ女性と示し合わせてこっそり食べた。甘かった。


●○3月22日(wed)○●

怒濤の一週間。

阿弗利加道中記の間違いを外出先で気が付く。
どんなにびびっても焦っても
モバイラーでないので直しようがない。このもどかしさ。
しかもその間誰かが読んでいるかもしれないと思えば思うほど気が気ではない。
もともとおっちょこちょいの人間が人前に何かを発表することの難しさ。


●○3月22日(thu)○●

相方の祖父は昔ながらの職人。
先頃、とうとう入れ歯にかけた金額、500万円を突破。
入れ歯があわなくなってくると、気持ち悪がって
1人密かに入れ歯にかんなをかけてしまうらしい。
ザッツ職人。


●○3月15日(wed)○●

明日は東京おもちゃショーだ。

英語の先生との会話「明日はトイショーに行くんだ。」
「誰と行くの?」
「ボスと。」
「・・・・ボスといっしょに、といしょー。」
しょーもない。


●○3月14日(tue)○●

ホワイトデーのお返しはゴディバのチョコレートペーストでした。ばかうま。

知人にとってもらったサッカーのビデオ鑑賞。
途中、不意に画面がニュースに。
あれ?ここで終わり?切れてんじゃん。
しばらくして何事もなかったように再開するサッカー中継。何事?
相方曰く「こないだ、ビデオ観ながら寝ちゃったじゃん。
あんときに、ふと気付いてビデオ切ったつもりが録画になっててさ。
だから、こないだは、ここまで観てたってわけだな。」いや、観てない。寝てた。


●○3月13日(mon)○●

友達のグループ展に行った。週末に。
ちょっと顔だして話して、その後、どこかデパートでも行って買い物の予定だったのに
気が付いたら終電。何やってるんだ??

セツの仲間(初めて一緒に飲む子も数人)と飲んでいて、全然普通のなのに
「酔ってるよ酔ってるよ。」といわれることしきり。
普段通りなだけに、普段から酔っているみたいなんだな、と自覚して、違う意味でショック。


●○3月11日(sat)○●

巣鴨に遊びに行った。
帰りの駅の切符売り場でぼーーーっとたたずんでいると
「すいません」
見ると黒いスーツを来た30代後半の男性
「キャバクラのものですが」目が点。
「キャバクラとか興味ないですか??」

巣鴨でキャバクラに勧誘されるという貴重な体験をした日。


●○3月9日(thu)○●

帰ったら相方が夕飯の準備をしていてくれた。
「手抜きでもんじゃだけど、いい??」
それにしても、キャベツが青々。葉緑素たっぷり。
「すごいね。青いね。」といったら
「やっぱり、こんな外の葉は普通は使わないか。」と言うので
「うーーん。さすがにココまでは使わないかな。」と答えたら
「そうかな、とは思ったんだけど、のりこなら食べるな、って思って・・・。」
他の人の中のノリコ像を垣間見た気がした。


●○3月8日(wed)○●

私は特許事務所に勤めています。
当然私のボスは、弁理士(特許のスペシャリスト)です。頭いーです。
ボスは今、司法試験の勉強をしています。
昨日コピーをしながら何気なく見たら、
仕事をしながら(ワープロ使いながら)憲法のテープ聞いて、ノート見てました。
ひゃあ。頭の中はどうなってんだ。
ご飯を食べながら話すことさえままならない私が彼の下で働いていていいのだろうか。
そう思いつつもう4年・・。


●○3月7日(tue)○●

何年来、いや何十年来通っている病院がある。

1年ちょっと前に名字が変わって、その後の私の診察表や薬の袋に
気になることがある。最初の一文字だけ明朝体。あと、ゴシックで書かれている。
珍しい文字でもなんでも無いんだけど。
みんなそうかと思ってたら、見る人見る人みんなちゃんと書いてある。
そう思ってたら、昨日名前の最初の一文字が明朝体の人を見かけた。
おお。友よ。


●○3月6日(mon)○●

いくつになっても初めての体験は緊張。

顔から脇から冷や汗がだらだら流れる体験というのを久しぶりにした。
そういうときに限ってハンカチが手許になかったり。
初対面の人の前でティッシュで顔を拭くのは死ぬほど恥ずかしい。
だましだまし、話をしていたら最後にポラロイド写真まで撮られてしまった。
甘酸っぱい経験として思い出に残りそう。


●○3月5日(sun)○●

海の深層水はやってますね。

飲んでびっくり。味がある水だ。
鍋物を作るために昆布をつけといたあのお水の味。ミネラルたっぷり。
ちょっと苦手。
体にいいらしく、アレルギーにも良いらしく。
ボスも勧めてくれるけど、どうも苦手だよ、と相方に話したら、
「昆布茶にすりゃいいじゃん。」
コロンブスのタマゴ。それはいい。


●○3月1日(wed)○●

えびフライの尻尾は食べますか。

名古屋では、えびふりゃー。なんて言ってますが
名古屋がほんとに「みゃー」とか「にゃー」とか言うわけないじゃん。と思っていました。
今から数年前家族で旅行したときに、とある吊り橋で、高校生の集団が
「おおーー。こみゃーぞ。こみゃーぞ。(怖いぞだと思う)。」と大騒ぎをしているのを聞いたときは
感動のあまり口がきけなくなりました。
涙に潤んだ目で口をぱくぱくさせてしまいました。
今思い返しても夢かと思うような瞬間でした。感涙。

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