この前、朝の通勤電車でどこからともなくどーーん、どーーんと音が響いてくるのが聞こえてきた。その音が、あまりにも続くので音の源を探してみる。7人掛けの座席の中央に座っている若い女性が眠って舟を漕いでいる。眠りが深くなった瞬間に後頭部を思いっきり窓ガラスにぶつけている。電車の窓は、一枚の大きなガラスになっているためガラス全体が響いてどーーん、どーーんと音を響かせる。あ、あけましておめでとうございます。後頭部をぶつければ、大抵の人は目を覚ますか、そのまま深い眠りに陥るものだが、その若い女性は更に舟を漕ぎ続ける。どーーん、どーーん。通勤電車内で他にすることもなかったので数えてみる。どーーん、どーーん。二十回ほどぶつけて、今度は横のおばさんの肩にもたれる。おばさんは嫌がって頭と肩を押し返す。寝ている女の人はまた舟を漕ぎ始める。どーん、どーーん。上半身を前に傾ける。これで熟睡モードに入ったかと思いきや、十分なタメを作ってから後頭部をガラスにぶつける。どーーーーん。さすがに目を覚まし、あたりを見回す。寝ぼけた目であたりを見回し、目的の駅に着いたのではないことを確認すると、目を閉じ舟を漕ぎはじめる。どーーん、どーーん。
結局、私がその電車に乗っていた二十分ほどの間に七十四回後頭部をぶつけていた。
その女性は、その日、謎の頭痛に襲われたのではないかと、ちょっとだけ心配である。
Youtubeでオールザット漫才を見る。ジャルジャルとかトロサーモンが面白い。今年は、日本語でない漫才/コントがくるのであろうか。タモリの四カ国語マージャンからの長い空白期間が必要だったのであろうか。しかし、ラーメンズの「日本語でありながら日本語でない面白さ」の日本語学校シリーズの方が高度なギャグのような気もするのだが。歴史は繰り返すのであろうか。四カ国語マージャンのあとはイグアナの形態模写だったから、来年は一言も発しない漫才/コントの時代となるのだろうか。
中古ソフト屋の片隅で投売りされていたゲームボーイソフトを買ってくる。「ハイパーロードランナー」(白黒)。画面がスクロールするロードランナーは好きじゃないのだがとりあえずやってみる。ハイパーと名乗るだけあって難しい。しかし好ましい難しさではなく、作成者の底意地の悪さが伺える難しさなので、面をクリアしても達成感が少ない。とブツブツ言いつつ暇な時間にやっている。
部屋を片付けていたら、やりかけのゲームボーイ用のWizardry外伝IとMapが出てきました。久しぶりに電源を入れてみましたが、いやあ、すっかりやり方を忘れていますね。特に呪文。年とったせいか、「ちょっと気を抜くと、すぐ全滅」という緊張感に耐えられるかどうか自信がない。
ゲームボーイが出てきたので、久しぶりに中古ソフト屋に行ってみたら、ゲームボーイ用ソフトのコーナーがなくなっていてびっくり。時代の流れは速いなあ。
学生のときお祭りでおみくじを引いたら、三回立て続けに凶だったことがあります。しばらく様子をみていましたが、特に凶事が起るようなこともなかったので、それ以来おみくじの内容は気にならなくなりました。
年が変わる前に総括しようと思いましたが間に合わず。年末年始はTVを見る気力もなく、ちゃんと見たのはM-1くらいですか。チュートリアルが優勝で文句なし。YouTubeに上がっている動画を見ると、チュートリアルの漫才の「思わず絶句する」「思わず噴きだす」ところも、毎回同じところで同じように絶句したり噴きだしたりしている。猛練習の賜物であろう。すごいなあ。
勢いで、M-1敗者復活戦の動画を見てみる。一年前は全然笑えなかった「髭男爵」がすごく面白くなっている。2007年はきっと「髭男爵」の時代が来る!……といいなあ。
ルネッェーーーサゥァーーーンス!
あっと言う間に12月。アクセス数がゾロ目になったので何かやろうかなと思いましたが、面倒くさくなったので放置。
書くこともないので今年読んだ本のベスト。
風に吹かれて パトリシア・ハイスミス 扶桑社ミステリー文庫
炎のなかの絵(異色作家短篇集 7) ジョン・コリア 早川書房
グールド魚類画帖 リチャード・フラナガン 白水社
翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件 麻耶雄嵩 講談社ノベルス
太陽の塔 森見登美彦 新潮文庫
黒い玉 トーマス オーウェン 創元推理文庫
シャルビューク夫人の肖像 ジェフリイ・フォード
ZOO 1,2 乙一 集英社文庫
時の声 J・G・バラード 創元推理文庫
パンク侍、斬られて候 町田康 マガジンハウス
壷中の天国 倉知淳 角川文庫
壜の中の手記 ジェラルド カーシュ 角川文庫 晶文社
古い本も入っていて、どこが今年のベストだ、というリストですが仕方がない。来週は私好みの本の出版ラッシュなので、このリストも変わるかもしれません。
今年の手帳は、失敗したコピーを裁断して製本した文庫本サイズのメモ束だったのですが、カバーをつけると持ち運ぶには微妙に大きいサイズでねえ。次第にあまり使わなくなってしまいました。来年用に小さい手帳を探しているのですが、とりあえず繋ぎとしてスーツの内ポケットに入るサイズのものを使用中。一昨年もらった未使用の手帳のテイジンの人工皮革の手触りが良いのでカバーだけ利用。外見がダサい手帳から中身を外して裁断して糊付け。問題は、私は仕事に手帳を使わないことなのだが。
壜の中の手紙(ジェラルド・カーシュ)角川文庫。これもハードカバーを積読しているうちに文庫化。バージョン違いの短編が収録されているということで文庫も購入。数編読んでみたが、ミステリ……じゃないよね。
ハードディスクをサルベージして調べてみたら、半茶として丸五年。サイト始めてから来年で十年。われながら馬鹿みたいなテキストを垂れ流し続けて、馬鹿みたいだが、馬鹿だからしかたがない。
スターウォーズのチャンバラシーンを編集してミュージックビデオにしたやつ。
http://www.youtube.com/watch?v=sxchw646zs4
”Chris Cunningham feat. STARWARS!”
よく出来てるなあと思ったら天才クリス・カニンガムではないですか。
(代表作:エイフェックス・ツイン「Come To Daddy」「Windowlicker」「Windowlicker Bleeped Version」、ビョーク「All Is Full Of Love」、マドンナ「Frozen」、ポーティスヘッド「Only You」、オウテカ「Second Coming Vilbel」、アフリカ・バンバータ「Afrika Shox」、スクエアプッシャー「Come On My Selector」)
スターウォーズも編集で不気味になるんだねえ。映像と音に騙されて何回も見てしまうが、曲だけ聴くと結構しょぼい。でも何回も見てしまう。
金曜日に咽喉に違和感があったので風邪薬を飲んで爆睡に次ぐ爆睡。おかげで事なきを得た。
…眠れない。
トランプの束の真ん中に入れたカードが、一瞬のうちに一番上に移動するマジックを練習してみる。マジックって、苦労する部分はさりげなくやらなければいけないし、どうでもいいことに注目させなければいけないしで、血液型B型には向いてないかも。3時間ほどぶっつづけに練習したので指が筋肉痛。この程度の練習では、するはずのないところで意味不明のバサバサという音が発生したり、挙動不審だったりする。家族に見せてみると変だと見破られる。練習を続けているうちに手の甲がつる。
面白いという噂を聞いて、積読の山から「パンク侍」のハードカバーを発掘する。ハードカバーを確保して読もう読もうと思っているうちに文庫が出てしまうとガッカリしてしまって読む気力が失せるものである。
最近は何故か、その本専用のブックカバーと栞を作ってからでないと読み始められない。今回はブックカバーとして初の素材ダンボールを採用。ダンボールの段が本の端っこに引っかかって開きずらい。失敗作である。栞は布を細く切って端がほつれないように手縫いでマツリ縫い。端を結んで木製のビーズをつけてみました。出来たと思ったら夜中の三時。
そろそろ寝ようと思たら深夜放送でCUBE2をやっていたので見はまる。最後まで見てしまいましたが噂に違わぬ駄作で、ここまでくると逆に爽快感がある。どうすれば面白くなるか考えてみましたが、脚本が悪いと、どこをどういじっても良くなりそうにない。難しいなあ。時間と重力が乱れる四次元立方体という設定だから、あの狭い箱の中に登場人物全員が集まるというのはどうだろう。6千万人くらいかな。
仮眠のあと休日出勤。駅のホームから空を見上げると日本晴れに近い晴天。でも東の方に暗雲が。普通、天気は西から東に移動していくものだがなあ。不思議。これから東に向かうのに不安である。
気がつくとフィギアとメイドの町。久しぶりの駅はずいぶん改装されていて近代的。ポストモダンの時代に近代的というのは、新しいのか古いのかよくわかりません。正面口からワシントンホテルの方に向かう。こっちの方向には、昔はMacのソフトの輸入販売店があってのう。あらあら、またお爺さんの昔話が始まったわよ。そうかのう。飯はまだかのう。
入り口に入ってみると、なんだか列が並んでいる。入場制限かと思いきや人気ブースの列のようである。列を整理しているお兄さんは、ふつう声を張り上げて切羽詰っているものであるが、静かな声で落ち着いて誘導している。こういう冷静に静かに物事を行える人と一緒に仕事したいものだ。まあ、こういう人は冷静に静かに人を殺すかも知れんが、などと考えつつブースを探す。時間が無いのでファック文芸部のg:neoだけ購入。あらのさんは好青年だったので、だれか彼女を紹介してやってください。もう既に彼女がいるのなら、彼氏を紹介したらよかろう。他のブースも見たかったのだが、なにしろ時間がなかったので、しょうがなく会社に向かう。
仕事に取り掛かる。OSが立ち上がらないので、奇声を上げながらノートパソコンを分解して部品を撒き散らす。正気に戻ったところでHDを拾い上げ、他のパソコンに繋いでデータをサルベージ。なるべく元の形に近いように組み立てる。ネジが数本とケーブルが一本余ったが、どうせ立ち上がらないから同じことだ。プラスチックの破片を注意深く拾い集め廃棄する。指紋をふき取り、守衛に見つからないように立ち去る。適当なビルに勝手に入ったので、何という名前の何をやっている会社だか良くわからなかったが、二度と来る事はないだろうから、まあいいか。
ひどい夢を見た。
私は裏山のような高いところから学校の校庭を眺めている。雨上がりの校庭は水田のように水を薄くたたえている。校庭へクラブの仲間が何人か出てくる。彼らはそれぞれ車の部品を抱えている。燃料タンクを抱えた奴が、中身を校庭にばらまいている。それを真似して何人かが灯油缶に入ったアルコールをまいている。彼らが何をしようとしているのか気がついた私は、すぐに止めて逃げろと叫ぶ。彼らにはその声は届かない。まき終わった頃、校庭の端の何処からか発火する。水面に浮かんだ燃料は薄青い炎を走らせる。逃げろばか逃げろ。声を限りに叫ぶ。彼らは遠くの私を見つめる。悲しいような嬉しいような何かを諦めたような表情にぞっとする。ほとんど透明な炎はあっという間に校庭全体を包み、彼らは炎の中うずくまる。黒くこげた塊がいくつも出来上がる。私は意味不明の言葉を声を限りに叫びながら山の斜面を校庭に向かって駆け下りる。
というところで目が覚める。あまりにもあんまりな夢に魂を抜かれてしばらく寝付けなかった。何か迫っていて、対応しなければ大変な事になるという解釈は容易な夢だが、夢ってもうちょっとマイルドなものではないのだろうか。身も蓋もない様子は現実よりもリアリティがあるように思えた。
私は、どちらかというといじめられるタイプだったかと思います。なるべく回りに迷惑かけないようにして過ごしていると、そういう態度がどうにもこうにも気に入らない人がいる、というのがこの世の不思議。思い出すと殺意がわくような事があんなこととかこんなこととかそんなこととか。まあ最近のひどい陰湿ないじめに比べればたいしたことなかったような気もします。ダーツの的にされて腕に刺さったとか、小遣い全部巻上げられたりだとか、焼けた10円玉を襟から背中に入れられたとかくらいだし。最後にブチぎれて相手の顔に一発かましたら終わりになった程度の軽い話です。さすがに最近は歳でボケてきたせいかあんまり思い出すこともなく、心は平安です。老人力というやつでしょうか。
逆に家内は思いっきりいじめるタイプだったようです。知り合いにはすかさず変なあだ名をつけてからかい、パシリとして使って(詳細は略)。話を聞くと本人にはいじめという意識はなかったようです。だって友達ならそれくらい普通じゃない。ああ怖い怖い。
不思議なことに、家庭内では私の方が好き勝手に振る舞い、家内の方が気をつかってくれているようです。こういうよくわからないところで世界のバランスが取れているのかもしれません。だから、まあ死ぬのはちょっと止めてみたらどうだろう。どうしようもなかったらそこから逃げ出せばいい。君一人で世界を支えなければいけない義務はないのだから。
買わなかったCD
ナルキッソス サディスティック ミカ バンド
買う気まんまんでCDショップに突撃
お勧めの点
○ サディスティックミカバンドであること。
○ ジャケット写真がいい。
○ 木村カエラの歌がうまい。
○ DVDがおまけでついている。
お勧めでない点
× 手にもってCD店内を歩いていたら警報機が鳴った。
× 仕方なく一旦CDを棚に戻した。
× 試聴機が見つからない。
× やっと試聴機をみつけて聴いてみる。ビビッとこない。
× 過去のミカバンドの縮小再生産のように聴こえる。
× もともと木村カエラにいい印象がない。
× 木村カエラのボーカルが破綻していない。こんなのミカバンドじゃないやい。
× さらに試聴機で聞いていたら変な脂汗がどっと出てきて生命の危険を感じたので急いで帰宅。
× 飯を食って一眠り。
× そのまま目覚めないかもしれないとおもいつつ目をつむる。
× 誰もいないはずの部屋の隅からシネバイイノニという声が聞こえる。
× 眠りに吸い込まれそうになるその瞬間に誰かがのしかかる気配がする。
× 目を開く間もなく、眠りに落ちる。
× 死んだはずなのに目が覚めた私は、眠りにつく前の私と同一人物なのだろうか。
なんとなく怖いような気もする周期律表 縦の語呂合わせ
01族 H Li Na K Rb Cs Fr
針がなければ今朝は古 医師
02族 Be Mg Ca Sr Ba Ra
ベッドの右かしら? バラバラ死体 に
03族 Sc Y Lan. Act.
救うのも嫌なら悪党 さん
04族 Ti Zr Hf Rf
血いずるは震える老婦人 よ
05族 V Nb Ta Db
バラした野豚 どぶの ゴミ
06族 Cr Mo W Sg
来る もうすぐ ろくでもない
07族 Mn Tc Re Bh
待ってれば なあ
08族 Fe Ru Os Hs
古い恩師は死 や
09族 Co Rh Ir Mt
殺して入れて待つ 苦労 なんて
10族 Ni Pd Pt
日本では不埒な 銃
11族 Cu Ag Au
どう足掻いても会う といい
12族 Zn Cd Hg
ゾンビを噛んだハゲの 意地
13族 B Al Ga In Tl
美女のアリバイがインチキ 少佐
14族 C Si Ge Sn Pb
苦しげに死にな 凍死
15族 N P As Sb Bi
ナンパで遊ぶ寂しい美女 とGO
16族 O S Se Te Po
牡牛のせいで鉄砲 登録
17族 F Cl Br I At
フクロウばらして犬集める とな
18族 He Ne Ar Kr Xe Rn
変ね 荒くれ 奇声を乱発 とは
書いてて面白いような気が全くしませんが、書いてしまったものはしょうがない。
本当は禍々しい平方根。その証拠に恨(み)という字が入っている。
√0 | = | 0.0000 | 翁の恩を丸々負う |
√1 | = | 1.00000 | 硫黄の王を覆う魔 |
√2 | = | 1.41421356 | 瀕死の一夜に一味を殺す |
√3 | = | 1.732050808 | 今、波に溺れる八百屋 |
√4 | = | 2.00000000 | におう |
√5 | = | 2.23606797 | 夫婦去るは、むしろ泣くな |
√6 | = | 2.449489743 | 不要の疾駆 夜は苦難の黄泉 |
√7 | = | 2.645751311 | 浮浪者 仕事ない いいさ、いい、いい |
√8 | = | 2.828427125 | ニヤニヤ死にな 良い双子 |
√9 | = | 3.00 | 惨状の王 |
√10 | = | 3.16227766 | 債務二重になるなら ろくろく働かず |
√11 | = | 3.316624790 | さあさ、披露。鞭しなってくるわ |
√12 | = | 3.464101615 | 見よ! 虫と忌む飛行 |
√13 | = | 3.605551275 | 去る者は今後、故意に泣こう |
√14 | = | 3.74165739 | さながら死人(びと)の婿は情けない |
√15 | = | 3.87298335 | 産婆何食う 闇産後 |
√16 | = | 4.0 | 死のう |
(注1:小数点以下の最後の桁は不正確な場合があります。)
(注2:平方根に恨という字は入っていません。)
リヤカー なき K村 動力 借ると するも くれない 馬力(炎色反応)
Li 赤 Na 黄 K 紫 Cu 緑 Ca 橙 Sr 紅 Ba 緑
「資材を運ぼうとしたが、何者かによってあらかじめリアカーが盗まれていた。そのため被害者は、代用品として馬を借りようとした。しかし馬主は貸してくれなかった。大切な使い魔をそんなことに貸す主人がいるはずがない。」
「それは何のための資材ですか。」
「K村への遠足に使用する飯ゴウ即ち『遠足飯ゴウ』だ。」
金貸そう まぁあてにすんな ひど過ぎる借金(イオン化傾向)
K CaNa MgAlZnFeNi Sn Pb(H2)CuHgAg PtAu
「犯人の動機は金だ。」
「しかし、どうしてそんなにお金が必要だったのでしょうか。」
「いろんな稽古事を習っていて、そのための月謝が必要だったのだ(いろんな稽古)。」
「解決しましたね。警部。しかしこの場所にいるせいか虫に刺されてあちこちが痒いです。」
「うん、なにしろ蚊が食う実験室というくらいだからね。」
(なんかいろいろとすいません。)
しかしながら、仮にπの値が変動したからといって、必ずしも魔法が発現した証拠となるとは限らないことに注意を払う必要がある。たとえば寄せて上げるブラを使用することによりπの見かけの観測値は変動することが知られているが、この現象は魔法に由来したものではない。
とすると、{時空を歪めたり、物質の性質を変えたり、確率を変化させたり}する{超能力、魔法、超技術}などが{発現する、唱える、作動させる}ところの周辺ではπの値が変化していることが推測される。スーパーコンピューターでπの値を計算させ、πの変動値を測定することにより、{超能力、魔法、超技術}の検出装置として使用することが出来ることになる。現在の電子技術では時間が掛かり過ぎるという難点があるが、量子コンピューターとかでなんとかならないか。πの変動値を測定するのだから、簡易法としてパチンコ玉が坂を転がる時間を測定する方法でもいいかもしれない。
「πとeが異なる世界」
【緒言】
ここでは、「そういえば、πとかeがちょっと違うと、どういうことになるんでしょうね」という問題提起発言1)に対する考察の試みである。
確かに光速度とか重力加速度とかの物理定数が違う宇宙というのは、なんとなくわかるような気がするが、数学の定数が異なる場合は想像がつきにくいような気がする。
【円周率の項】
・定義
平面幾何学ではπ(円周率)は円周の長さを、その直径で割って得られる値2)である。代数においてはさまざまな定義があるが、代表的なものとしては1/(1+x2)を積分した値などがある。
・πが異なる幾何学世界
πがいわゆる3.1425……とは違う値を取るというのは、円の形というものはどの円をとっても相似であることから、そのようなことは起こり得ないように思われる。しかしながら、非ユークリッド幾何学においては円の直径と円周の長さはいわゆる3.14とは異なる。例えば球の表面上の幾何学では(すなわち世界地図では)、北極を中心として赤道を円周とした場合の円における円周と直径の比は2である。
非ユークリッド幾何学的世界における代数のありかたについては、私は全く想像できないためここで一旦終了。
なお文部科学省の指導により円周率=3となったというのはガセであるので注意されたし3)。
・πが異なる代数世界
1/(1+x2)の積分値が現世界と異なる世界。これまた私の想像力の範囲外である。しかしながら、小数点以下数万桁目がちょこっと違うくらいなら誰も気がつかないような気もする。
1)πの値が大幅に異なる場合。一般相対理論の式やハイゼンベルクの不確定性関係さらには正規分布の式の中にπが存在することから、宇宙を成り立たせている時空の性質、物質の性質、確率の性質が我々の宇宙と大幅に異なることになると考えられる。想像の外である。宇宙が存在することさえできないかもしれない。
2)πの値がほんのわずか異なる場合。ビッグバン時の初期値がほんの僅かしか異ならないため、われわれの宇宙と似た宇宙ができる可能性もある。しかしながら十分に長い時間を与えた場合には、カオス理論により誤差が拡大されて、全く違う世界となる可能性もある。
【e(ネイピア数:自然対数の底)の項】
・定義:数列{(1 + 1/n)n}のn→∞の極限値をネイピア数eという4)。y=exは微分してもy=exである。
・πとの関係:オイラーの等式eiπ + 1 = 0 が有名である。
オイラーの等式によりπとeは密接に関係していることがわかる。すなわちπが異なればeも異なることになり、πに関する上記の考察を当てはめる事が可能である。しかしながら、πとeが我々の世界とことなる世界においてオイラーの等式が成立するかどうかの検証は、上手い方法を思いついたが、余白が狭すぎる。
【考察】
以上、特にギャグもなくeとπがこの世界と異なる場合についての考察を行った。全体総括的な考察に留まり、個別の詳細な検討に及ばないところが私の至らないところである。更に付け加えて言うならばeπすなわち良いパイが我々の考えるものとは異なる世界である事から、貧乳の人に希望をもたらす世界である可能性もある5)。
【参考文献】1)ジャッキー大西:大西科学:大西科学談話室,2006.10/22-19:17
2)円周率:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
3)小学校学習指導要領:文部省告示第175号:平成10年12月14日
4)ネイピア数:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
5)貧乳とは:はてなダイアリーキーワードhttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%CF%C6%FD
本日開店のBookOffを偵察に行く。客が多くてじっくり本を見る余裕がない。せどりの人たちが大挙して籠に本を詰め込んでいる。それにしても店員の数が異様に多い。混雑して人が流れないところでも本棚の整理に夢中。
きょうの あさひしんぶんの てんせいじんごを みてびっくり。
あくたがわの かっぱの へたくそな ぱすてぃーしゅ ではないか。
こんな れべるの ざつぶんで
かねを とれるんだ。
ざつぶんかきとして ゆうきづけられました。
ありがとう あさひしんぶん。
「近況」
1.はてなブックマークを眺めていたら、社会派DSというブログに、
>「2chプロレス板で見かけた天皇関連のコピペが面白かったのでメモしておきます。」
ということで「もし世界が128人の天皇だったら」というエントリー(2006-10-07)があるのを発見。
2.これに対する突っ込みも人気ブックマークになっていた。(はてなブックマークの検索ってどうやるのかよくわからないので記憶で書いてます。)
3.これって下条さんの雑文(2002/8/18)の一部だよね。しかしなあ、コピペの方では最後のオチが省略されているし。
4.で、ブックマークの内、元ネタを指摘しているが1件だけだったことに割り切れない感じがしました。
まあ、他人事だから私がつべこべ言う筋合いでもないような気がするのですが、誰が書いたかなんて気にする人は(そもそも書いた人がいるということを気にする人は)1%以下ということがわかりました。
5.コピペにされると、元の文章を書いた人は無視されて文章が一人歩きする。名づけて著作権ロンダリング。
6.こーゆーのがWeb2.0ってやつ?
7.なんか雑文書く意欲も減退するというものですよ。
8.そういうことを考えている間中「もし世界が128人の天皇だったら」というタイトルが頭の中をぐるぐる回る。
9.そのうちに、「もし世界が7人の小人だったら」というタイトルを思いつく。
10.白雪姫の(英語の)原題は「Snow White and seven dwarfs)」だったから、「もし〜7人のドワーフだったら」でもいいな、と思いつく。(グリム童話だから元々はドイツ語だけど)
11.冥王星が格下げされたのがDawrf Plantだし、赤色矮星 (Red Dwarf)とかもあるから指輪物語のドワーフあたりと絡めることで雑文にならないか。あと、エログロを入れて。
12.Snow Whiteだから雪白が正しくね?
13.グリム童話って他にどんな話があったっけ? ぐぐってみる。
14.杜松の樹
何このキチガイの妄想みたいな話。
15.これを超えるパスティーシュを書くのは困難では……
16.とりあえず白雪姫をモチーフに書き始める。
17.書いても書いても話が進まないので、アウトラインプロセッサーで要点だけ書いてみる。
18.読み返してみるとガラクタが出来上がってしまったので自分で驚く。
19.「本当は恐ろしいグリム童話」をやっと発見し読んでみる。ネタかぶりもはなはだしい事がわかり、書いた雑文は没。
20.白雪姫をモチーフにした雑文を下条さんがアップ。面白い。
21.今に至る。
先週開店した書店を偵察に行く。クノーの文体練習が平積みになっている本屋なんて初めてだよ。