[Before]  [Top]  [Next]

半茶日記

060827

本当は恐い「おかあさんと異常に」

「おべんとばこの歌」

骨喰らいの お遍路 犯行に
兄蹴り マジギレ 超問い詰めて
貴様 正気か 
誤魔化しおって
妊娠線 
錯乱 墓参
死だけさ
誤報じゃん
アナーキーな怨恨に
数人残った風紀委員

060826

犬は吠えるが、キャラハンはススム君ではなくハリー氏

060825

黒い塊を抱えたまま、とりあえず今度は逆方向の電車に飛び乗ってみる。ターミナル駅に到着したので降りてさまよう。駅ビルの本屋で白水Uブックスフェアがやっていたのでフリーペーパーを貰ってみる。「東方綺譚」をやたらプッシュしている。今度買ってみよう。さらにさまよい、本店にたどり着く。思ったよりも手狭なビルで拍子抜け。二階の文庫コーナーで新潮文庫の古典を立ち読みしている美少女を発見。生まれて初めてそーゆーのを見た。そーゆーのって都市伝説じゃなかったんだ。何処の本屋でも見かけなかったトリストラム・シャンディを発見したので確保しておく。重版したというのは嘘じゃなかったんだ。ラピュタは本当にあったんだ。すごいぞ! 論創社のダーク・ファンタジー・コレクションを見かけたが見なかったことにしておく。

近くのブックオフで「ファイナル・セーラー・クエスト 完全版」火浦 功(この本の存在自体、今まで知らなかった)と、「犬博物館の外で」ジョナサン・キャロル(やっと見つけたと思ったら百円)を確保。ジョナサン・キャロルはあと一冊(天使の牙)か。

喫茶店に入ってコーヒーを飲む。二階の窓から人が歩いているのを眺めていると、赤ん坊に首輪をつけて地面をハイハイさせている老婦人をみつけて驚く。と思ったら服を着せた犬だった。この暑いのに犬もいい迷惑である。いつまでも途切れない行き交う人を眺めて、これやこの行くも帰るもこれやこの、知るも知らぬもこれやこの、ああ、これやこのこれやこの、と呟いてみる。人の流れをぼんやりと眺めていると胸のあたりの重苦しい黒い塊が少しは軽くなっていくような気がした。軽くなっていくような気がするだけかもしれない。この黒い塊自体が気のせいかもしれないし、私自身が気のせいに過ぎないのかもしれない。馬車を見かけないというのは、馬車路という名前の場所にいると思い込んでいることが気のせいなのかもしれない。

コーヒーを飲んでしまったので帰ることにした。帰る場所があるような気もしたし、そこは帰るべき場所ではないような気もした。新潮文庫の古典を立ち読みしていた少女も、犬を連れた老婦人も、商店街を行き交う人々も一人残らず本当に帰るべき場所があるのだろうか。改札を抜けてからどちらのホームに向かうべきなのかわからなくなって、しばらく足が動かなくなる。

060824

そういえばこの前会社の先輩と酒を飲んでいたら、子供の話になって、ってゆうか先輩結婚してたんですか、知りませんでした。これまた失礼しました。はあ、お子さんもいらして、既に大学生ですか。子供が大きくなるのは早いですねぇ。行員嫌の如しですか。行員が嫌なら、頭取の立場はどうなる。経営破綻により合併を決断ですか。違いますか。違います。それで、そのお子さんが高校の時にダンスやっててなんか大会に出たとかで。はあ、それはすごいですね。なんですかそのダンス・ドリルというのは。踊りながら電動工作機械で床に穴を開けますか。そこに落ちたエイリアンを素早く埋めると百点。違いますか。違うんだってさ。それをモデルにしたTVドラマがやってる。はあ、ドリルというと、ダンスをしながら百ます計算をしたりするんですか。固い頭を柔らかくしますか。青いバックに大きくNと書きますか。違いますか。なんだ、違うってよ。あんまり見る気がしないなあ。TVドラマと言いますが、TVベースやTVギターや、なかんずくTVボーカルは何処へ行きましたか。音楽性の違いで解散ですか。違いますか。違うってよ。どうせ実物とかけ離れたモデルさんとかアイドルとか出るんでしょう。それを見ても、この目の前にある親父のハゲ頭がちらつくような気がして。ダンスに失敗して転んでもケガなくてよかったねという話ですか。違いますか。違う。ところでなんですか、そのダンス・ドリルって。タンスをぐるぐる回しますか。演歌歌手がザ・ベストテンで披露しますか。あ、違うんですか。違うっていってんだろ、こら。フジテレビですか。するとウォーターボーイズ風の、涙あり笑いあり青春絵巻でしょうか。TVが終了したら、スィングガールズみたいにストーリーに一貫性のないただ若者の溌剌とした姿形を眺めるだけの映画化でしょうか。助演竹中直人ですか。ダンドリ!映画化委員会製作ですか。委員長はどこですか。750ライダーとタンデムでツーリングですか。違いますか。違うそうです。ところでなんですか、その男子ドリルって。高校生男子の悶々としたドリル状のものですか。違いますか。違うって言ってるだろ。

060823

小市民のための読書感想文の書き方(になってないけど)

社会人になってからは後悔する事ばかりであるが、数少ない良かったことと言えば、夏休みの宿題が無いということに尽きる。特に読書感想文は書けなくて困ったものであった。例えば、正直な感想を書いてみると以下のようになる。

「天平の甍」偉い坊さんが中国に行って帰った来た。苦労したようだ。
「あすなろ物語」若者が、明日はヒノキになろう!と誓う話。若いっていいなあ。
「坊ちゃん」常識の無い教師が田舎者に追い出されるよう仕向けられる。自業自得である。
「人間失格」人間を失格した。そうですか。たいへんですね。
「子猫を殺した。」小説家なら殺したいから殺したと正直に白状なさい。
「それから」どうした。

このくらいしか感想が思い浮かばない。我ながら頭悪そうである。
聞くところによると、たいていの小説は主人公が穴に落ちるか穴を乗り越える話であるそうである。そうすると、万能感想としては、「主人公はいろいろありましたが、死ねば楽になると思いました。」というものが適用可能である。しかしながら、インターネット上ならともかく、読書感想文に書けばきっと教師から呼び出しを受ける。下手すれば三者面談とか、カウンセラーが尋ねてきたり、お巡りさんのパトロールになぜかよく遭遇するようになってしまうことも考えられる。

そのような事態は、自分の異常性を自覚しつつも、それを押し隠して小市民としてこそこそと生きることを選択していままでやってきた苦労が無になってしまう。

そこで、穴に落ちた主人公は、まあ読書感想文の課題図書に選ばれるくらいだから、穴から這い上がる努力をしているはずなので、そこを誉める。

【例文】ぼっちゃんは田舎の因習に対して無駄な正義感をもって、個人へのテロ攻撃をしかけ、即時に逃走するということをしました。その行動原理は、イスラム原理主義と同根だと思います。私も、ぼっちゃんのような正義感を持ちたいと思いました。手始めにアメリカで同時テロに加担したいと思います。
おかしい。これではきっと教師から呼び出しを……。

【例文】明日はヒノキになろう!という叫びは心に響きました。私も彼等と同じように明日はヒノキになろうと思います。でも明日という日は決して訪れず、我々が生きるのは今日この時だけです。だから主人公も私も明日を生きることはできません。そして何時までたっても明日にならないので、決してヒノキにはなれないでしょう。一生あすなろのままでしょう。それが一般大衆としての我々の生き方なのではないでしょうか。
おかしい。これではきっと教師から呼び出しを……。

【例文】苦労して中国から日本に仏教の尊い教えをもたらすことが出来ました。わたしも郷土に対して貢献できるような人になりたいです。しかしながら、日本においては神道という多神教の宗教が根付いており、日本に伝来した仏教はその影響をまぬがれることを得ず、特異な形で発展することとなった。しかしながら此処で問題とすべきもう一つの観点としては、一神教でない宗教は、宗教足りえるかという根源的な問題である。これを論じる為には、そもそも宗教の定義とその役割について詳細に議論する必要があろう。さて、……。
おかしい。これではきっと教師から呼び出しを……。

と、まあ、書いては消し書いては消しで、結局のところ当り障りの無い僕もがんばるぞー的な読まされるほうもいい迷惑な感想文を自己嫌悪に陥りながら書くというのが9月はじめの年中行事でした。読書感想文に王道なし。皆様も、読書感想文は計画的に書きましょう。それが出来れば苦労はないのだが。

060821

一行豆知識:「ジョン平」って、説明なしでは「ジョン・タイラ」と読めてしまって、「ジョン・カビラ」と韻を踏んでしまう。

これ印刷したら寝ようと、プリンターが接続されているデスクトップ機を起動させてUSBメモリーを差し込んだら、USB端子が音を立てて(物理的に)破壊。破片が飛び散る。繋いでいたマウスも外れ、過大電流のためにUSBボードが活動停止。スピーカーからエラー音が響き渡る。修理しようと本体を少し動かしたら載せてあったものが雪崩れ落ちて、その物音で家族が起きてきて何事かと見にきた朝四時の出来事。

060819

一ヶ月ぶりに人間からメールもらう。かつてない程のハイペースである。そうです「裏小倉」は筒井康隆の「裏小倉」です。

060818

電車で隣の人が読んでいる本をちらと見てみると、どうみても自分で製本している本。それがまた細部までちゃんと作っていてめげる。

060817

死つながりで、青空文庫のタイトルを「死」で検索。10タイトルほどをピックアップして印刷して製本してみる。

060816

青空文庫にあった「死者の書」を印刷して製本してみる。

060815

青空文庫にあった「黒死館殺人事件」を印刷して製本してみる。2段組で縦書きにするとMS−Wordがハングアップするので、泣く泣く横書きで印刷。

060812

後輩から貰った無線ルーターを接続してみる。DSやPSPで接続できることを確認。マリオカートでボコボコに負ける。なんか線がないのに繋がるのは気持ち悪いなあ。無線ルーターだから24時間通電という前提なのか、一旦電源を切ると電源を入れても自動的に接続しにいかない。これは不便。元の有線ルーターに戻す。

060810

また、本が読めなくなるターンに入る。しょうがないので、いろんなテキストやPDFを印刷して製本してみる。最近のプリンターは賢いので、製本印刷モードというのがあったりする。ページの順番とか何も考えないですむのが楽ちん。二つ折りにして糸で綴じて木工用ボンドで背を固める。表紙をつけて出来上がり。これで書店で入手できない小説を紙で読むことが出来るようになった。でも本が読めないターンなので積んでおく。

060809

歯医者に行く。抜いたところは痛んだりしますか? と聞かれたので、普段は大丈夫ですが、頬を手で押さえたりすると痛みます。と答えたところ、押さえないで下さい。と言われました。なるほど。

裏小倉がどっかに転がってないかと検索したところ、パピレスというところで105円だったのでダウンロードしてみる。わ、式貴士とか初期の横田順彌とかあるよ。とりあえず半村良の「赤い酒場」(怪奇SFの集大成19篇)をダウンロード。

060807

そんなにかぶっているのかと思い、裏小倉を探してみる。裏小倉が収録されている文庫本は二冊は確保してあるはず。丸二日探してみたのだが腐界から発掘できない。あきらめて本屋に行ってみると、筒井康隆の本自体があまりない。本屋三軒とブックオフ二軒と古本屋一件を回ってみたがみつからない。ということで入手できるまで検証は延期。検証したら、かぶった部分をこっそり改変するかもしれない。

先週は奥歯を抜かれた。この状況を「臼歯、去ぬ。」とすれば一文で雑文祭のしばりを満たすのだが、やはり百人一首の替え歌が入ってないとねぇ。

ということで、時間切れ。参加断念。申し訳ない。

060802

「僕のヒロインは君だ。君のヒーローになってみたいんだが、いいかな。君にこの歌を贈ろう。」

会い見ての 後も以前も クラクラで 昔も今も 思はざりけり(あひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり)  

(遠くから君を見かけてからずっと、クスリでもきめたかのようにクラクラで何も考えられない。実際に対面してもクラクラで相変わらず何も考えられない。)

いいわよ。私のヒーロー。ヒーローだから、あだ名はヒロポンね。

参考:ハシシならいい雑文祭(くだらな日記 8月1日)

-------------------
今日、ずっと痛かった歯を抜かれました。抜かれても痛いです。鬱になるので、歯について考えられません。締め切りに間に合わなければすいません。みなさん歯の健康には気をつけましょう。

060731

「主人がオオアリクイに殺されて一年が過ぎました」

「主人がオオアリクイ」なら状況がわかる。異種族間の禁じられた結婚。シンガポールに出張しようとしていたオオアリクイがワシントン条約とかで、通関できなかったのだ。なるほど危険な仕事である。 それでもって、シンガポールに辿り付いたオオアリクイは「煮殺されて」食われたのだろう。机でない四足だし。

060729

小倉百人一首3/3

わたの原 こぎいでて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波 (法性寺入道前関白太政大臣)

私の腹! 古稀の70歳を過ぎてみれば、膝と肩に 蜘蛛がいるように見えたが イミテーションだった という悪夢にうなされて目覚めたのですかさず焼酎を飲んだ。

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ (崇徳院)

瀬尾選手は闇で良いわとニセ札を借りる滝川クリステルの盗撮写真がWarezとなっても結局は、あはぁーんと思うだけさ。

淡路島 かよふ千鳥の なく声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守 (源兼昌)

淡いジンマシン かゆい 血を採り 泣く声がうざくて寝れない。 

秋風に たなびく雲の 絶え間より もれいづる月の かげのさやけさ (左京大夫顕輔)

もう飽きたのに 棚から万引きする その間にも 影から私の悪口を囁く声が聞こえる。

長からむ 心もしらず 黒髪の みだれてけさは 物をこそ思へ (侍賢門院堀河)

長いコラムを書いている気持ちを知らないで 黒髪が乱れている。検査は考えてからやりましょう。

ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる (後徳大寺左大臣)

鳩とキッス 鳴いている鶴を引っ張って長く引き伸ばしてみれば 無料の有明アリーナの券が手に入った。まだまだ俺はついてるぜ。 

思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり (道因法師)

重いわさびを食べて 喫茶店でもアントニオ猪木がある物を水に浮かべたら 浮かないで沈んでしまった。涙が出てきた。

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる (皇太后宮大夫俊成)

道が無くなれば 鹿もいなくなる。

ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき (藤原清輔朝臣)

長く屁をすれば 股がごろごろすることよ。 死のバレンタインデーを 牛と見た余であるが 今は鯉が好き。

夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり (俊恵法師)

夜は菅原陽一の曲を聴く。考え事をしていると夜があけてしまう。寝室の暇な時間でも カツラがずれていないかチェックしてしまう。

なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな (西行法師)

長い毛をみると 毎月のように考えてしまう。過去は違う顔だったのに……と。泣いてしまう。

村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ (寂蓮法師)

村雨の梅雨のまだまだ昼 牧野ハニー 君たち全員名前がノボル君 夕方にはもう飽きた。

難波江の 芦のかりねの ひと夜ゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき (皇嘉門院別当)

ナンパして 足がないからレンタカーで 一泊の温泉旅行 カラオケでミの音程を外さないことに全力をつくしてから コーヒーはタルベキスタン産が一番。

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする (式子内親王)

中村玉緒よ レギュラー番組が無くなるなら、無くなってしまえ。TVを ながら見していると 大竹しのぶが弱っていることよ。(さんまのからくりTV?) 

見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず (殷富門院大輔)

ここが俺の見せ場だな コジマ電器の女性店員の制服の袖にダニが。濡れてしまったレシート。イロハがハラスメントとなる。

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む(後京極摂政前太政大臣)

もう今月はギリギリっす。泣くバイトの八代君 サムと司郎に。小室型指揮について一人でカモメールを書く。 

わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそしらね かわくまもなし (二条院讃岐)

私の袖は潮干狩りに行ったようには見えないね。私が朝、起床する意思といったら、人は知らんが 蚊が湧く魔物も居ないほどだ。

世の中は 常にもがもな なぎさこぐ あまの小舟の 綱手かなしも (鎌倉右大臣)

世の中は常にモガモガと 何故鎖国。アマチュア料理の昆布根のシーチキン和えで悲しもう。

み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり (参議雅経)

ミッキー吉野は、ゴダイゴでひとやま当てたあと、飽きられてしまった。しまいには子供が鬱になってしまった。

おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖 (前大僧正慈円)

ボケがなくてツッコミばかりだったので 浮いてしまった人たちはオーム真理教かな。

花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり (入道前太政大臣)

鼻の差ですか? そうです。波乱のレースに行きました。外れ馬券が雪のように降っている。これは自分自身のことを言っているのだ。蹴り。

来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ (権中納言定家)

待ち人がこないので 志穂さんが焼身自殺した。

風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける (従二位家隆)

汚職のため辞職した議員がみそぎと称して選挙に立候補するのは夏の奈良の風物詩である。

人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は (後鳥羽院)

人を燃やしたら うらめしやと化けてでた。あちきじゃないと言い訳する。この世に未練があるから化けて出てくるんだろうと 考える美和であった。

ももしきや ふるき軒ばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり (順徳院)

桃ちゃんが好き。ふってしまう気が十分の、牙が生えたしのぶちゃんにも 奈央ちゃんは方言まるだし。昔のことだからね。そういうことをしているから蹴られた。

060728

読み返してみると、面白くないので泣きたくなったが、乗りかかった船なので続ける。

小倉百人一首2/3

ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ (紀友則)

膝(蹴り)と同時に肩(ショルダーアタック)で喉を狙え。引かれたら更に喉にキック。春というのに、しずちゃんの言葉には心がこもっていないことよ。花が散る、と書いてみたがこれって面白いのか面白いくないのかわかんないや、どっちかというと面白くないような気がするなあ、こんなことやって意味があるのだろうか。そんなこと言ったらだめだっちゃ。

誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに (藤原興風)

誰を詐欺の被害者にしてしまおうか。汁が出ている人に似せようか。知人かと思ったら偽者だった。高砂部屋の様子である。松ぼっくりを揉んで作ったお菓子は、友人の分はない。

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞむかしの 香ににほひける (紀貫之)

他人のネットワークはイーサーネットであるが、どんな感じなんだろう。年季の入ったSの人は鼻の皮を剥いて匂いをかいでから蹴りを入れる。

夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ (清原深養父)

暑気払いでは、酔っ払っているうちに何本も酒瓶が空けてしまうというのに、蜘蛛ノイズ。子に月がやどっておしおきよ

白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける (文屋朝康)

白露に風が吹いている秋のノア(プロレス団体)。引き止めておいた宝のようなスター選手が散っていった。

忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人のいのちの 惜しくもあるかな (右近)

風邪ひきさんには阿修羅のように効き目が強いルル。風邪をこじらせて死にたくないからね。

浅芽生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき (参議等)

浅芽生の小野の篠原という場所で、死のブレードという武器を手に入れた。早く試し切りしてみたい。余った手はないか? あれば切り落としてやろうかなどと考えている。早く向こうから人がやってこないかなあ。

しのぶれど 色にでにけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで (平兼盛)

死のブレードという武器であるが、なんか変色しちゃったよ。私の来い来いと思う気持ちにもかかわらず人がこないので、人の代わりに物で試し切りしようかと思う。他人の豆腐とかで。

恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか (壬生忠見)

小さな椅子に蝶。私の名前は「マダキ」。立ってから蹴り。人が知らないところで重量級の鹿と戦う。

ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは (清原元輔)

黄な粉餅を千切る。固めにそれを絞って円筒状にしたもの。これを末の松山では、並みの小匙と言うなんて知らなかったよ。

あひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり (権中納言敦忠)

こんなところでお目にかかれるとはな。路地の所のクラブ「レバー」。昔は考えが浅かったと思うザリガニであった。

あふことの たえてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし (中納言朝忠)

ある孤島で、耐えてやらないのはマナカナ(タレント:双子)に一回、三回と裏を見てザラメを増量する事だ。

あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな (謙徳公)

あ、晴天だ、友人よ。もし(if)そうだったら、こうするべきということばかり言う人は主に鯨で、自分自身の体にドッキリを仕掛けられることになるだろう。

由良の門を わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな (曾禰好忠)

You are not, wow! 逃亡しようとしても逃がさないっちゃ、ダーリン。その後放火による火災は発生しなくなったと言われている。するとワタルが放火犯だったのか。いや追い手の方が放火犯だった可能性もある。行く屁、燃しラム。問題は、その火事の発生が故意だったかどうかだ。

八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり (恵慶法師)

八重に重なったモグラが繁る宿。寂しいだろう。人が全然いないだろう。おれが全員殺してしまったからね。おっと、そんなに警戒しなくても君は殺さないよ、もう殺人には飽きたからね。

風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな (源重之)

風邪をひいた伊丹十三。岩波ホールでは自分が蚤のようなちっぽけな存在のように思える。この区だけでも脳を思う時節である。

みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ 物をこそおもへ (大中納言能宣朝臣)

夜は萌えて昼間は寝ている。ちょっとは考えろ。

君がため 惜しからざりし いのちさへ 長くもがなと 思ひけるかな (藤原義孝)

君をセメントで固める。君の命なんて、ちっとも惜しいとは思わない。でも、そこから逃げ出そうともがくのが、ちょっと長すぎないか。そろそろ諦めなよ。

かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを (藤原実方朝臣)

なんか痒いなあと思って掻いてみると、ダニに刺されていた。エアーを吹き付ける。それは息吹き。今度は拳闘選手に刺される。拳闘選手は刺したあとも悪びれた様子もなく白々しい態度をとっていて、そのツンデレぶりに萌えた。

あけぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな (藤原道信朝臣)

扉を開けたら濡れ場だった。貰えることがわかっていても、毛が生えたボラは、貰っても嬉しくない。

嘆きつつ ひとり寝る夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる (右大将道綱母)

別れの投げキッスして一人で車中に一泊。車の外を見るとイカとか膝敷きとかの物の怪が走っている。

忘れじの ゆくすゑまでは かたければ 今日をかぎりの 命ともがな (儀同三司母)

コンビニで清算するのを忘れて店を出てしまった。いってしまうまでは固いものなーんだ。まあ、えっち。今日死んじゃうんだけどね。

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ (大納言公任)

電気グルーヴ活動中止が長いので、メンバーのピエール滝の音楽を聴かなくなって長いなあ。

あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな (和泉式部)

この世の思い出に、もう一度あの荒いザラメを食べたい。

めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな (紫式部)

めぐり合えた人は……救世主(メシア)?それとも若沼さん? 夜にまぎれてすぐ行方不明となった。

有馬山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする (大弐三位)

元横綱有馬山は、歳のせいか風が吹いたら全てを忘れる。

やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月をみしかな (赤染衛門)

奴らは派手。根回ししたら良いものの、夜がふけたら、固いブックマークがつくところを見る。

大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍)

大江千里、いくよくるよ、ミッチーを十回づつ蹴ったので、警戒しているのか、まだ壇ふみを見かけない。キャイーンの天野っちは見た。

いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな (伊勢大輔)

イニシャルAの 奈良の都の八重の桜さん(阿部桜子)。今日、九重親方に、なにか臭い物を塗りたくった。

夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ (清少納言)

夜のかごめかごめは怖い。トリノ上空を飛ぶ旅客機の中で寝ている時間を計測してみても、やっぱり大阪の関君の言動は許しがたい。

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな (左京大夫道雅)

今なら無料。この重さに耐えて南無!とお経を唱える。賭場を借りることを人づてに頼む。 奈良でヨシモ君が言うのさ。

朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木 (権中納言定頼)

朝から毛が生えたボラを食べさせようとするから、頭にきてさ、川に放り込んだよ。息も絶え絶えに、川面に現れたよ。いい気味だ。先生も安心ログイン。

うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそをしけれ (相模)

裏を見ると実態はワサビ。日光消毒しないから袖にダニがわいたじゃないか。不潔だなあ。故意に口から南無と念仏を唱える。菜子の葬式だ。

もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし (前大僧正行尊)

とうもろこしと一緒に白和えにしようと思いなさい、山に配備されたジオン軍のモビルスールのザク達よ。どうせ誰も知らないし。

春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなくたたむ 名こそをしけれ (周防内侍)

努力の甲斐なく、勃ちませんでした。名誉にかかわるから、内緒にしておいてね。

心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな (三条院)

本気ではなかったのだが、浮き輪を引っ張って伸ばしてしまった。このいたずらは故意だから叱責するべきである。折檻は夜半に突くことかな。

あらしふく 三室の山の もみぢばは 竜田の川の 錦なりけり (能因法師)

あら、今日は登校日だから制服じゃないと怒られるわよ。三室の山のもみぢにインスピレーションを受けたバッハは興奮のあまり椅子から立ち上がった。その方面ににしきのあきらがいた。

さびしさに 宿をたちいでて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕ぐれ (良暹法師)

錆びた沖縄の狛犬に、宿をたってから、長い事蒸してみたら、どこでも同じようなことをやっていた。秋だなあ。

夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く (大納言経信)

夕方に立ち去れば、門田選手とB’zの稲葉が夫を連れてきた。足に接着していたマロニーにももう飽きた。

音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ (祐子内親王家紀伊)

濡れたり擦れたりしている。

高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山のかすみ 立たずもあらなむ (前権中納言匡房)

結局、勃たなかったらしい。

憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを (源俊頼朝臣)

合格発表の掲示板の前で喜んでいる人に腹が立ったからといって柔道の技の山嵐をかけたのさ。禿げを叱責しろとは祈らなかったのになあ。

ちぎりおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり (藤原基俊)

千切ってから、そこに置いて見ました(勃たないから?)。佐世保基地からロシアに亡命。かわいそうに、今年の秋には犬がめり込んでしまうだろう。

060727

小倉百人一首の替え歌というのがネックなのかも。ぱっと思い浮かばない人もいるだろうし。ということで、微力ながら百人一首を掲載してみます。それだけではなんなので、解釈も載せてみます。

小倉百人一首1/3

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ (天智天皇)

衣服が濡れていることについて言い訳している。何故言い訳する必要があるのか。なにか後ろ暗い事があるのだろう。その時は庵にいたとアリバイを主張している。何故言い訳する必要があるのか。なにか後ろ暗い事があるのだろう。そして露で濡れたといいつつ、その赤い色は何なのだ。

春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 (持統天皇)

木の芽時と言われる春。気狂いの季節の気配があまりにも濃過ぎて、夏が来たとたんにキックした。衣を干している。なぜか? それは洗濯したから。なぜ洗濯したか? それは汚れたから。どうして汚れたのか? 蹴り殺した時の返り血か。

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む (柿本人麿)

足を鋸引きの刑に処す。山鳥の形の斧で切断する方がよいか、左斧で切断する方がよいか決めなさい。なかなか死なない夜に、ひとり渡り鳥だけが眠る。

田子の浦に うちいでて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ (山部赤人)

田+子で男。男の裏であるから女。女を撃ち殺して家の外に逃げ出す。色白だった女は血で染まって赤い女となっている。論理的に一人分の白い女が少なくなったという結論。

奥山に もみぢふみわけ なく鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき (猿丸大夫)

山の奥での犯行。赤子の紅葉のような手を踏みつける。赤子は泣くしかない。その声を聞いたらもう飽きたので、ひと思いに金敷を振り上げて一思いにトドメをさす。

かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける (中納言家持)

品物の容量を誤魔化す詐欺。Water セールス。パシリ二億。(証拠の)指紋が白く浮き上がるところを見て、夜に逮捕しにきた婦警を蹴って逃亡する。。

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも (安倍仲麿)

剖検の結果、被害者の海女の腹には朝食の鮭のふりかけが。とすると犯行は朝食から昼食を取る前の間。それをみるていると、社会のくずが大声でがなっている。うるさい。月夜の晩ばかりと思うなよ。

わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり (喜撰法師)

庵野監督は私のものよ。都会に住む辰巳琢郎はそう言った。鹿と象が住む世界には、蝿の幼虫が湧いていると世間では言われている。

花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに (小野小町)

鼻の色は赤から黒へ変わった。それは蹴りを入れられたから。面白半分のいたずらで蹴るなよ。自分の体にふりかかるいつもの風景だ。気が収まるまで日産シーマでも眺めていよう。

これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも あふさかの関 (蝉丸)

これはこれ、それはそれ。あれはあれ、どれはどれ。話は変わるが、行く人も帰る人も結局離れててしまう。知っている人も知らない人も会うという関所だなあ。なあ、この中で一人くらいいなくなっても誰も気がつかないと思わないか。なあ。

わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人には告げよ あまのつり舟 (参議篁)

わかったのか! 原君! おれは山のほうに逃げるけれども、時間稼ぎのために、犯人は釣り舟で逃げたと証言してくれ。

天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ (僧正偏昭)

風が強いので作業できない。この風、しばらく止まってくれないかなあ。女にトドメを刺すからさ。

筑波嶺の 峰よりおつる みなの川 こひぞつもりて 淵となりぬる (陽成院)

峰からおつるさんの遺体がみなの川に流れ着いた。故意にイカサマでツモったら淵に沈められたのだろう。

みちのくの しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに (河原左大臣)

え? 道路から立ち退くの? 不法占拠の屋台が立ち退いた跡には、ダイイングメッセージの血文字「しのぶ」が……。しかし、その血文字は擦れて読みにくい。誰がやったんだ。錯乱状態になり昼飯はソウメンを食べた。僕なら泣いた。青春系鬼畜ミステリー。

君がため 春の野にいでて 若葉つむ わが衣手に 雪はふりつつ (光孝天皇)

君をセメントで固めて東京湾の藻屑にするのは心苦しかったが仕方がない。気晴らしに野原に行って若葉マークのチンピラの指を詰める。春の野原にチンピラのいでででででという声が響く。袖が血で汚れたが、雪で濡れたからといって洗濯すればいいか。

立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば いま帰り来む (中納言行平)

こっちの準備はなんというかもう臨戦体制なのに、急に帰るなよ。へえ、そう、出身は因幡の山峰地方かあ、いいところだね。ところで君いくつ? まっ年齢を聞いたら急に帰りやがった。

ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは (在原業平朝臣)

千早がギャグをふったのに、相方の神代がそれをスルー。女性漫才師のつもりつもった気持ちのすれ違いは、こんなささいなことから爆発し、殺人事件に発展した。竜田川に放り込まれた死体は、自殺に偽装しようとした形跡があったが、そのからくりはすぐに見破られた。犯人の痛恨のミス! 手足を縄で縛るとは! これでは自殺には見えないぞ。

すみの江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ (藤原敏行朝臣)

全てが終って全てが済んでしまった後。海岸には波が打ち寄せられ、さえちゃんの死体も打ち上げられた。夢をみているような気持ちの佳代ちゃんは意地になって、人の目を眩まそうとしている。

難波潟 みじかき芦の ふしのまも あはでこの世を すぐしてよとや (伊勢)

何か買った? そう言い人は、短足で目は節穴。ソープランドのこのようなプレイでと、プレイ開始を催促している。

わびぬれば いまはたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思ふ (元良親王)

わさびを塗ってしまえば、芋もハタハタも味に差はないと、料理長のランバラルは言う。そんなことを言われたが、魚の身はすりつぶしてツクシと白和えにしてみようと思う。

いま来むと いひしばかりに 長月の ありあけの月を 待ちいでつるかな (素性法師)

「今、ドメインは.comじゃないとね」と言い捨て、おじいさんは柴刈りに。月が出るのを待って恩返しのために出てくる鶴。

吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ (文屋康秀)

息を吹きかけてひるんだ所に肘打ち! 秋の草木に死を塗れば 肘打ちの衝撃にむべと声が漏れる。掲示板に山風と書き込んだだけでアラシと認定するとは許さん。虎皮のビキニを着て角が生えた宇宙人との決闘は続く。

月みれば ちぢに物こそ かなしけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど (大江千里)

対戦相手の突きはスピードが遅くなっていた。デスクワークばかりでここまで衰えたか。知事よ。部署の統廃合はよいけれど、課を全部廃止というのは無茶だろう。どうしても廃止したければ、今度はキックを見せてみよ。そして私の屍を乗り越えてゆけ。けれど、私のお腹にはあなたの赤ちゃんが……。

このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに (菅家)

この足袋はぬさ(=寝ようか?)という時も履いたままで取り上げられなかった。そういう趣味か横綱手向山。うっ血したぢの患部をマッサージしていると、神の如く拝められているマニアとマニアが……。

名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで 来るよしもがな (三条右大臣)

「なに!? 塩でもむと脂肪燃焼効果と脱水効果で体の幅が?」 「さあね。カツラであることを人に知られたくなければ逢坂山まで来い。」「来るよ。但し、俺ではなくてヨシモが、な」「なに!? あの伝説のロボット ヨシモが来るだって!?」

小倉山 峰のもみぢば 心あらば いまひとたびの 行幸待たなむ (貞信公)

小倉山の峰のもみぢば植物なので心がない。したがって行幸を待たない。

みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ (中納言兼輔)

美香の腹からは血が湧き水のように流れ出す、泉美樹さんの側に。泉美樹と手が過去に虎皮のビキニを着て角が生えた宇宙人に叱責された。

山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば (源宗于朝臣)

山里の冬はさびしくて仕方がないので、まさかりで殴るつけたり蹴ったりする。人目もないので安心だ。カレーのルーだと思った。

心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 (凡河内躬恒)

心を当てる心理ゲーム第二弾です。大きなラバと、大きな虎皮のビキニを着て角が生えた宇宙人が初めて下ネタを言いました。沖雅也がマドモワゼルの格好をしています。さてこの風景には何の花が似合うでしょうか? 菊? 正解。

ありあけの つれなく見えし 別れより あかつきばかり うきものはなし (壬生忠岑)

有明海を航行するフェリーの上で、連れが船から落ちて急にいなくなったように見えた。別れたりよりを戻したりしていたなあ。赤い月が照らすばかりで、何一つ海面に浮いてくる様子もない。

朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に ふれるしら雪 (坂上是則)

朝釣れたボラには毛が生えていた。アリアを歌う歌手にも毛。月にも毛。見るとそこには毛。吉野の里一面に毛。気がふれたのかしら。雪にも毛。

山川に 風のかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり (春道列樹)

NHKアナウンサー山川静男風の男に罠をかける。死が絡んでくる。その死体は海流で流されて、もう二度と会う事ができない。鬱血した痔をマッサージしていたら蹴られた。

これで約三分の一。先は長いよ。

060717

面白い話が思いつかないので放置していたら、あっという間に1ヶ月の空白。待っていても面白い話は降っくる様子もない。何故だ。

バリウムを飲んだら腰がつったことくらいか。


[Before]  [Top]  [Next]

半茶_日記_07_08月