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半茶_日記_3月_4月

050430

疑問
「口笛は何故 遠くまで聞こえるの?」
「それは、聴覚上の感受性が高い周波数だからさ。かえって低い音の方が減衰せずに遠くまで届くのだ。」
「あの雲は何故私を待っているの?」
「それは、遠くにあるから自分が移動しても視角の変化が小さいからさ。」
「教えてお爺さん。」
「教えて、教えてばかりでお礼も言わない 教えてクン はネットでは嫌われるぞ。」
「教えてアルムの森の木よ。」
「早く答えを知りたいからと言って、マルチポストはルール違反です。」
「お爺さんの口はどうしてそんなに大きいの?」
「それはお前を食べてしまうからさ。」

050429

一杯のかけそば 昨日、珈琲屋さんで仕事の打ち合わせ。アイスコーヒーを飲み終わって、ふと気がつくとミルクとガムシロップを使っていなかったことに気がつき、何の気なしにカバンに入れて持って帰りました。会社に戻って書類を出そうとカバンを開けてみると、ガムシロップのパッケージが破れてカバンの中が大変なことに。しょうがないので、雑巾で掃除してカバンは洗濯機に放り込みましたが、この書類どうしよう。

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白猫 タフの方舟 可も不可もなく読了。

050428

ドラえもん禁止 また、昔の雑文をアップ。

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タフの方舟 タフの方舟 ジョージ・R・R・マーティン が面白いとの噂を聞いたので読み始める。

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「芳山さんのどこが変なんだい? 五郎ちゃん。」
「どこがどうとは言えないが、なんだか変なんだ。」
「校長室に飾ってある壷を良く見て御覧。」
「はっ! 校長が大事にしていた壷が割れている!」
「そう、彼女は校長が命よりも大事にしていた壷を割ってしまった。そのショックで内に秘めていた彼女自身の超能力が解放され、そしてタイムトラベルしたのだ。」
「それは……」
「これが本当の、陶器を欠ける少女」
「………」
「あ、ラベンダーの香り……」


次回予告
校長の壷が、博打のカタにとられてしまう。どうする芳山!?
次回「鈍器を賭ける少女」お楽しみに。

「あ、ラベンダーの香り……」


次回予告
ハンバーグレストランが、いつのまにか写生されていた!
次回「ドンキーを描ける少女」お楽しみに。

「あ、ラベンダーの香り……」

 

本日の日記は、あらのはんじろうさんに感謝と共に捧ぐ



「あ、ラベンダーの香り……」

050427

まさかの時の宗教裁判/モンティ・パイソン 家内の熱が下がりきらない内に、今度は娘が高熱で寝込む。という訳で、今日もまた昔の雑文をアップ。▼ゴールデンウィーク直前に、何故か私好みの文庫本の出版ラッシュ。でも本を読む気力が無い。▼国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。という文言の解釈としては、例えば「国際紛争を解決する」ため以外の目的だったら認められるのかな。たとえばリクレーションの為とか、気晴らしの為とか、国際紛争を紛糾させる為とか。▼モンティパイソンのアイコンのストックが尽きる。

050426

ニィ!の騎士/モンティ・パイソン 今日は珍しく飲み会で酔っている上に、帰宅してみると家内が熱を出して寝込んでいるのでサイトの更新どころではありません。ということで、昔書いた雑文をアップしてみる。

050425

天罰/モンティ・パイソン 幻想と怪奇 おれの夢の女 仁賀克雄編 ハヤカワ文庫NV
短編の幻想小説は、幻想小説であるため、”不思議な出来事が起きて”しまう。そのため、ある種の”落ちがつく”運命にある小説と言える。特別なことは何も起こらない、ただ無為に時間だけが過ぎていき、ただ老いるだけの我々にとって、それは一つの救いの形でさえある。

天罰その2/モンティ・パイソン あ、いかん、いかん。眠さに負けて、なんか偉そうな物言いをしてしまった。えーと、えーと、ぷっぷっぷ〜、あっそれ、ぽっぽっぽ〜。あ、そうそう、評判がいいライトノベルを恥ずかしさを抑えて買ってくると、なぜか既に娘が読んでいて、大抵の場合「それ、あんまり面白くなかったよ。」と言われます。学校の図書館が、ある種の方向に充実しているのも良し悪しだと思います。

人喰いウサギ/モンティ・パイソン ハードディスクをあさっていたら、昔書いた雑文が出てきたのでアップしてみる。

050424

イッツマン/モンティ・パイソン 今日は世界ピンホール写真デーだそうで。一時期、針穴写真機を二、三台作ったことがあるのだが、なにしろ現像が面倒くさくてねえ(臭いし)。暗室もないのでトイレで現像してたら家族に怒られるし。ポラロイドの針穴写真機は結構よさげで、広角に改造したら結構面白そうなのだけれども、と思いついてから早数年。行動力が無いのにも、ほどが有ると自分でも思います。

神様、犯人をお示しください/モンティ・パイソン 子供を連れて河原まで自転車を走らせる。とりあえず釣をしてみるが、当然のように何も釣れない。小さな木立ちの中に雉がいるのを発見。あいにくキビ団子を持ってきてなかったので連れ帰ることが出来なかった。中州を歩くといろんなものが埋まっているのが見つかる。真っ赤に錆びたハサミ。泥が詰まった空き缶。ビデオデッキ。網。しばらく歩いていると、地面からコンセントが生えているのを見つける。きっと地球の動力源に違いない。差し込むところが見つからなかったので残念ながら放置。メダカをすくって家に持ち帰る。夜寝ていると、どこかでゴトリと音を立てて大きな機械仕掛けが止まる音が響いてくる。コンセント差し込んでおいたほうがよかったかな。

050423

バカ歩き/モンティ・パイソン 土曜日の昼間は、死んだように寝ていることが多い。ひょっとしたら、寝ているように死んでいる可能性もあるが、自分ではよく判らない。

050422

大足/モンティ・パイソン 書くことが無いので、昔作ったモノクロアイコンでお茶を濁す。むぎゅ〜。

うぎゃあ〜。やっと意味がわかったぞ〜。ああ、恥ずかしい。昨日の日記を消したい……。

050421

百番目の男 ジャック・カーリイ 文春文庫
最初の方は描写がへたくそなので、しばらく読まないと、その場面の語り手が誰で何について語っているのかよく判らなくてイライラしました。主人公が誰なのか混乱しながら読み進めるうちにやっとこの文体にもなれましたが、いやあ、なんというか、バカですね、このトリック。今まで読んだ真面目なミステリの中で、二番目にバカ。これ真面目に映画化するの?

050420

ねじの回転 -心霊小説傑作選- ヘンリー・ジェイムズ 創元推理文庫
表題以外の作品は、いわゆる古きよき時代の怪奇談で、微笑ましかったりするのですが、問題は表題作。すべてが放り出されて、始末がつけられていないので、一体何が起こったのか判別しがたい。普通に読めば、頭がおかしくなった女性家庭教師の手記。しかし、なにか恐るべき真相が隠されていると勘ぐらざるを得ない。というふうに読めば100年前の小説も楽しく読めます。

タイトルは省くが、叙述トリックの傑作で、Aと思わせてBだった、というミステリのネタバレを何年たっても忘れることが出来ず、しかたなく読み始める。そうすると、分析的に読むしかないのでたいそうつまらなかった。なるほどこういうふうに伏線をはるのか。そうか、ここで読者は天地がひっくりかえるのか。ふむふむ。

病院から、もうこなくていいよ、と言われる。まだ、なんだか尻に違和感があって全快した気がしないのだが、大丈夫なのだろうか。

050417

 いい歳こいてライトノベル読むのも気恥ずかしいのだが、面白い本と聞けば、読まずに損をするよりは、読んで損をする方がいいと思っているので、つい買ってしまう。しかし、最近のライトノベルにはもれなくイラストがついてくるのは、あれはちょっと勘弁してもらいたいと思う中年男性である。読者の想像力を制限してそれで良しと思う心根に違和感が有る。巻頭グラビアをスルーして読み始めると、現実に正面から向き合わない態度をクールと思っている主人公が、友人の部屋で天使と悪魔と幽霊と死神に出会うところらへんで強烈な睡魔に襲われて寝てしまう。
 朝、目が覚めるといつものように本が行方不明になっているので、別の本を読み始める。19世紀に書かれた本は、最近の本と違って親切心に溢れていないのと、登場人物の行動原理が我々とずれているので、注意を払いながら読み進める。幽霊の二度目の出現のあたりで睡魔に襲われる。
 目が覚めるといつものように本が行方不明になっているので、別の本を読み始める。今はなきパソコン雑誌BUG NEWSで出会ったコラムニストの本を久々に本屋で発見した。この人のエッセイは年代が進めば進むほど重苦しくなってきている。気軽に読めないのはエッセイとして致命的ではないのか。なんとなく気が重いので内田樹の解説を先に読み始める。解説を読み終わった頃、睡魔に襲われて寝てしまう。
 目が覚めるといつものように本が行方不明になっているので、別の本を読み始める。叙述ミステリの傑作ということで有名な作品を読み始める。叙述ミステリということを知っていながら読むのは不都合極まりないが、忘れようとしても思い出せない。ミステリを読むときは、なるべく謎のことを考えないで、謎の解決のところで一本背負いを受ける感覚を楽しむか、注意深く記述の不自然なところを拾い集めて謎を解こうとしながら読むか二つに一つである。どちらの読み方が読者として幸福なのだろうかと悩んでいるうちに睡魔に襲われて寝てしまう。
 という訳で、まだ目が覚めない。

050416

昨日の日記は前段落の終わりに、「両方とも手を離さずに最後まで引っ張れば、各々の手には半茶の半身がそれぞれ得られるであろう。」と追加していれば、後ろの段落のフリということが明確になったのだろうが、惜しいことをした。しかし、そうすると大岡越前の逸話ということが不明瞭になるので、これはこれで良かったような気がする。

050415

診察が終わって会社に連絡すると、工場にいる部長から、私では手におえないから工場に向かってくれと連絡が入る。本社にその旨連絡入れると、本社にいる課長から、私では手におえないから本社に来てくれと言われる。働かない上司を複数抱えて、実働部隊が私一人なのでこういうことになるのだが、さてどちらに向かったものか。部長と課長で半茶を両方から引っ張って、痛がる半茶の声を聞いて手を離した上司こそが、まことの上司。

半身 サラ・ウォーターズ 
1874年。監獄を慰問に訪れた貴婦人は、不思議な女囚を見かける。霊媒であるというその女囚に、貴婦人は惹かれてゆく。てな具合に耽美小説として読むと傑作、ミステリとして読むと物足りない。微妙だなあ。

050414

朝、病院で診てもらうと始業時間に間に合わないので、半日の有給休暇をとらなければいけなくなる。あせって会社に行くのも馬鹿らしいので一旦家に帰って、早めの昼食をとってから、すいた電車で会社へ。無駄に自意識が過剰な中年男性なので、満員電車のなかでは本を読めないという業病に罹患しているのだが、ゆっくり座れるこの時間帯なら読書が出来る。おかげで積んである本が減って嬉しい。今日はサラ・ウォーターズの半身にとりかかる。でもやっぱり読む速さよりも買う速さの方が早いので、我が家の本のエントロピーは増大する一方である。最近は、子供がどこからか本を召還する魔法を覚えたらしく、さらにエントロピーの増大に加速がかかっているようだ。

050413

幻想と怪奇 宇宙怪獣現る/仁賀克雄・編 短編の幻想小説ってキュートだわぁ。ということで特に紹介もしないので、好きな人だけ読んでください。

050412

あいかわらず単なる消毒が痛い。

魔法 クリストファー・プリースト/訳:古沢嘉通
事故のため記憶喪失となった映画カメラマンが、知り合いだと名乗る女性と、記憶を辿る旅に出る。という恋愛小説のつもりで読み始めると効果的です。ただし、クリストファー・プリーストですから(以下、ほのかなネタバレ)世界をちゃぶ台のようにひっくり返すのですが、というのがもうネタバレで困る。というのも未読の読者の興をそいでしまうのが困る。ある種の人にとっては壁に投げつける本(いわゆる壁本)。奇術師のラストのように、読者の方がもうどうしたらよいのか持て余してしまうラストではないが、幕の引き方が淡々としていてかつセンチメンタリズムに満ちていていい。でも、個人的にはこの半分の厚さで良かったのではないかと思う。

050411

3年前と同じように破裂。ずいぶん楽になる。

リリー&ナンシーの小さなスナック ナンシー関/リリー・フランキー
あ、俺、リリー・フランキーと同じ歳だ。ただそれだけなんだけど。

050410

立っても座っても寝ていても痛いので、多少はましな寝転んだ格好で読書。

怪しい来客簿 色川武大 なぜか本棚に二冊ある。見つけるたびに買うせいだろうか。昔読んだときと内容がまるっきり変わっているような気がする。尻が痛いせいであろうか。

錢金について 車谷長吉 直木賞作家のエッセイ集。この人の根性の曲がり方は並大抵ではないな。尻が痛い。

逆転世界 クリストファー・プリースト 何処とは知れぬ大地で、レールの上を延々と進行し続ける都市。マイルとかフィートで記述されているので、都市の大きさがピンとこない。尻が痛いので換算する気力が無い。読み終わってもタイトルの意味わからず。きっと尻が痛いせいだ。都市から離れてレールを南北に移動すると不可思議な現象が発生するのだが、謎が解かれても理解できなかった。この世界のあり方を見せることと、この世界の見え方をひっくり返すという二つの点が作者の眼目のせいであろうか、この二点がうまく主人公の上で結実していない、というかわざとしていないところが作者の第3の眼目であろう。なにはともあれ尻が痛い。

050409

尻がひどく痛いので病院へ。まだ切り頃ではないので、一週間後にまた来てくれと言われる。気休めに抗生物質を処方されるが、効くのだろうか。立っても座っても寝ていても痛いのだが、一週間耐えられるのだろうか。すごく不安。

050408

尻がひどく痛い

050407

尻が痛い

050406

尻が痛い

050405

尻が痛い

050404

尻が痛い

050403

私はテクノが好きだが、ヒップホップとかラップはどうもいけない。どちらも電子音を中心としたダンスミュージックだから興味が無い人には、どちらもたいした違いがないように思われるかも。しかし、これはもう全く違うもので、簡単に言うとテクノは白人の音楽で、ヒップホップは黒人の音楽。もっとわかりやすく言うと、テクノが追求するのは”僕、格好悪くてもいいんだ”で、ヒップホップが追求するのは”なんて格好いい俺”。ということで私が唯一ちゃんと聞けるラッパーがスチャダラパーなのであるが、 J-WAVEの春のキャンペーンソング"Are You UNIQUE?" は電気グルーヴとスチャダラパーのコラボレーションで期待が持てる。と思ったのですが、聴いてみたところどうもスチャダラパーの魅力が十分に発揮されていないように思える。というかラップしてないじゃん。

仮面(ペルソナ) 山田正紀 幻冬社文庫
経営難に陥ったクラブのお別れ仮装パーティーに集った男女七人。社会的な地位もある彼らを、悪夢のような惨劇が次々と襲う。犯人の狙いは何なのか。名探偵・風水火那子の推理が冴えまくる!(こんな話だったか?)
 第一章で登場人物の紹介。第二章で私が犯人だという告白。第三章で密室トリックの解明。普通のミステリだと、これでお話が終るのだが、さすが山田正紀、ここまできて、いったい何が起こったのかまったくわからないという趣向。タイトルにあるように、人は皆ペルソナをかぶっているというのがテーマの一つ。「誰が犯人であっても構わない」というか、どうでもいいという作者の捻れたミステリへの愛がもう一つのテーマ。
 この犯罪が、見立て殺人ということに最後まで気が付きませんでしたが、読了後冒頭を読み返してやられたと思いました。ちゃんとヒントが書いてあるではないか。ミステリを解体しようとする意気はいいが、探偵の風水火那子がそれを背負うのは、ちと荷が重すぎやしないか。

050402

GOTH 乙一 
積んであったのを読む。森野が拾ってきた手帳は、連続殺人鬼の日記だった。僕らは、まだ発見されていない被害者の死体を見に行くことにした。猟奇的な事件に心惹かれるが、実際に巻き込まれても気がつかない森野を何故か助けることになる主人公。という風に書くと何か別の話みたいだな。乙一の作風については、豪快なホームランを期待している観客をよそに、驚異的な打率で内野安打を打ち続けるイチローが思い浮かびました。

050331

脅迫状ネタはエイプリルフール用にとっておけばよかった、と思う今日この頃。

050330

050329

マウスが勝手にダブルクリックする件は、マイクロスイッチにKURE 5-56を極少量つけたところほとんど出現しなくなったことから、マイクロスイッチの故障と断定。マイクロスイッチを新品のパーツと交換して全快。まあ、新しいマウスを買い直した方がいいような気もしますが。

050328

今日は私の昇格祝いと退職する人のお別れ会を兼ねた飲み会の予定だったのですが、同期の女の子の通夜のため中止。新婚さんだったのになあ。旦那にはかける言葉もなく雨の中、焼香。

050327

死ぬかと思ったH 田中圭一 あの人気サイトの企画をあの田中圭一が漫画化。田中圭一氏の再登場時の、何故手塚治虫の完全コピーでエロ漫画を!?という衝撃は既に無いが、内容の切羽詰った感じと合わさって一種微妙な世界が繰り広げられているのが面白い。

部屋を片付けたらミステリ・オペラが行方不明に。なんであんな分厚い本のありかがわからなくなるか、そこのところがよくわからない。代わりにといってはなんですが、幻想と怪奇 宇宙怪獣現る/仁賀克雄・編を読み始める。

050326

とりあえず以下のものを確保。

はらいそ:細野晴臣 / フィルハーモニー:細野晴臣 / COCHIN MOON(コチンの月):細野晴臣 改めて聴いてみると、やっぱり細野さんの音はいいなあ。

B-2 Unit:坂本龍一 / ディスアポイントメント・ハテルマ:坂本龍一+土取利行 YMO時代のソロアルバムは、みんなキュートで微笑ましい。後者のアルバムはキュートではないが微笑ましい。

音楽殺人:高橋幸宏 高橋氏はどうも、テクノなんてどうでもいいと思っている節がある。

ララバイ/チャック・パラニューク 早川書房:SF…じゃないよなあ。ダークファンタジー。乳幼児突然死を取材していた主人公は、突然死した家には必ず同じ本があることに気がつき…。テーマが一言で言えるというのが旧作との違いかな。「いかにして私は躊躇うことを止め、人を殺すようになったか。」読後に何故か物足りない感じがして、しばらく考えていたのだが、主人公が死なないからということに気がついて、ちょっと鬱になる。

ロシアンルーレット/山田正紀:これは…ホラーかなぁ。このバスはもうすぐ崖から落ちて、乗客は皆死んでしまう。もしいい人であれば、その人だけ生き残る…。そして乗客一人一人の事情が描かれていく。そしてバスは転落し…。サイコトパスと同じテーマかと思ったら、どうやら違うらしい。。これだけ不可思議な現象が起これば、主人公は死んでいる(またはその類の状態)かと思ったら生きているし。その点では説得力に欠けていると言わざるを得ないのが残念。しかし、実は死んでましたというのも陳腐にすぎるし、なかなか難しいところだなあ。

050325

 チャンピオンシップロードランナー50面目。やっとクリア。だれも読む気がしないと思うが、記念に解法を記載。

CLR50

  1. はしごの上に移動し、左のブロックを破壊して番兵を解放する。
  2. 右のはしごまで走り、左に穴を掘り番兵をトラップ。左のはしごに引き返してはしごの上に登る
  3. 番兵が右に走り去り、穴に落ちるのを確認してから、足元を掘り下のアパート部分に移動
  4. 左上角を掘る。時間をとってその下の二つのブロックを掘る。
  5. 復活した左上角のブロックの上を通り、アパートの真ん中の柱を掘っていく。
  6. アパート3階の金塊を二つ取ったらアパートの左に出て、2階の左真ん中の壁の二つのブロックを破壊。
  7. 天井まで走りまだ空いている穴から落ち、真ん中の柱を掘っていく。
  8. 二階の二つの金塊を取ったら左側の壁から脱出。
  9. 一階の左側の壁のブロックを二つ削り、左部屋の金塊、はしごの下の金塊を取る。
  10. アパートに地下を通って右側のはしごを上り、アパート右側一階の壁を破壊し金塊をとりはしごに戻る。
  11. はしごを上り、最初にトラップした番兵の右側のブロックを破壊。番兵は下の方でまたトラップされる。
  12. はしごを下り、はしご右側のブロックを破壊し金塊をとって、左側から番兵の左側のブロック1)を破壊。
  13. 番兵が落下しはじめるのでそれに続いて落ち、番兵の頭の上に乗って、右側のブロック2)を一つ破壊。
  14. はしごを上り、1)のブロックが復活し、2)のブロックが復活しないうちに番兵の頭を越えて右側に移動する。
  15. はしごを最上段まで上り、ロープで右側に移動。落ちてから床をほり、最上段でトラップされている番兵の方へ向かう。番兵の右側にブロックを破壊し、番兵を解放し、さっき掘っていた穴の続きを掘って右下方面へ移動。
  16. 右下

    1. Aから出発し、1,2,3を掘り取れる金塊を全部取りAに戻る。
    2. 1,2,3、4を掘り、時間をおいて5を掘る。Aに戻り1,2,3,6,7,8の順に掘り金塊をとってAに戻る。
    3. Bから出発し、1,2,3,4を掘り、取れる金塊を全部取りBに戻る。
    4. 1,2,3,4、5を堀り時間をおいて6を掘りBに戻る。
    5. 1,2,3,4、7を掘り8を掘って金塊をとりBに戻る。
  17. 下真ん中でトラップされている番兵の左側のブロックを破壊し下の段でトラップ。これを二回繰り返す。
  18. はしごを上り画面中央でトラップされている番兵の右側のブロックを破壊し解放。すばやくはしごをおりて左側のロープを伝って左のはしごを一番下まで移動。番兵ははしご右に落下しトラップされる。
  19. はしごを伝って最上段まで移動。ロープの下の金塊をとり、ブロックを下まで掘り進んで下まで移動。これを二周して金塊をとり最上段へ移動。
  20. ロープの右端に移動。落下してブロックを掘り右側のはしごへ移動。はしごの右側のブロックを3つとも破壊し、トラップされている番兵の頭を超えて金塊をとり一番右のはしごを登る。

050324

くしゃみと目のかゆみで目が覚めると、もう憂鬱の中。目が覚めた途端に、死にたい、と誰かがつぶやき続けているのが聞こえる。どうやら私の胸の中から聞こえてくるようだ。

はらいそ:細野晴臣&イエロー・マジック・バンド / フィルハーモニー:細野晴臣 / サマー・ナーヴス:坂本龍一&カクトウギセッション / B-2 Unit:坂本龍一 / ニウロマンティック:高橋幸宏 / WHAT,ME WORRY?(2in1):高橋幸宏 / ディスアポイントメント・ハテルマ:坂本龍一+土取利行 / HOSONO HOUSE:細野晴臣 / COCHIN MOON(コチンの月):細野晴臣 / サラヴァ!:高橋幸宏 / 音楽殺人:高橋幸宏 上記のCDが3/24発売(というか再発)というので、3月23日からずっとCDショップを巡回しているのだが、1枚も見当たらない。買う気になれないremix集しか見つからない。

可能性として、YMOのメンバーが怒っている(http://www.ymo.org/)ので、SONYの腰が引けたのではないかと邪推してみる。検索してみると、入手した人もいるとの噂も見かけたが、きっと私を落ち込まそうとしている誰かが仕掛けたデマだ。そうに違いない。

チャックパラニューク/ララバイ とか 幻想と怪奇 宇宙怪獣現る/仁賀克雄・編とか ロシアンルーレット/山田正紀とか探しているのだが、これまた見当たらない。

私が欲するものは、すべて誰かが先回りして隠して回っているのではないかとの妄想に駆られる。普通の人にそんなことが可能な訳がないではないか。じゃあ、雲の上のほうの誰かが私を嫌っているんだろうな。

部屋の隅から小さな女の子の声で、死んでしまえばいいのに、という囁きが聞こえる。まあ、そう言うなよ。と返事をする。

050323

 チャンピオンシップロードランナー50面目。酔っているので全くうまくいかない。

-←このサイトすごく面白いんだけど、サイト名は「-」でいいのかなあ?

で、積んであった「ミステリ・オペラ」山田正紀 に取り掛かる。

050322

 チャンピオンシップロードランナー50面目。解法が判明するが指がついてこない。

「神狩り2 リッパー」読了記念に、積んであった「金魚の目が光る」山田正紀 を読む。北原白秋ゆかりの地で白秋の書いた詩の通りに連続殺人が…。どうも、山田正紀の作品の登場人物は、キャラが弱いような気がしてきた。というか、どの作品の登場人物も同じ人格のような気がしてきた。別にそこが悪いとは思わないが、いまいち一般ウケしないのはそこらへんが原因のような気がしてきた。

050321

 チャンピオンシップロードランナー50面目。どうしてもとれない金塊が一つ。

「神狩り2 リッパー」読了記念に、積んであった「サイコトパス」山田正紀を読む。娘をモデルに援交探偵が主人公の推理小説を書いている女子高生作家と、その娘と、援交探偵が似たような違うような事件に巻き込まれて…。これは映像化されていればカルト的な人気を誇る傑作になっていたのだろうが、話のつじつまが合わないと文句を言われるミステリ&SF層に向けて書かれている小説というのが惜しいような気がする。そういう挑戦的なことをする作家だから好きなのだが。

050320

よくわからないのだが、なぜか本サイトのgoogleの検索ランキングが異様に高いような気がする。例えば

1位 そう思っていた時期が 俺にもありました
1位 諸君の愛した梅酒はジンだ
2位 勝手にダブルクリックに
2位 安野モモコ 監督不行届
4位 日本オタク四天王
4位 神狩り2リッパー
7位 失踪日記 吾妻ひでお
13位 チャンピオンシップ ロードランナー(Yahooでは1位)

一日のアクセス数100程度のこのサイトで、こんなに高いのは不可思議。ここらへんのカラクリはよくわからないのだが、意味なくindex.htmlに書いているせいか。それとも一時期blogのランキングがむやみに高かったを補正しすぎて、古いタイプのサイトのランキングが上がっているせいなのか。

050319

 チャンピオンシップロードランナー50面目。未だに解法の糸口つかめず。

「神狩り2 リッパー」感想の補足。
1)なにしろ「神狩り」が入手困難なのが困る。ハヤカワ文庫でも角川文庫でもハルキ文庫でもいいから復刊・増刷してくれ。
2)「神狩り」時代のキャッチフレーズ「想像できないものを想像する」のストイックさに欠ける。読者サービスなのか、作者の進化なのか、堕落なのか。
3)本書の最後の格好良さは、読者サービスなのか(略)
4)最後、端折りすぎなのは(略)
5)爺さんコンビに萌え。
6)前作が 現実+「虚構の要素=古代文字」→SF だったのに対し、本作は「虚構=天使の襲撃」+「現実=刑事、連続殺人、……」→SF と、小説が重心を置くスタンスが逆。これは読者サービス(略)
7)以上は、現実を背負う宿命にある小説=ミステリを書いてきた影響なのかも。
8)神が人間界に関与する動機がよくわからない。わからないから神なのかもしれないが。途中で中途半端に神の正体が述べられているので、ますますわからなくなった。
9)やっぱり爺さん達が可愛い。

050318

 チャンピオンシップロードランナー50面目。最終面のせいか、非常に難易度が高い。解法を模索中。

「神狩り2 リッパー」山田正紀
 なにしろ「神狩り」を読んで山田正紀のファンになったのが、えーと28年前ですか。「十三個の関係代名詞」ということくらいしか憶えていない。
 天使が実際に天から降臨して旅客機が墜落する冒頭から始まって、首都高速のハデハデな銃撃戦。1933年ドイツ、1980年光州事件、200×年日本と目まぐるしく繰り出される事件がどのように収束するのかハラハラしながら読みました。脳は、人間から”ある真実”を隠蔽するための器官というぶっとんだアイディアを、三十年の作家生活で磨いたテクニックで展開して展開して、これで本当に収束するのかと思いきや、さすがSFというかなんというか。山田正紀の長編は、最後絶望の中の一縷のか細い希望で終わることが多いのですが、本書の最後の格好良さは最高。

050317

朝は新聞を読む暇がないので、夕飯時に読むのが習慣となっている。いつものように夜、朝刊を読んでいると「神狩り2 リッパー / 山田正紀」の新聞広告を発見。そのまま本屋に走る。

「富豪刑事」最終回。原作者筒井康隆扮する右翼の大物瀬崎が、九回のネタフリにもかかわらず、コケにされてて面白かった。

050314

「諸君の愛した梅酒はジンだ! 何故だ!」

「チョーヤだからさ。」

チャンピオンシップロードランナー49面目。画面左右で同じように見えるが、仕掛けが微妙に異なるので注意。放っておくと番兵が左側に終結するので、最初に左側をとっておくと後が楽。

050313

チャンピオンシップロードランナー45面目。二重時間差掘りと、時間差掘りの途中で掘りなおしと。46面目。トラップに番兵二人積み上げて横をすり抜け落ちる。47面目。右から順番に片付ければ特に問題はない。48面目。番兵をすべてトラップに落としてから順に落とす。

監督不行届 安野モモコ 日本オタク四天王の一人と言われている庵野監督との結婚生活を描く。オタクを諦めた私が読むと、ひどく恥ずかしい。オタクの特徴:「驚くとわざとドモル」というのは、ああ、そういえばそうだ、と思いました。

吾妻ひでおの新連載を目当てに、雑誌「新現実」を買ってみる。やっぱり線が死んでいるよなあ。

050312

チャンピオンシップロードランナー43面目。番兵を積み上げて、番兵に金塊を取らせる。44面目。左は二重時間差。左は金塊を取ってから右側を大きく回りこんで上へ。

050310

深夜まで作業が入る。終電の頃、やっと作業の目処がついたので帰り支度をはじめる。セコムが入っているので最終退出者は退出作業が面倒くさい。手順をミスすると警報がなってセコムから警察に通報される。いままでやったことがないのでびくびくしながら退出作業をする。セコムの警報機が”貴方は最後の退出者です。”と繰り返し警告する。疲れのせいか、さっきから視界の端でちらちらと動く人影が見えるのは、あれはなんだろうか。フロアのロックと建物のロックを終えて、終電に間に合うように急ぎ足で横断歩道を渡る。振り返ると私のフロアの照明がひとつ消し忘れていたのを発見する。警報が鳴ってセコムに通報されるのでないかと恐れながら、また自分のフロアまで戻る。照明を消してエレベーターに乗ると扉が閉まる瞬間に、また人影が見えた。

というわけで、今週の富豪刑事を見逃してしまいました。おのぉれ〜 またしても喜久右衛門めぇ〜

050308

「失踪日記」 吾妻ひでお
ながいことサイトをやっていて、書けることは全部書いたみたいだし、新しいこともそうそう思いつかないし、もう書くこともないや。…そう思っていた時期が、俺にもありました。
 吾妻ひでおの「失踪日記」を読んで湧き起こった苦いような、でも甘いような、ある種の諦念に似た、でもそれとは違う、なんというか説明のつかない感情を伝えようと、何かに例えようと、せめて説明しようとしてみたのですが、どうも上手くいきません。この個人的な感情を伝えることは、私にしかできないことですから。まだ、書くことが残っている。そう思いました。

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チャンピオンシップロードランナー41面目。金塊を取ってから番兵の頭を3回踏む。42面目。時間差堀りで行こう。

マウスをクリックすると勝手にダブルクリックになって困っていた。OSのトラブルかと思っていたのだが、挙動をよく観察すると、マウスのボタンを押して”離す時”にダブルクリックになるようである。ひょっとしてマイクロスイッチの接触不良かと思い、556を少量スプレーしてみると症状が出なくなったので良しとする。

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チャンピオンシップロードランナー38面目。番兵の横をトラップを落ちてすり抜ける。39面目。まず番兵を閉じ込めて頭を踏む。40面目。左の金塊は取れないので、番兵に取らせて埋める。

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雪は降る〜 荒縄来ない

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制酸剤の大量投与で胃は楽になる。しかし、強烈な肩こりが発生する。背中と肩が痛くて泣きそうになる。痛みのあまり手と首がしびれ始める。僕、辛くて泣き出しそう。制酸剤の副作用であろうか。薬剤師に相談してみようか。こういう時に困るのは、一番身近な薬剤師が自分自身であるということである。

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まだ胃が痛いので大田胃酸を二時間おきに飲んでみる。ずいぶん楽になる。いい薬です。

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仕事の方は、作業が立て込んで二進(にっち)も三進(さっち)もいかない。ので四進法が採用されることに。とにかく胃が痛い。どうやらこの春から管理職になるらしいのだが、人員には変更が無いらしい。部下がいなくて管理職というのは、ただのイジメとか晒し者とかの類としか思えない。胃が痛い。残業がつかなくなるので手取りは減る。会社にいじめられても組合は守ってくれない。胃が痛い。


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半茶_日記_3月_4月