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半茶_の半紙半鐘日記_03_6-7月

030731

ツールドフランス100周年を記念して黒田硫黄の茄子はアニメ化されるは、クラフトワークが十数年ぶりのアルバム(ツールドフランス公式アルバム)を出すは、ツールドフランスさまさま。クラフトワークのアルバムは未発売なのだが、なぜかBBCのサイトで全曲試聴が可能。試聴用だからわざとらしいノイズがのっているのが微笑ましい。で、ごにょごにょでごにょごにょCDにごにょごにょ焼ごにょごにょ通勤時に聴いているのですが、あ、もちろん発売になったら買いますよ、Vitaminという曲が非常に(LDK時代の)細野晴臣っぽいのが不思議。

030729

金魚がうじゃうじゃと孵化する。今回孵化した稚魚は異様に元気。特に神経質に世話しなくても大丈夫かも。

空に浮かぶ子供 ジョナサン・キャロル 訳:浅羽莢子 「月の骨」から始まるダークファンタジーのシリーズ三作目。暗い想像力が徐々に開放される前作までと異なり、最初からアクセル全開。読者に飽きられるのを(もしくは作者自身が飽きるのを)避けるため、構成を変化させているのであろう。そのせいかどうもラストに説得力が感じられませんでした。というかどういう話だったのかよく理解できませんでした。続いて長編二作目となる「我らが影の声」。これまたよくわかりませんでした。
 「死者の書」や「月の骨」では、超自然的な現象を読者に納得させるために、長長々と日常描写を丹念に描き、ちらちらと「妙なこと」を見せて読者を納得させる準備が出来ていたように思われるのですが、今回読んだ二作は読者を信用しているのか(私にとっては)あまりにもダイレクトで納得できませんでした。これは私が本々SF者だったからかもしれません。

030727

(上左:三人の黒づくめの男が現れる。)
(上中央:慌てて走り出して井戸に落ちる。)
(上右:俺が落ちた井戸を覗き込む俺。)
(中左;慌てて横断歩道を走って逃げ出す。)
(中中央:自分の影の中に落ちていく黒づくめの男達。)
(下左:井戸を落ちていく俺)
(下左:影だけが残る。)
(下中央:なおも井戸を落ちていく俺。)
(下右:一人足りない。)

030726

金魚がまた産卵する。

030725

金魚の稚魚がとうとう一匹となる。

030724

金魚の稚魚がどんどんと死んでいく。

030723

金魚の稚魚がどんどんと死んでいく。

030722

金魚の稚魚がどんどんと死んでいく。

030721

面白いMIDIプレイヤー GXSCCを発見したので使ってみる。昔のコンピュータゲーム風の音色なのだが、ちゃんとGM配列。手持ちのMIDIファイルを片っ端から放り込んでみる。何を演奏させてもチープになってしまうところがいいわ。

030720

「このメニューにある、ハム野菜サンドは?」
「ハムと野菜のサンドイッチでございます。」
「このメニューにある、野菜ハムサンドは?」
「野菜とハムでパンを挟んでおります。」
「このメニューにある、サンドハム野菜は?」
「ハムと野菜を三度でございます。」
「このメニューにある、ハムサンド野菜は?」
「ハムと砂と野菜でございます。」
「このメニューに縦書きで書いてある、ハム野菜サンドは?」
「私的でなく公的な野菜サンドイッチでございます。」
「このメニューにある、ハム野菜酸素は?」
「ハムと野菜とエアーポンプでございます。」
「このメニューにある、野菜ハンサムドは?」
「シェフが好男子でございます。」
「このメニューにある、野菜ハム三蔵は?」
「破戒坊主の西遊記でございます。」
「このメニューにある、野菜ハム参照は?」
「ハイパアリンクの”A HREF”要素でございます。」
「では、この、ハム野菜サンドをいただこうかな。」
「申し訳ございません。あいにく、ただいまハムと野菜とパンと砂と公的とエアーポンプとシェフと孫悟空とインターネットを切らしておりまして。」

金魚の孵化が始まる。透明な極小メダカのような稚魚がわさわさと。孵化が早すぎるような気がするがどうしようもない。

030719

 正仮名づかひ正字について考へてみたのだけれど、極言すれば書き言葉の表記方法として日本語に内在するイデアを尊重するという立場なのではなゐか。いはゆるプラトン的である。この方針を敷衍し自らの行動を全て律するならば、純粋なイデアたる愛の概念に劣ることから肉体を伴う男女の愛は却下され、プラトンに倣ひ少年と肛門性交せざるを得ない。翻って、現代仮名遣ひについて考へると、これは現状の発音を忠実に表記できることを主に重視してゐることから、現実主義の立場と云へる。この方針を敷衍し自らの行動を全て律するならば、小学生の組織的売春が渋谷で行われてゐる現実に従ひ、幼女と性交せざるを得ない。いずれの立場をとろうにも、まさしく前門に虎、後門に狼の状況。と云ふか前門にトラウマ、肛門におかみ。歌丸です。

金魚の卵が大量に死んでいて水カビが生えてきた。どうしたらいいんだ。おろおろ。

030718

金魚が大量に産卵。

030716

先日、無認可の香料を使用していたということで回収された「凹」が再発されたので飲んでみる。全然違う味になっている…。アメリカでは使用されている香料なんだから早く認可してくれ。

030704の日記において、「というあたりでお茶を濁しておく。いや濁してしまっては完璧な紅茶とは言えないではないか。」を任意の箇所に挿入しておくことを推奨。

030710

野球には興味がないので上の空で聞いていると、野球について語る人は、実はしばしば野球ではなく別なことについて語っていることが多いことに気がつく。ロスの「素晴らしきアメリカ野球」や、源一郎の「優雅で感傷的な日本野球」は野球を描くために、野球のことを一切書かないという手法をとっているが、そういうことの裏返しなのだろうか。ドーナツの中心の空虚を描くために、空虚で出来たドーナツを描いて、穴の存在を想起させる。などと考えていると、真剣に聞いていないことが伝達されて話題が変わったりする。と、ここで話題が変わり、ここ一ヶ月残業して進めてきた仕事が、ある人の一言で海の藻屑の泡となり岩に砕けて波の花となりぬる。とりあえずふてくされる。くされたついでに久しぶりにCD屋さんに行ってみる。CD屋は、あいかわらず若者向けの死者の曲で溢れかえっている。クラフトワーク「ツールドフランス2003」CDにもMDにもコピーできません。と書いてあったのだが、神様が新譜を出したのだから買わずにいられようか。ゲコゲコ。いやそれは蛙でいられようか、ではないでしょうか。1999年のツールドフランスのジャケットとほとんど変わりません。自転車に乗った4人です。靴だけ変わっております。リッピングしてみたらできたので、通勤用にCD-Rに焼きました。ツールドフランス→Expo2000→ツールドフランス2003と続けて聞いてみるとどんどんリズム隊が後ろに後ろにあとずさり。ツールドフランス2003に勝手に808を重ねたMixを見つけて聴いてみましたが、Underworldかと思いました。クラフトワークといい、アンダーワールドといい、どうしてスキンヘッドにしますか。そんなにスキンヘッドがスキンなら、もう君のスキンにしなさい。さて、AFXの「smojphace」ですが、読めません。読ませません。ませません。お嫁さんに頂戴ませません。ダンスミュージックにはインが良く似合う。ヒップホップには少年院、テクノには脳病院。脳病院へまいりませう。ラップをリミックスしておりますが、ラッパーを小馬鹿にしているとしか思えない馬鹿ミックス。ラップVS.キチガイリズム。しまいにはラップVS.ホワイトノイズの様相を呈しております。ザッザー。エントロピー増大の物理法則に従いザッザーッザザーホワイトノイズが勝つのでザザザーすがザーーーーーーーーーーーー

030704

CNNによると英王立化学会は「完璧な紅茶」の入れ方を教示したとのこと。こういう二次情報は当てにならないので元情報にあたるのがニュースサイト運営者としての義務である。しかし、義務を果たさなかったからといって劣等感に打ちひしがれるのは早計というものである。義務劣等には早すぎる。調べてみると英王立化学会のサイトの中にあった。残念ながら私は英語が不得意なので解読は個々の読者にまかせることとする。いささか無責任なような気もするのであるが、残念ながら私は英語のみならず日本語についても不得意であるので、如何ともし難い。慙愧の念に耐えぬところである。日本語が不得意であるのにどうやってこの文章を書いているのか不審に思われる方もいらっしゃるかとは思われるが、実をいうとパソコンを多数準備し、多数の猿にランダムにキーボードを叩くように訓練している。当然ほとんどが無意味なsぢぐいおwr@あかんvろgなどという文字列ばかりなのであるが、十分に長い期間叩かせると、たまに日本語の意味が通るテキストが発生する。これを採取してこのサイトに挙げているというわけである。名づけてシェイクスピアと猿方式。バナナ食べたいなあ。と、時々知能を持った猿が現れて猿自身のテキストを書き出すこともある。このような猿は何故か自由の女神像を見ると興奮する。
さて、前置きはこれくらいにして、元テキストには当たらず、自らの英知で「完璧な紅茶」の入れ方を考えてみよう。
日本茶とウーロン茶と紅茶は植物としては同じ種である(そうである)。摘んだ葉の発酵の程度で変わるらしい。薄幸の程度で変わるのは少女小説の主人公だと思っていたが、そうでもないらしい。さて、完璧な紅茶を入れるためにはやはり本場の茶葉を入手する必要があろう。イギリスにならい、本場中国の茶を入手することが望ましい。この場合、代金はアヘンで支払うこと。輸入した葉は一度ボストン港へ沈めることが慣例となっているらしい。茶葉を入手するのも一苦労である。
さて、茶葉を入手したところで、いきなり紅茶を入れてしまうようでは完璧とは言えない。紅茶を飲むためにはそれなりの環境を整えなければならない。もともとお茶会は英国王室から始まった習慣である。やはり王室を作ることから始めなければいけない。岩に刺さって抜けない刀を探しなさい。そして抜きなさい。ここで間違ってはいけないのは、抜いた刀で首が8本の蛇を殺してはいけない。別の王朝が始まってしまいます。さて、王朝を立てた後にイギリス流の階級社会を確立しなければなりません。差別はいけませんが、区別するようにしましょう。
歴史には疎いので、お茶を飲む環境についてはこれくらいにして、次に具体的なお茶の入れ方です。イギリスの紅茶が美味いのは、実は水が硬水であることによるという説があります。残念ながらイギリスの水を飲んだことがないので本当かどうか知りません。硬水を入手することが望ましい。硬水の入手が難しいといって香水のミューズはいけません。ええ、いけませんとも。硬水はカルシウム塩を多く含みますので燃やすと橙色を発します。リアカー無きK村動力借るとするも酷過ぎる借金であります。水兵リーベ僕の船であります。だろだっでーにーだーだーだろまるであります。紅茶を入れるためのお湯は沸騰させるのが良いと思います。お酒はぬるめの燗が良いと思います。肴はあぶったイカで良いと思います。これ以上書くと著作権料の請求が発生するので止めたほうが良いと思います。さて沸騰したお茶に紅茶の葉を入れます。これ以降を簡単に図解すると以下の様になります。

お湯を沸かして紅茶の葉を入れる。
 ↓
服を脱ぐ。
 ↓
服をたたむ。
 ↓
塩と砂糖を間違える。

間違えずに正しく砂糖を入れたとしても油断してはいけません。ミルクとレモンどちらになさいますか? と聞かれて「両方お願いします。」と言ってはいけません。高名な物理学者と間違われるおそれがあります。このように紅茶を飲むのには様々な困難を克服する必要がありますが、皆さんくじけずにがんばってみてください。私はコーヒー派なのでどうでもいいですが。sjぢ@あ0えrがじrごえいrjcgklkんlfgjgfchlバナナ食べたいなあ。jbんjklkjんbkljvlkjkj

030703

今日、会社の廊下で何か踏んづけたなあと思って見てみたら入れ歯だったので驚きました。

030630

八十八十八夜(やそはちじゅうはちや)

夏も近づく 八十八夜
野にも山にも 若葉が茂る
あれに見えるは
あれぢやないか
あれねだすきに あれの笠

日照りつづきの 今日この あれを
心あれかに あれつつ あれふ
あれよ あれあれ
あれねば ならぬ
あれにや あれなの あれならぬ

あれれあれあれ あれあれ あれれ
あれれ あれあれ あれれれ あれれ
あれれ あれあれ
あれあれ あれれ
あれれ あれあれ あれあれれ

あれれ れれれれ
あれれれ れれれ
あれれ れれれれ
あれれれ れれれ
あれれれれれれれ
あれれれれれれ
あれれあれあれ
あれれれれ

あれれれ
あれれ
あれ
あれれ


あれ?


そう、あれ

030629

大西化学の「無限の悪夢」がすごく怖い。ああ怖い。井戸は怖いね。ここで書かれている井戸は何かの隠喩のようであるが、何の隠喩であるかよくわからないのも怖い。しばらく考えてみたのだがやはり良くわからない。ひょっとしたら井戸の隠喩なのかもしれない。
私が知っている井戸を列挙してみますと、地元の繁華街の入り口にある井戸。手押しポンプでくみ出せる。伯母さんの家の庭にある井戸。普段は木の板で蓋をしているが時々猫が落ちて死ぬ。お寺の井戸。最近まで桶で汲むようになっていた。叔父さんの家の地下に隠されている井戸。普段使用しないので木の板で蓋をしている。
実を言うと以前、穴を掘る怖い話を書いてみたのだが、何度書き直しても小松左京の「骨」になってしまったので没にしました。ああ、こういう手があったのか。

子供の宿題が「インターネットで調べる」というものだったので驚く。そんな二次情報、三次情報を調べることを教えてどうするのだ。一次情報にあたれとまではいかないが、責任もって出された情報にあたることを教えたほうがいいだろうに。と言いつつ、うちにはプリンターというものがないので、子供は検索結果をせっせと手で書き写している。ということでプリンターを買いに行く。パソコン無しでコピーできる複合機というのがあったので(Epson CC-600PX)購入。最近のインクジェットは印刷が速いね。スキャンも早いし。ついでに、安かったのでUSB接続のCD-RWも買ってみる。通勤用のCDを焼いてみる。WinCDRLiteというのがついてきたので使ってみるが、CDまるごとコピーは簡単だが、いろんなCDから好きな曲を集めて編集というのが面倒くさい。バリバリ失敗してポイポイ捨てる。ふと気がつくとノートパソコンにUSB端子が一個しかついてないのでマウスが使えなくなる。しかたなくハブ(¥880)とケーブル(¥290)を追加で購入。なんかしらんが接続するとケーブルが光るというのはいかがなものか。

「炎の眠り」ジョナサン・キャロル 創元推理文庫 「もう何が来ても驚かないぞ状態の読者」を驚かせる手腕はたいしたものである。何を書いてもネタばれだなあ。

「余部さん」ショックの余波で何も書けない状態から回復できません。何故書けなくなったかちゃんと説明しようとすると「何を以ってテキストの価値とみなすか」から始まる大論文になりかねないことに気がつきました。ということで説明は「なし」だ。

030614-22

「Harry Potter and the Order of the Phoenix」が出版されたようです。和訳すると「ハリー・ポッターおよび鳳凰の順番」というネタで展開しようかと思って鳳凰やら麒麟やら調べてみましたが没。

「月の骨」(創元推理文庫)ジョナサン・キャロル/浅羽莢子
何を書いてもネタばれというジョナサン・キャロル。ダークファンタジー(ああ、もうネタばれ)の割には黒くない。もっと黒い方がいいよう。「死者の書」の衝撃を求めてはいけないのだろうか。

宮部みゆきの「スナーク狩り」を読んでみる。散弾銃をめぐる冒険話としては面白かったです。プロット上の役割を終えると登場しなくなる人物がいるというのが、この手の小説を読むときの共通した不満。あからさまに作者の操り人形というか。「スナーク」を解釈していることに関しては不満。詩は解釈すると死ぬものです。解釈できる詩は詩ではありません。

030614

クラフトワーク
「Tour De France 03」(シングル)7月7日
「Tour De France」(アルバム)7月21日
今世紀中に新譜がでるなんて! (と、前世紀から言っているような気が)。

AphexTwinのシングルSmojphaceがそろそろ出るらしい。

030613

徳間文庫の「短篇ベストコレクション 現代の小説2003」に載っている筒井康隆の「余部さん」を読んでショックを受ける。どういうたぐいのショックかというのを説明すると長くなるので割愛。
「ホントの話」呉智英 小学館文庫 いつもの主張。「ガセネッタ&シモネッタ」米原万里 文春文庫 同時通訳に関するいつもの話。なんかショックでちゃんとした感想が書けません。

030612

「スナーク狩り」狩り

スナークはブージャムだったのです。と言われても何が何だかわからなかったので、検索してみました。スナークで検索してみると一番ひっかかるのが「スナーク狩り、宮部みゆき、光文社文庫」試しに買ってみる。宮部みゆきの「スナーク狩り」の由来は、ウィリアム・L・デアンドリアの「スナーク狩り」早川ミステリ文庫(絶版)の作中に引用されているルイス・キャロルのナンセンス詩「スナーク狩り」(真鍋義博訳)かららしい。ルイス・キャロルの詩集を探してみると、ちくま文庫ででているらしいので探してみるが書店で見当たらない。ウエブにないかと思って探してみると、ルイス・キャロルの原詩をプロジェクト・グーテンベルグで発見。読んでもよくわからなかったので、日本語訳が無いかと探す。閉鎖したサイトのgoogleキャッシュから和訳を引っ張ってきて読んでみる。なるほど、そのスナークはブージャムだったのだ。あ、あとミヒャエル・エンデの「スナーク狩り」というのもあるそうです。こんな調子だと世界の書店は「死者の書」と「スナーク狩り」に占領されそうな勢いと言えないことも無い。

030611

先日から死者の書が増える、死者の書が増える、と騒ぐばかりのも能が無いので、死者の書を探してみました。

「死者の書」(創元推理文庫)ジョナサン・キャロル/浅羽莢子、 「三万年の死の教え―チベット『死者の書』の世界」(角川文庫ソフィア)中沢新一、 「死者の書・身毒丸」(中公文庫)折口信夫、 「チベット死者の書―仏典に秘められた死と転生」(NHKライブラリー(6))林由香里、 「死者の書」(創元推理文庫)ジョナサン・キャロル/浅羽莢子、 「ゲルク派版 チベット死者の書」(学研M文庫)平岡宏一、 「世界最古の原典エジプト死者の書」(たまの新書)ウオリス・バッジ/今村光一、 「霊界旅行―丹波哲郎の死者の書 続」丹波哲郎、 「原典訳 チベットの死者の書」(ちくま学芸文庫)川崎信定、 「霊人の証明―続々丹波哲郎の死者の書」(丹波哲郎)中央アート出版社、 「新・死者の書」(角川文庫)丹波哲郎、 「チベットの死者の書99の謎」(二見WAiWAi文庫)おおえまさのり、 「チベットの死者の書―サイケデリック・バージョン」(八幡書店)ティモシー・リアリー、 「日月神示 死者の書―あなたの中に潜む「あの世」のかたち」(超知ライブラリー)中矢伸一、 「図説エジプトの死者の書」(河出書房新社)村治笙子、 「丹波哲郎の死者の書」(広済堂文庫)丹波哲郎、 「インド 死者の書」(鈴木出版)宮元啓一、 「異説 死者の書」(鳥影社)村神淳、 「古神道 死者の書」(TEN BOOKS)花谷幸比古、 「エジプトの死者の書―宗教思想の根源を探る」(レグルス文庫)石上玄一郎、 「チベットの死者の書 CD版―原典訳」(筑摩書房)JP Oversized、 「チベット死者の書 2―NHKスペシャル (2)」(角川書店(同朋舎))JP Oversized、 「ファラオと死者の書―古代エジプト人の死生観」(小学館ライブラリー)吉村作治、 「OS 野田暉行 死者の書(混声合唱曲)」(全音楽譜出版社)、 「死者の書―生死の手引」(平凡社)スタニスラフ グロフ、 「死者の書」(中公文庫)折口信夫、 「死者の棲む楽園―古代中国の死生観」(角川選書)伊藤清司、 「死者の書」岡本隆、 「王の心―死者の書」(カドカワノベルズ)富野由悠季、 「死者の書」(河出文庫)寺山修司、 「ヨーロッパの死者の書」(ちくま新書)竹下節子、 「チベット死者の書 1―NHKスペシャル (1)」(DOHOSHAブリスターBOOK NHKビデオ)、 「チベットの死者の書―経典『バルドゥ・トェ・ドル』」(講談社プラスアルファ文庫)おおえまさのり、 「折口信夫『死者の書』の世界」森山重雄、 「カラー版 死者の書―古代エジプトの遺産パピルス」矢島文夫、 「マンガ チベット死者の書」(講談社コミックス)桑田二郎、

書店は死者の書で満ちている。

030610

デジャヤヴゥ゛

ゲルニカ繋がりで、Yapoosの「大天使のように」を買ってみる。特に感想が思い浮かばない。リズムにもう少し工夫があるほうが嬉しいかも。ヤホホ。

マ・トリックスター・リ・ロードス島戦記ですと? というのを思いついたが、ここからどう展開していいものやらさっぱり。そういえばTVでマトリックスやってました。仮想空間であるマトリックスに操作が加えられると同じ事象が繰り返されたりするらしい。最近デジャヴしまくりなのだが、マトリックスに操作が加えられているのだろうか。そろそろスミスが現れたりして。

ミスタアァー ゥアンダェーソン!

引き続きジョナサン・キャロルの本を探しているのだが、あいかわらず「死者の書」しか見当たらない。本日訪れた書店の書架は全て「死者の書」で占められていた。書店にある本の99%は購入しないし、手にとりさえしないのであるから、多種多様の書籍であっても、すべて「死者の書」であっても私にとってはたいした違いはないと言えよう。なんだかやっぱり以前に同じことを書いたような気がする。ああデジャヴ。マトリックスに操作が加えられているに違いない。ミスタアァー ゥアンダェーソン! ああ、黒服サングラスの男が私を呼ぶ声が聞こえる。彼に見つかる前に「死者の書」を買わなくちゃ。どの「死者の書」にしようか。ミスタアァー ゥアンダェーソン! ああ、こうやって何者かに追われたことが以前も合ったような気がする。デジャブまたはマトリックスの操作。ミスタアァー ゥアンダェーソン! あれは夢だったのか、それとも。ミスタアァー ゥアンダェーソン!きっとそうだ。マトリックスに操作が…

030609

デジャヴ

ゲルニカ繋がりで、Yapoosの「ヤプーズ計画」を買ってみる。変幻自在の戸川純のボーカルの魅力を十全に引き出すことに成功しているとは残念ながら必ずしも言えない可能性がを示唆しつつも、判断を留保せざるを得ないことに遺憾の意を表すのはやぶさかではない。ヤホホ。

マ・トリックス・リ・ローデスト というのを思いついたが、ここからどう展開していいものやらさっぱり。そういえばTVでマトリックスやってました。仮想空間であるマトリックスに操作が加えられると同じ事象が繰り返されたりするらしい。これがデジャヴとして感知されたりするらしい。なんだか同じようなこと以前も書いたような気がするのだが、デジャヴなのだろうか。それともここは電脳上の仮想空間で、マトリックスに操作が加えられているのだろうか。

引き続きジョナサン・キャロルの本を探しているのだが、あいかわらず「死者の書」しか見当たらない。シシャノショ。これも以前書いたような気がしてならない。某政令指定都市で最も品揃えが豊富と思われる書店に行ってみる。やはり「死者の書」しか見つからない。しかも二冊。やはり書店の書架において「死者の書」は次第に増殖しているに違いない。悪貨は駆逐され、すべての書架が「死者の書」にて埋め尽くされる日も近い。新春死者の書新春シャンソンショー。なんだかやっぱり以前に同じことを書いたような気がする。ああデジャヴ。マトリックスに操作が加えられているに違いない。新人死者の書 人身チェーンソーショー。きっとそうだ。来るべきものが来る日も近い。全然紫蘇の葉 妊娠想像上。禅禅 寺社の祖 信心金剛像。推進地火木エンジン残像上。人選 辞書の差 人糞 消防車。戦線記者の差 緊急 冠婚場。同じことを繰り返しているような気がするのも、駄洒落が面白くないような気がするのも、これはきっとマトリックスに操作が加えられているせいに違いない。近々汽車の差 伸身 内輪差。新鮮ししゃもだ人参残念賞。きっとそうだ。マトリックスに操作が…

030602-8

ゲルニカ繋がりで、ヒカシューのボーカル巻上公一のソロアルバム「民族の祭典」を引っ張り出して、「おおブレネリ」を聴く。原曲が持つ「理由のないハイテンションの魅力」を遺憾なく引き出しているのは、やはり戸川純の力が大きいと言わざるを得ない。ヤホホ。

トマリッスク・ロリードッデ というのを思いついたが、ここからどう展開していいものやらさっぱり。そういえばTVでマトリックスやってました。よくわからないのが主人公達の目的とするところ。繭の中で寝ている人たちをすべて叩き起こして、全て灰燼と化した廃墟に放り出すのが目的なのだろうか。それは残酷というものではなかろうか。救うのはザイオンの人達だけなのだろうか。なんて真面目に考えてはいけないのだろうなあ。

偽善系 日垣隆 文春文庫 なんか怒っている人の本。怒るというのは理想なり正義なりを信じていることの証拠であるから、うらやましいことであるよなあ(詠嘆)。

広辞苑の神話 高島俊男 文春文庫 あんまり怒らない人だけど、珍しく怒っている。

ジョナサン・キャロルの本を探しているのだが「死者の書」しか見当たらない。シシャノショ。探しても探しても「死者の書」しか見つからない。ここも死者の書。あそこも死者の書。シシャノショ。そのうち、書店の書架の本全てが「死者の書」になったりして。シシャノショ。新潮社夏休み死者の書フェアとか開催されたりして。あなたにぴったりなのは、どの死者の書? そうなるとダビンチの編集部は楽になるだろうなあ。新進シャンソン歌手新春死者の書シャンソンショー。新人死者の書 人身チェーンソーショー。

一箇所に集められたツアー客が、殺人鬼に追いかけられる夢を見た。もちろん私もツアーの一員。一人一人殺されていく。私は逃げ回るが異常なしつこさで追いかけてくる。私は住所と名前を変えてひっそりと暮らすが、そのたびに殺人鬼に発見され命からがら逃げ回る。目を覚ましてから不思議に思ったのは、その殺人鬼の正体が某ネット有名人だったこと。会った事はもちろん、メールのやりとりさえないのになあ。

030601

死者の書 ジョナサン・キャロル 創元推理文庫 ミステリーだと思って読み始めたところ三分の二まで読み進んでも何も起こらないのでおかしいとは思ったのだ。何も起こらないのにこんなに面白いのは何だろうと思いつつ読み進める。有名な俳優を父親にもった故のコンプレックスを抱えた主人公とマリオネット作りの女性が、故天才作家の伝記を書くためにある村を訪れる。そこにはエキセントリックな作家の娘がいて…。出てくる人物が全員どこか歪んだ人ばかりで、作中に溢れ帰る引用と合わせて伏線だらけの三分の二。そこから一気にあれよあれよと言う間もなく。


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