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118. 第九回雑文祭縛り同等品(×3)(20111012)

(2010.2.22のツイートを再構成しました)


「彼女が待っているのか保証できません」

保身ばかりの上司に「もう」我慢できなかった。牛かよ。会社を飛び出し、遠距離恋愛の彼女の元に。学生の頃、君とよく牧場でデートしたものだ。ああなつかしきあの日々。牛と見し世ぞ今は恋しき。この手の届く距離に、いつも君を置いて暮らしたい。いざ君の元へ。走れども走れども君の街はまだとほし。

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「Twitterの140字制限によりカットされ保守できませんでした。」

星を眺めながら彼女にささやく。笹焼くと延焼で山火事になるので気をつけよう。まるでこの手が届く距離に星があるようなロマンチックな夜空に包まれて、つまらないことを言ってしまうのは本当に申し訳ないが、思いついたら我慢できなかったのさ。正直に僕の本当の気持ちをこれからつぶやこう。君が欲し

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「君よ!一番星になれ」

恣に生きてきた俺も、そろそろ年貢の納め時か。これが最後のコスプレ。衣装を倉庫の手の届く距離に保管していたのは、いつかこの日がくることを予感していたからなのか。伝説となったディズニーのコスプレ。熊のぷーさんが漫画で着なかったから、下半身はすっぽんぽん。見よ、この勇姿、立つは物干し。

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第九回雑文祭 縛り同等品:
題名「星」を含むこと
書き出し「ほし」
縛り1「この手の届く距離」
縛り2「我慢できなかった」
縛り3「牛」
結び「星」で終わる。
追加縛り:タイトルを除き、きっちり140字。

雑文祭に参加できずすいませんでした。


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